カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 頭痛 >
  3. 吐き気・嘔吐 >
  4. ストレス性頭痛、吐き気の見分け方!痛みの特徴、すぐできる対処法まとめ

頭痛

ストレス性頭痛、吐き気の見分け方!痛みの特徴、すぐできる対処法まとめ

激痛ではないがけれど日常に支障がでてしまうストレスによる頭痛。慢性化するとなかなか治らず悩まされている方も多いのではないでしょうか。今回は他の頭痛との見分け方や、ストレスによる頭痛の対処方法をご紹介します。

 

頭痛とは

大きく分けて二種類あります。命にかかわる頭痛と、そうではなく日常の中で起こりうる頭痛です。命に関わる頭痛は一刻も早く、早急に受診し、脳のCTやMRIを撮る必要があります。

 

日常の中でよく起こる頭痛には偏頭痛、群発性頭痛、緊張性頭痛があり、どれもストレスに関連があるのですが一番は緊張性頭痛がストレスと関係があると考えられます。また、副鼻腔炎でも頭が痛くなることがあります。

 

頭痛の種類を見分ける方法

  • バットで殴られたような痛みと嘔吐 ⇒ くも膜下出血
  • おでこ、頬も痛い頭痛       ⇒ 副鼻腔炎
  • ズキズキ、と脈うつ片側の痛み   ⇒ 偏頭痛
  • グーッ、と目の奥も痛い頭痛    ⇒ 群発性頭痛
  • ギューッ、締め付けられる痛み   ⇒ 緊張性頭痛

(上記の表現は一例です。)

 

厳密に頭痛の名前をつけるのはむつかしく、ズキズキとした痛みの偏頭痛と、ギューとした痛みの緊張性頭痛が両方現れることもあります。日によって違う頭痛が現れることもあります。病院にかかる時は痛い場所や痛む様子、時間帯、痛みが強くなっているかどうか、などを詳しく伝えるのがコツです。

 

危険な頭痛とは

命の危険がある頭痛のことです。一例として、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎があります。

 

くも膜下出血でしたらガーンと殴られたような激しい痛みが出ますので区別は簡単です。早急に救急車をよび、脳の出血をとめ、脳に圧力がかからないように治療しなくてはなりません。麻痺などの後遺症だけでなく、最悪の場合、死に至ります。

 

脳腫瘍でしたら痛みが月単位、年単位で強くなる傾向があります。しびれが出たり、目の見え方が変わることもあります。

 

髄膜炎も徐々に痛みが増しますが、高熱が出るのが特徴です。子供がなるイメージですが大人でもなることがあります。頭痛に加え、首のこわばりがありうまく動かせません。高熱、嘔吐、喉の痛み、咳等の症状もあらわれます。

 

鎮痛薬を自己判断で安易に飲むと、医師は病気本来の痛みや熱を知ることができませんのでご注意ください。

 

日常におこる頭痛とは

偏頭痛、群発性頭痛、緊張性頭痛を主にさします。とりわけ緊張型頭痛の患者さんが一番多いと言われています。

 

この緊張型頭痛とは、筋肉の緊張からくる痛みが特徴です。頭全体を締め付けられるような痛みで、ギューッと痛い、重たい、などと表現されます。ズキズキしない、嘔吐がないのも緊張型頭痛の特徴です。

 

筋肉が緊張する理由の多くがストレス、過緊張状態、長時間のパソコン作業等のデスクワークなどです。とりわけ最近では、ストレスにフォーカスが当てられています。

 

ストレスが頭痛を引き起こす理由

ストレスは体をこわばらせます。無意識に歯を食いしばったり、強く手を握ったりすることもありますね。血管の筋肉でも同じように力が入っていますので、その結果、血管はギュッと細くなります。そして細い血管は流れが悪いので、頭、首の筋肉に酸素や栄養を送ることができず、痛みが生じると考えられています。

 

ストレスによる頭痛の症状

  • ・両側がいたい
  • ・締め付けられるような痛み
  • ・拍動しない
  • ・嘔吐はない
  • ・脳に異常はない
  • ・階段を登るなどの動作で痛みが増減しない

 

ストレスによる頭痛に吐き気は伴う?

頭痛と一緒に吐き気を伴うことも多くありますね。気持ち悪さや嘔吐がある場合は緊張性頭痛のほかに偏頭痛も患っていると考えられます。

 

実際、この二種類の頭痛は併発することが多く、現場の医師も厳密には区別して診断することが難しいのです。

 

この場合、偏頭痛の治療として頭痛薬を使用し、また、吐き気止めを使用します。

 

頭痛と吐き気の関係

吐き気を伴う頭痛の特徴は、頭の片側のみで起こることが多い、ズキンズキンと鼓動にあわせて脈打つような痛み、普通の景色がチカチカと光って見えるような閃輝暗点(せんきあんてん)などがあります。

 

これらの症状が軽いうちはいいのですが、悪化してくると気持ちが悪くなり実際に嘔吐してしまうことがあります。

 

なぜ頭痛が嘔吐を引き起こすのかはわかっていませんが、頭痛の激しさと嘔吐に関連があるといわれています。

 

風邪による吐き気との違い

風邪症候群の吐き気と頭痛による吐き気は大変似ていますし、また偏頭痛もちの方は風邪を引くと頭痛嘔吐の発作が出ることがあります。

 

厳密に区別することはできませんが、風邪の場合はいくつかの特徴があります。

 

風邪症候群の嘔吐には下痢をともなうこともあるのですが、頭痛による嘔吐の時には下痢はありません。また、風邪でしたら菌やウイルスの感染で起こりますので発熱や節々の痛みを伴いますし、血液検査では白血球の増加も見られます。

 

頭痛に伴う吐き気の特徴

頭痛時の吐き気は頭痛の激しさが増してくると引き起こされるのが特徴です。すでに嘔吐している場合は吐き気止めを使用するとよいですが、基本は頭痛を悪化させないことが大切です。

 

吐き気を伴う頭痛の時に飲む薬

吐き気のある偏頭痛のときの薬は、大きく分けて3種類あります。予防薬、頭痛発作薬、吐き気止めの三種類です。

 

まずは予防薬です。

偏頭痛は脳の血管の震えや血管が太くなって神経に触ってしまうことが問題です。

 

バルプロ酸ナトリウム、プロプラノロール、アミトリプチリンというこれらの薬は、脳の頭痛の大元となる血管の震えを抑える働きをし、頭痛になる頻度を低くします。

 

眠くなったり血圧に変化が出たりする薬ですし、また毎日飲むことになりますから副作用を把握した上でスタートしましょう。

 

次に頭痛発作が起きたときに飲む頓服薬です。

アセトアミノフェン、ロキソプロフェンナトリウム、エルゴタミン製剤、トリプタン製剤です。

 

現在の主流はトリプタン製剤です。飲むタイプや添鼻タイプ、自己注射タイプなどいろいろな方法があるのも便利です。

 

エルゴタミン製剤は使いすぎると、この薬によって頭痛が悪化することがありますので注意が必要です。

 

最後は吐き気止め、メトクロプラミドです。

このお薬は嘔吐の発作がある時に使用しますが、最近の研究によって、この薬の服用がほかの頭痛薬の吸収をよくするということがわかってきました。

 

今後、この薬は吐き気の有無にかかわらず、頭痛薬と併用されるようになるでしょう。

 

ストレスによる頭痛と吐き気の関係

現在はまだ、なぜ頭痛が吐き気を引き起こすのかわかっていませんが、自律神経バランスが関係あるといわれています。

 

吐き気と深い関わりがある胃も、自律神経によって制御されています。私たちの意志とは関係なく働く自律神経は、規則正しい、ストレスのない状態で最高のパフォーマンスを発揮してくれるのです。

 

自律神経の乱れは、私達の体に無理がかかっている事を教えてくれているのです。

 

ストレスによる頭痛の時の対処法

ストレスをなくせることが一番ですが、そうもいきませんのでお薬、入浴、体操、ハーブティー、漢方薬、鍼灸、指圧、認知行動療法などをうまく利用します。

 

ストレスによる頭痛の薬

ポイントは予防薬にあります。

痛いときには痛み止めを用います。市販のロキソニンやアセトアミノフェンなどです。

 

予防薬には抗うつ薬、抗不安薬、筋弛緩薬を使います。これらのお薬は、別に、うつや不安といった症状がなくても処方されることがありますので、出された時には驚く必要はありません。

 

これらの薬が緊張をほどき、血流を改善してくれ、結果、頭痛にならない体質を作ってくれます。

 

アミトリプチリンという抗うつ薬が最もメジャーで推奨されています。

昔からあるお薬で、口の乾きや便秘等の副作用もあります。

 

他には抗不安薬のアルプラゾラム、筋弛緩役のチザニジン、エペリゾンなどがあり、ときに二種類ほど併用することもあります。どれも眠くなる可能性がありますので運転や集中する作業の時は注意が必要です。

 

また、これらの薬は一般的な内科や精神科ではなく、頭痛に詳しい医師でないと処方できないことがありますので、病院を選ぶことも大切です。

 

ストレスによる頭痛の時に飲むハーブティー

フィーバーヒューというハーブはよく頭痛に用いられます。このフィーバーヒューを日本語にすると熱、炎症を冷ます、という意味になります。

 

とりわけズキズキ痛む偏頭痛の方に効果があると言われていますが、緊張性頭痛と偏頭痛の両方を持っている患者さんは多くいますので一度試されるといいでしょう。お茶として、サプリメントとして摂取します。

 

ストレスによる頭痛の時に飲む漢方薬

葛根湯(かっこんとう)という漢方薬は首、肩、肩甲骨周りを温め、血流をよくして頭痛を改善してくれます。

 

緊張型頭痛に限らず、四十肩や肩凝りなどにも効果的です。

早い方は1週間で効果を感じます。温かい湯で飲むとさらに効果的です。

 

ただ、葛根湯には交感神経を元気にさせる働きがあります。交感神経は緊急時に頑張るための神経なので、夜遅くに飲むことはおすすめしません。

 

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)という漢方薬は全身の血流改善に用いられるお薬です。

冷えたりのぼせたりと日頃から血流の乱れが気になる頭痛の方にいいでしょう。成分のシナモンには微小血管の拡張作用も認められています。

 

抑肝散(よくかんさん)とい漢方薬は、仕事でイライラしてストレスが溜まる方に用います。

 

男女に使えますが、女性でしたら加味逍遥散(かみしょうようさん)の方がいいようです。イライラに加え、ホルモンバランスも整えてくれます。ストレス緩和の根本的な部分を改善してくれます。

 

ストレスによる頭痛の時の入浴方法

入浴は緊張をほぐし、血管を広げるために必要ですので、ぱぱっと済ませては効果的ではありません。39度ほどの湯にゆっくり浸かるのが理想です。じんわりを汗をかくことが大切です。

 

ぶつけた痛み、腫れている傷みなど、一時的な痛みは冷やした方がいいのですが、慢性的な痛みや筋肉の緊張による痛みには血流障害が関与していますので、血管を拡張させるためにも温める方が有効です。

 

頭痛体操

腕振り、胴回し、座位での体操などがあります。比較的手軽で、5分もかからずにできるものです。

 

身体をまっすぐ伸ばし、頭は振らずに両腕だけをブンブンリズミカルに振る方法、頭を振らずに胴体をリズミカルにひねる方法があります。どちらも楽しく二分ほど行います。

 

緊張型頭痛は本当に多くの人が悩んでいる頭痛です。上記に沢山当てはまるようでしたら一度受診をしてみましょう。また、自己判断は危険ですのでほかの病気がないことを医師に診てもらってから治療を進めていくようにしましょう。 

(Photo by://pixabay.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-12-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

吐き気・嘔吐に関する記事

頭痛&吐き気のダブルパンチ!その場合って何が原因?やっぱり病気の可能性もあるの?

頭が痛いと何をするにも頭が働かなくなるのでとてもつらいですよね。その頭痛がひ...

頭痛・吐き気・ストレスの3つと関係する緊張型頭痛とは

頭痛にはいくつか種類があり、一般的に患者数が多いのは片頭痛と緊張型頭痛です。...


急な頭痛、吐き気、ひどいめまい…それってメニエール病かも

頭痛や吐き気から考えられる病気のひとつがメニエール病です。メニエール病の『メ...

頭痛と吐き気が…憶えておきたい、頭痛から考えられる4つの病気

普段から頭痛がある場合、頭痛になれてしまっていることもあり、症状の裏に病気が...

カラダノートひろば

吐き気・嘔吐の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る