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アルコール依存症者が早期治療へ向かうための家族の心得

 

アルコール依存症患者と暮らす家族は、心に闇を抱えながらも、共依存といって、患者を助けたい一心で、「借金を肩代わりする」「お酒を買ってきてしまう」「無理な要求をきく」など、本人がアルコール依存症から抜け出せないような手助けをしてしまうことがあります。

 

アルコール依存症者を早く回復させるために以下の心構えが必要です。

 

 

▼患者以外の家族の心身を優先させる

 

治す気のない患者よりも、まずは周りが抑圧をへらし、心身ともに健康になることです。最寄の精神保健福祉センターや病院で紹介てくれる、自助グループやアルコール依存症家族のための教室などに通いましょう。同じ仲間がそこにはいて、よくなり始めた家族がやってよかったことをきくと、今までやらなかった選択に勇気が出ます。時にそれは、患者との別居という形をとるかもしれませんが、まずは家族が元気にならなければ、患者をよくすることはできないのです。

 

逆に患者が元気になって、言いなりにならなくなってくると形成が逆転し、患者の方からお酒をやめたいと思うきっかけをつくります。

 

▼世話焼きをやめる

 

・トラブルが起きた時に謝りにいったり、尻拭いをする。

・勤務先に遅刻や欠勤の連絡をする。

・借金を代わりに返済する。

・本人の恥だからと、家族外へ問題を隠す。

 

これらは共依存と呼ばれる行為で、本人を失敗させないことで、治療に向かわせることを阻止します。追い込まれなければ、人は自分を変える勇気をもてません。

上記のように、まず家族は自分たちの心身を元気にして、患者が人生につまづき、自分を変えたいと思う機会をつくってあげてください。どうしても心配でやってしまうなら、医師や専門家に相談し、自分の判断だけで助けるのをやめましょう。

 

 

▼話し合いは本人がしらふの時にする

 

アルコール依存症者は、酔っているときは、記憶をなくしていることがあります。お酒を飲んでいますので、なんの根拠もない気の大きいことを平気で言います。お酒がぬけると、会話したことは全部忘れています。

 

◎治療に向けて、話し合うときのポイント

 

・お酒を飲まずにいられなかった人生の辛さをねぎらう。

・非難はせず、ともに幸せになるために、今までのやり方を変えていきたいと提案する。

・本人に変える気がないようなら、自分はこうするつもりだと、自分の対策を伝える。

・連続飲酒は、本人の意志だけでは治らないこと、治療を受ければ治ることを伝える。

・治療に遅いはない ことを伝える。

・一度治療に取り組み、再発したときは「アルコール依存症は一度かかると、一滴のお酒で再発する脳になってしまう。7割のアルコール依存症者が再発を経験してる。そんなことは私は覚悟していたことだから、何度でもまた治療しよう。」と伝える。

 

 

以上を心にとどめ、できるだけ遠回りのない治療を進めていきましょう。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%93%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%AE%B6%E6%97%8F-%E5%AD%90%E4%BE%9B-%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%90-203349/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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