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女性のカラダの悩み

女の子のお母さんにこそ知ってほしい「ピル」

 

「ピル」と聞くと、どんなイメージでしょうか。女性が自発的に避妊するためのもの?それなら、妊娠する可能性のある行為をしない女性には必要ない薬でしょうか。いいえ、ピルは、れっきとしたホルモン剤。欧米では80%以上の女性が低用量ピルを便利に使っています。

 

■若い女性にこそ必要なピル

初経から大人の女性として体が成熟するまでの間は、子宮や卵巣が十分に育っていないため、経血をスムーズに子宮の外に押し出すことができず、強い月経痛を感じることがよくあります。この症状の緩和に、ピルは大変有用です。

しかし、お母さんたちの間で、「子どもを婦人科に連れて行きピルを処方してもらう」という認識はほとんどありません。

 

■「ピル」はなんとなく不安なのはなぜ?

母親世代はピルに対する不安が大きいようです。

 

確かに、今から40年以上前に開発された頃には、ピルにはホルモンが多く含まれており、副作用が出ることがありました。また、「避妊=悪いこと」とする社会的な風習や、「避妊するような行為をする人が使う薬」というイメージが先行し、「悪い薬」として副作用が誇大広告されたこともありました。

 

当時の厚生労働省が、ピルの有効性や副作用のデータが明らかになっても、「性のモラルが崩れる」などとして、なかなか低用量ピルを認可しなかったことで、低用量ピルが日本で使えるようになったのは、世界に遅れること40年も経ってからでした。その間、経口避妊薬としては月経困難症の治療などに使用できた中・高容量ピルを使用せざるを得なかったことも、ピルのイメージダウンに拍車をかけました。

 

しかし、現在ではホルモン量は5分の1以下になっており、目立った副作用もなくなってきています。また、避妊以外の効果が解明され、さまざまな治療目的に使用されるようになっています。

 

■月経痛の緩和にピルを

ピルによって少量ずつ女性ホルモンを摂ることで、脳からの排卵指令を抑制し、体内で分泌される女性ホルモンの働きを減らします。結果、子宮内膜の増殖を抑え、月経量と月経痛を抑えることができます。

月経痛に悩みつつ我慢していたり、月経痛で学校を休まなければならない人がいるのも事実。月経が開始しして間もない若い女性のお母さんこそ、ピルに対する正しい知識を持って活用していきたいですね。

 

ピルは婦人科などの医療機関で処方してもらうことができます。まずは女性外来などで相談して、ピルについての説明を受けるだけでも良いかもしれません。ピルに対する認識が変わるかもしれません。

 

photo by://www.ashinari.com/2012/08/16-367146.php?category=9

著者: seasideさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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