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チラージンと腹痛は関係ある?その副作用について

          

チラージンとは、甲状腺機能低下症粘液水腫クレチン病などに使用されるレボロキシンナトリウムという甲状腺ホルモンです。この薬は本来甲状腺ホルモンの分泌が少ない方に使用します。

 

薬とは何の薬でもそうですが、用法と容量を守り、服用前後の症状や検査データをチェックしていれば、深刻な副作用は出にくいものです。薬剤の服用上の注意点をまとめた添付文書には、様々な副作用が明記されていますが、これは注意喚起を促す目的が強いと思われます。(副作用が正規の薬効よりも大きいとなれば、国内での採用は認められません。)


説明書(添付文書)に副作用が明記されているからといって必ず出るとは限りませんので、あまり神経質になることはお勧めしません。しかし、記載されている以上、こういう副作用が起きることもあると、気にとめておくことは必要です。

 

主なチラージンの副作用
1.過敏症状
2.肝機能異常(AST・ALT上昇、γ―GTP上昇)
3.心悸亢進、脈拍増加、不整脈
4.頭痛・眩暈・不眠・不安感・興奮・躁鬱等の精神症状
5.嘔吐・下痢・食欲不振などの消化器症状
6.筋肉痛・月経異常・体重減少・発汗・発熱・皮膚の紅潮


その他重大な副作用として
1.狭心症
2.肝機能障害・黄疸
3.副腎クルーゼ
4.晩期循環不全

 

副腎クルーゼとは全身倦怠感や脱力感などの症状で始まり、精神症状や消化器症状など様々な症状が現れます。微熱から38度を超える高熱も見られ、急激な脱水症状血圧低下、呼吸困難、意識障害、ショックに陥ることもあります。激しい腹痛と発熱により、急性腹症と誤診されやすいので注意が必要です。発見と治療が遅れると死に至る恐ろしい病です。


ただ、チラージンの副作用としての報告件数はそれほど多くはありませんので、むやみに心配する必要はありません。


チラージンはあくまでも用法と容量を守り、医師の指示に従い、定期的な検査のもと服用しなければいけない薬だということを覚えておいてください。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/11/18-383735.php?category=3 )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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