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気になる病気・症状

アルコールによる眠気は危険信号?! 二日酔いが原因の様々な症状とは?

 

アルコール摂取には眠気が伴うことは当然と思われるかもしれませんが、その眠気発生の原因にも様々な要因が考えられます。

その眠気が単なるアルコールによるリラックス作用ならば問題は無いのですが、体温低下や、更にはアルコールが脳の中枢神経に影響を及ぼし始めた兆候である場合は、その眠気は人体が発する危険信号ととらえなければならないのです。

 

●アルコールで神経がリラックス

アルコールは脳や神経の活動を抑制させる効果があり、それはリラックス状態に近いものがあります。

成人男性が仕事の疲れやストレスを解消するために飲酒を行なうのにはそうしたリラックス作用を求めてのことでもあるのです。

 

●体温を下げ眠気を誘発

アルコールを摂取すると、体温が低下し、体温の低下が脳に眠気を発生するシグナルとして作用します。

そのままアルコールを摂取し続ければ、さらに体温は下がり続け、眠気も増していくことになるのです。

 

●大量のアルコールは脳の活動を抑える

大量のアルコール摂取は脳の活動を抑える働きがあり、それが蓄積されると最後には意識を奪うようなことも有り得ます。

結果的にみればこの意識を奪う状態も、アルコールの睡眠作用とも言えますが、アルコールの過剰摂取による意識障害は寝付きとしては最悪の状態です。

 

 

アルコールの大量摂取により脱水症状など危険な状態のまま意識を失うので、眠ったまま深刻な症状に発展し、命を失う可能性すらあります。

たとえば冬の深夜などの飲み会の帰り道で、体温が低下した状態は非常に危険と言えます。

また、脳の活動は生命維持に不可欠であり、アルコールによってその活動が抑えられた状態は、あらゆる意味で危険を伴うものであるということを自覚しましょう。

 

 

アルコール分解過程で発生する微熱・頭痛

体内に吸収されたアルコールは肝臓で分解されることになりますが、このアルコール分解過程で発生するアセトアルデヒドには毒性があり、アルコール分解過程が完了してアセトアルデヒドが無害な酢酸に分解されるまでには、微熱や頭痛が発生することもあります。

 

●アルコールをアルコール脱水素酵素で分解

摂取され人体に取り込まれたアルコールは、最初にアルコール脱水素酵素によってアセトアルデヒドに分解されます。

 

<アセトアルデヒドは強い毒性を持つ>

アルコール分解の中間物質であるアセトアルデヒドは強い毒性をもち、このまま未分解で体内に残存すると様々な症状を引き起す二日酔いの原因となります。当然、微熱や頭痛もこのアセトアルデヒドの未分解によって発生します。

 

●アセトアルデヒドをアセトアルデヒド脱水素酵素で分解

人体に有害なアセトアルデヒドは、さらにアセトアルデヒド脱水素酵素の働きによって酢酸に分解され、最後は水と二酸化炭素として体外に排出され、体内でのアルコールの処理は完了します。

 

●アルコール分解能力の限界が二日酔いに

人体にはアルコール分解能力が備わっていますが、その分解能力には個人差があり、特に日本人は分解能力が少ない人種とされています。

 

そのため過剰にアルコールを摂取すればたやすく分解能力の限界を超え、アルコールが分解途中でアセトアルデヒドとして体内に残るようになってしまい、二日酔いとして微熱や頭痛を発生させることとなります。

 

アルコール分解過程の微熱や頭痛は、アルコール摂取をし始めた段階ではアルコール自体の酩酊作用に紛れて自覚することはほとんどありません。アルコール分解が長期化する二日酔いになって初めて、頭痛や微熱を自覚することになるのです。

 

微熱や頭痛はわずかでも不快な症状であり、このような不快な症状を持ち越さないよう、一晩で全て分解できるアルコール摂取量に制限することが大切です。

 

 

二日酔いによる頭痛の原因は「アセトアルデヒド」?!

二日酔いとは一度に大量のアルコールを摂取することで、人体のアルコール分解能力以上のアルコールが体内に残存することによって発生します。

 

特に問題なのが、アルコールを分解する過程に発生するアセトアルデヒドであり、この毒性が頭痛を発生させる最大の原因となるのです。

 

また、アルコール分解・排出のために大量の水を消費し、それによる水不足なども頭痛の原因となります。  

 

●アルコールがアセトアルデヒドとして残存 

二日酔いによる頭痛の最大の原因は、アルコール分解の中間物質であるアセトアルデヒドの毒性によるものです。

 

人体のアルコール分解能力以上のアルコールを摂取することで、人体に毒性のあるアセトアルデヒドの量が体内で増加し、その毒性で発熱、更には頭痛を発生させます。 

 

●脱水症状による低髄液圧による頭痛 

アルコールを分解するためには大量の水分が必要とされ、二日酔いの状態は急激に脱水症状を起こした状態となっています。この脱水症状により、低髄液圧などの水分不足が頭痛を発生させる原因ともなります。 

 

●アルコールによる血管拡張作用で頭痛増進 

アルコール自体に血管拡張作用があることも、二日酔いによる頭痛を悪化させる要因ともなるのです。二日酔いの状態は摂取した大量のアルコールを分解中であることを示し、毒性のあるアセトアルデヒドだけで無く、まだ未分解のアルコールも残っており、その血管拡張作用は継続しています。そのため、上記の頭痛の症状をさらに悪化させる役割をアルコールが果たすことになるのです。

 

アルコール分解によるアセトアルデヒドの発生や、水不足による脱水症状、さらにはアルコールの血管拡張作用などアルコール摂取には頭痛の原因となる要因がいくつもあります

 

社会活動において飲み会も重要ですが、自身のアルコール分解能力を超えないよう飲む量を抑えることも重要です。

 

 

アルコールによるめまいは血行の乱れ?

アルコールを大量に摂取すると起こるめまいは、アルコールによる脳の活動の抑制、酩酊作用によるものと思い込みがちですが、必ずしもそうとは限りません。

アルコールの酩酊作用でめまいなどが起こるのは、かなり大量の飲酒が必要となります。

めまいの原因としてはアルコール自体の作用に加えて、アセトアルデヒドの毒性も大きく関わるケースが考えられるのです。

 

●著しく血行を乱すアルコール

アルコールは人体の全身を巡る、血流に大きく影響を及ぼす作用を持っています。

それはアルコールの血管拡張作用と、アルコールを分解する上で生成されるアセトアルデヒドの血管収縮作用です。

 

●飲み始めに血管を拡張するアルコール

アルコールを飲み始めると、まずは血管を拡張させる作用が働きます。血管が拡張されればその分、全身を巡る血流が促進されることになります。

この作用によって全身、特に脳に過剰な血液が流れ込むことになります。

 

●アルコールが分解され始めると逆に血管収縮に

しかし、摂取したアルコールが分解され始めると、生成されたアセトアルデヒドの作用によって血管が収縮を初め、それまで促進された血流が治まり、脳に送られていた大量の血液が一気に引いてしまう現象が起こるのです。

この脳の虚血作用がめまいの原因となるのです。

 

アルコールの摂取量によっては、この虚血作用がより深刻になり、意識を一気に失わせるほど深刻になる場合もあります。

二日酔いになるほど大量にアルコールを飲むことは、いつ意識を失うかわからないリスクを抱えると言うことでもあるのです。

安全に帰宅するためにも酒量は節度を持ってコントロールしましょう。

 

二日酔いで最も危険な脱水症状

様々な不快な症状を引き起す二日酔いですが、その二日酔いの中でも最も危険な症状が脱水症状です。

アルコールには利尿作用があり、利尿作用によって大量の水分が急激に失われることになり、脱水症状に陥りやすくなります。

 

●アルコール分解には水分は必要ない

アルコール分解自体には水分はそれほど必要ではありません。アルコール分解を行なう酵素は二種類の脱水素酵素であり、その分解の過程ではむしろ水分が発生するようになっているのです。アルコール摂取で水分が大量に必要とされる要因は、分解の後の排出に大きく関わってきます。

 

●アルコールを体外に排出するための利尿作用

アルコールは分解する過程において、毒性のあるアセトアルデヒドが生成され、身体は毒性のある異物とみなし中毒作用や拒否反応を示すことになります。

その拒絶反応、中毒作用を緩和するために、人体は摂取したアルコールを速やかに排出するために利尿作用を発生させます。

この利尿作用によって摂取したアルコールが分解されたものが体外に排出されることになり、このとき大量の水分も同時に失われることになるのです。

 

●急性の脱水症状で痛風にも

アルコール排出のために水分が失われ脱水症状となれば、関節に耐えがたい痛みを与える痛風も一時的に発症する危険性があります。

 

二日酔いになるということは体内で未だにアルコール分解が進行中であるということで、そのアルコールを全て排出するために水分が失われ続け、脱水症状が進行していると言うことでもあります。

脱水症状の危険を下げるために、二日酔いで苦しくても水分補給は怠ってはいけません。

 

 (Photo by: http://www.photo-ac.com/main/detail/7571)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-09掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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