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育児・子供の病気

プラダ―・ウィリー症候群の発達について

 

15番目の染色体の構造異常によって生じる染色体異常をプラダ―・ウィリー症候群と言います。プラダ―・ウィリー症候群は肥満や低身長などいくつかの共通した症状が見られるために症候群という呼び方をされています。その中でも発達不全や発達遅滞についてここではご紹介していきます。 

 

運動機能の発達遅滞

プラウダ―・ウィリー症候群の子どもは新生児期から乳児期にかけて極端に筋力が低下します。それは哺乳に困難が生じるほどで、この筋肉の緊張低下は1歳頃を境に緩和されていきます。こうした筋肉の弱さによって乳児期から2歳ごろにかけての運動の発達が遅れます。

 

この時期の発達で見られるおすわりやハイハイ、一人歩きなどが遅れ、首がすわるのが9か月前後、一人歩きができるようになるのが3歳前後になります(個人差はあります)。

 

筋力の低下は成長と共に改善していきますが、それに代わるようにして肥満症状が見られるようになっていくため、運動機能は劣ります。筋肉などを動かす上での協調性もとれていないため、激しく体を動かすことは骨折などの原因になりやすいです。

 

知能の発達遅滞

知能の遅れはあまり重いものは見られません。全体としては軽度から中程度で、正常である場合もあります。知能指数は40~105程度で、50前後が多いとも言われています。抽象的なことを考えたり、抽象的な情報を使うことは苦手なようですが、食欲亢進の状態だからか、食べ物を探す知恵には優れているところがあるようです。

 

言語発達の障害

言語発達の障害は多くに見られます。精神発達の遅れや運動機能の発達遅滞もこれに関連していると考えられており、発声を行うための筋肉が弱かったり、唾液の量が少ないことも関連があるとされています。これによって発語する能力の発達は遅れがちですが、言葉を理解する能力の発達はそれほど悪くなく、これによって理解しているのに伝えられないというジレンマを抱えることがあるようですので、言語療法を行うとよいでしょう。

 

この他独特な顔つきなど、外見的な特徴も多く存在します。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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