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メンタル

アルコール依存症者が、酒量をコントロールする薬があります。

 

やめるやめると言いながらも、やめられないお酒。アルコール依存症者の身体はお酒をとることでバランスをとる状態になっているため、いくら強い意志があってもやめられないものです。それに対して、うつ手立てとして登場したのが、抗酒薬です。

 

▼抗酒薬はどんな薬?

 

アルコール依存症が治るわけではありませんが、服薬することで酒を飲めなくする薬です。お酒を分解する機能が変化し、酒を飲むと気持ちが悪くなり、お酒を一時的に飲めなくします。

 

▼抗酒薬の種類

 

シアナマイド…透明で無味無臭、液状。1日1回服用で、効果がすぐでる。その日はお酒を飲むと、激しい動悸、嘔吐、頭痛、血圧の低下などの症状が起きます。※お酒の飲み方によって危険な薬でもあります。肝障害や皮膚の発疹など副作用が出ることもあります。

 

ノックビン…粉末。1日1回服用で、効果はすぐでないが、2~3日シアナマイドと同じ効果が出て、お酒が飲めなくなる。まれに肝障害や精神症状の副作用が出ることもあります。

 

▼どうすれば飲める?

 

医師の処方が必要です。飲酒に悩まされる家族は強制的に飲ませたいと考えるかもしれませんが、通院治療の場合は、本人の治したいというはっきりした意志がないと、トラブルの原因になります。通院治療と自助グループへ参加をしてるアルコール依存症の方に適しています。

 

上記薬の種類に示したように、危険な一面をもつ薬ですから、家族の前で服用し、飲んだことを共有してもらって適切に管理することも大切です。服用後、酒を大量に飲んでしまって、異常が出た場合、病院へかけつけたり救急車を呼ぶ必要もありますし、家族がそのことを対応した医師に知らせることで、危険をスムーズに回避できます。

 

※入院治療中は本人の意志が伴わなくても、“しらふ”の体験が必要などの理由で、医師の判断により処方されることもあります。

 

 

抗酒薬は、本人の意志が治療へとしっかりむくことでもらえる、アルコール依存症の方の強い味方です。アルコール依存症の家族が、患者の言いなりになるのをやめ、出ていったりすると、「やめるから戻ってきてくれ」・・・と言い出すがやめられない…ことがあります、そのタイミングでこういう薬があるからと、病院へ行かせるのも良い手段だと思います。

 

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF-%E9%A3%B2%E9%85%92-%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9-%E6%B3%8A-%E5%96%89%E3%81%AE%E6%B8%87%E3%81%8D-%E6%B0%B4-%E4%BA%BA-159952/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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