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育児・子供の病気

ダウン症児の顔・行動・その他の特徴は?ダウン症の赤ちゃん・子供にはどう接する?

ダウン症は、体細胞の21番染色体が一本多く存在する疾患で、21トリソミーとも言われることがあります。

 

古くからダウン症と思われる疾患は報告されていましたが、似た症状をまとめ上げ、ダウン症としてイギリスの医師が一括りにしました。

この眼科医、ダウン博士の名前にちなんでダウン症と呼ばれています。

 

ダウン症児は外見だけでもそうとわかるように、多くの特徴を有しています。

ここでは、ダウン症児の特徴と、どう接したらよいか?についてまとめました。

 

ダウン症の子どもの特徴

顔の特徴

・顔が平たい

・目と目の間がひらいている

・目がつり上がっている

・二重瞼がはっきりとしている

・舌が口からはみ出すほどに大きい

・首が太く短い

・頭を上から見たとき、縦長でなく横長に見える

 

こうした顔の特徴は、顔の中心部分があまり成長しないのに対して、顔の外側が成長することによって、こうした特徴が見られるようになるとされています。

 

こうした特徴は、比較的欧米人よりも日本人の顔の特徴に当てはまるものです。

そのため、欧米人から日本人の顔を見ると、ダウン症のように見えてしまうということがあるそうです。

 

行動・その他の特徴

・長期記憶が良い

・時間の経過を把握するのが苦手

・抽象的、漠然とした話は苦手

・感受性が強く、思いやりに富んでいたり人の気持ちをよく汲む

・模倣上手で、目から入った情報を覚え、観察し、形態や空間を認知することに優れている

・耳からの理解や認知が苦手

・言葉より行動で表現する方が早い

・想像力や空想力が豊かで過度になるとストレスに感じる

・独り言が多くストレスの軽減に効果があることがある

・手先が器用

・動作は遅く、手指の筋肉は弱い

・筋力の低緊張があり、同一年齢の子どもより筋量が少ない

・薬が効き過ぎ、副作用が出やすい傾向

 

とくにダウン症を発症した子どもを持つ親御さんや、ダウン症児と接することが多い人は、こうした特徴をよく知っておく必要があるでしょう。

 

生活の中で見える、ダウン症の特徴

ダウン症は、健常者よりも染色体の数が1本多いだけの違いですが、そう簡単に言えてしまう以上に、健常者との違いが多く見られます。

それは顔や性格にもあらわれますし、生活していく中でもさまざまな違いが見られます。

 

運動機能のハンディキャップ

一説には、ダウン症児の30%~40%に何らかの心疾患が生じると言われています。

心臓に障害があると酸素の供給がうまくいかず、マラソンなど激しい運動を行う際には、医師の診断が必要なことがあります。

 

また、ダウン症児は筋肉の低緊張や過伸展のために、体重を支える機能の発達が遅れたり、それによって運動発達全体が遅れたり、肥満になることもあります。

これによって、階段の昇り降りをすることを恐れたり、姿勢の保持が難しかったりが目立ちます。

 

消化器系の障害

消化器系の障害では、食道や腸に異常が認められることがあります。

食道閉鎖や鎖肛、十二指腸閉鎖などが生じると、生後間もない時期に手術をする必要が出てくることもあります。

 

眼科系・耳鼻科系の障害

ダウン症では、眼科系に障害が出ることもあります。

眼科系では斜視や白内障、近視、遠視、乱視などといった症状が見られます。

特に近視や遠視、乱視といった屈折異常は多く見られ、近視、遠視に乱視を伴っていることも多くあります。

 

耳鼻科系の障害では、外耳道閉鎖、中耳炎、鼻炎などがあります。

難聴を生じていることも多く、ダウン症特有の言語発達の遅れが言語発達を阻害していることもあるようです。

ダウン症児の約半数に聴力の問題が認められるのですが、そのほとんどは滲出性中耳炎です。

 

他にもダウン症児は、急性白血病を発症するリスクや、アルツハイマーを発症するリスクも高いとされています。

 

「どう接したらいい?」ダウン症の子ども・赤ちゃんへの接し方

ダウン症は、染色体異常の疾患の中で最もよく見られる疾患ですから、子どもと同じクラスにダウン症の子がいる、あるいはご近所さんにダウン症の子どもがいるという人も多くいると思います。

 

しかし同時に、話しかけたいけどどう接していいか分からない、どうすればいいのかと、対応に悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

 

ダウン症の子の発達を理解する

ダウン症の子は、発達がとってもゆっくりです。

例えば、首すわりを例に挙げて考えてみると、健常児であれば3ヶ月半のところ、ダウン症児だと6~8ヶ月ごろになります。

 

こうしたダウン症の子の発達を理解して、健常児と同じものさしではからないことが、ダウン症児を理解する上で大切です。

 

ダウン症の子はどんな子か知る

ダウン症の子は、とても明るい子が多いです。

ただ、一つの環境や一つのこと、一人の人に慣れるまでとても時間がかかります。

そのため、知らない人に対してはもしかしたら最初は警戒するかもしれません。

 

ですが、顔を合わせたとき「こんにちは」などと声をかければ、おのずと本人が「この人はいつも朝会う近所の人」などといったように認識をしていくでしょう。

そうすれば、本来の人懐っこさを向けてくれるようになり、かわいい笑顔を見せてくれるようになります。

 

その子のペースで

ダウン症の子は、ここの場所では決まってこれをする、帰ってきたら玄関で靴下を脱ぐ、鉛筆は背の小さい順にしまうなど、詳細な決まりごとを持っている子も多いです。

 

新しい人がその子のコミュニケーションの範囲に自然に入っていくのは良いのですが、ダウン症の子本人のこうしたこだわりやパターンをなるべく崩さないよう接してあげるよう気をつけましょう。

 

何よりも「ダウン症の子ども」ではなく、○○ちゃん、○○くんとして接するということが大切ですね。 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/10/09-371713.php?category=51])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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