育児
子供の熱性痙攣!こんな時、どうしたら良いの?!
子どもが高熱を出した場合、熱性痙攣を起こしてしまうことがあります。初めて見る“子供の痙攣”に、親は動揺してしまいます。熱性痙攣のことを少しでも頭に入れておくと、いざというときに対処ができます。
◆熱性痙攣とは?
まだまだ未熟な脳が、高熱によってショートしてしまう現象です。子供の成長と共に、脳も発達していくので、痙攣をしなくなります。
◆どんな症状?
一気に熱が上がっていくときに起こりやすく、全身の痙攣が見られます。中には嘔吐をしてしまう場合も。熱性痙攣が起こった後は後睡眠という、意識を失ったかのように眠る症状が見られます。
◆痙攣時の対応とは?
・痙攣中は床に横向きに寝かせる(嘔吐しても喉につまらないように)
・痙攣の時間を把握する
・痙攣の出方を把握する(手足の痙攣が左右対称かどうか、目線など)
・大声で声をかけたり、揺らしたりせず、安静にさせましょう。
・痙攣が治まった後に病院へ。痙攣時間と出方をしっかりと医師に伝えましょう。
熱性痙攣自体は1~2分程度で収まることが殆どです。その後、様子を見て病院へつれて行きましょう。5分も続くようであれば救急車を呼ぶことが最適です。
初めて痙攣を目の当たりにする親は、とても動揺してしまい、パニックになってしまいますが、熱性痙攣は小さいお子さんによく見られる症状です。しっかりと知識をもつことが最大の対策になります。
(photo by: http://www.ashinari.com/2008/08/20-006803.php )
著者: カラダノート編集部