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関節痛・腰痛

関節の炎症による発熱は実は熱感かもしれません

 

 

関節痛の原因である関節の炎症に伴う患部の発熱ですが、実はそれは熱感といって、実際に体温が上昇しているのではなく、単に血液が大量に患部に集中することで感覚的に熱さを感じているだけの症状かもしれません。

この熱感を引き起すのが患部の血管の拡張であり、患部を冷やすアイシングが拡張した血管を収縮させ、熱感を抑制することに繋がります。

 

■関節の炎症による発熱

●炎症による発赤、熱感

 関節痛と同時に発生する発熱のほとんどは、関節の炎症に伴う発赤と熱感という症状です。

これらの症状は炎症を起こした関節部位の血管を拡張し、血流が一時的に増加することによって発生するものであり、発熱症状とは別のメカニズムによって発生します。

 

●実際に発熱していない熱感

 熱感とは発熱とは違い、血流が増加したことで感覚的に熱く感じるだけで、実際に体温自体はほとんど変化しません。

 同様に関節痛の応急処置として使用する冷湿布も実際に体温を下げているのではなく、単に皮膚の冷感点を刺激するだけで体温の変化は全くないのです。

 関節痛が緩和するのも、患部が冷やされたからではなく、消炎作用により炎症が緩和した結果となります。

 

●患部を冷やすことで血管を収縮

 重度の熱感が伴う関節痛の場合、患部を冷やすことで症状が緩和します。

この冷却の目的は熱感によって感じられる熱を冷やすことではなく、患部を冷やし血管を収縮させることで増加した血流を減少させ、発赤と熱感の原因を解消することにあるのです。

 

 関節が炎症となれば関節痛とともに熱を感じることとなり、本人は発熱していると感じるものですが、実際には熱感という感覚的に熱を感じているだけなのです。

実際に発熱していないとはいえ、患部を冷やすアイシングが症状を和らげる効果があることも事実であり、応急処置などを変更する必要はありません。

 

 

突き指以外の指の関節痛の原因とは?

指の関節痛と言えば、まず思い浮かぶのが突き指ですが、突き指以外にも指の関節痛を伴う疾患は色々なものがあります。

 

●手根管症候群

手根管症候群の手根管とは手首にある腱と神経が通っている管のことであり、その中を通っている正中神経が圧迫されて引き起される症候群のことです。

 正中神経が圧迫されることで、中指や人差し指、親指にしびれなどの症状が現れ、特に夜の就寝時などに症状が悪化し、指関節の痛みを伴う場合があります。

 

●指の腱鞘炎

パソコンが普及し、デスクワークでタイピング必須となった現代において、もはや職業病となった腱鞘炎は、肘に痛みが発生するだけでなく、指関節にも痛みや痺れ、指の動きの異常などが現れます。

 

●化膿性腱鞘炎

 運動性の指関節の異常では無く、細菌などに感染し、関節にまでその細菌が広がることで発症する特殊な腱鞘炎となります。指全体が腫れ、指の関節が曲がった状態のままになってしまい、無理に伸ばそうとすると関節に痛みが発生するようになるのです。ご存じの通り、手先の指というものは日常生活で特に細菌と触れ合う機会の多い器官であり、指先に小さな傷でもあった場合は、そこから簡単に細菌が入り込むことが考えられます。

 

●関節リウマチ

関節リウマチは、免疫異常によって全身に炎症が発生する全身疾患であり、その症状は当然指にも及びます。指の関節がリウマチによって炎症を引き起し、関節痛だけでなく関節を徐々に破壊する症状が進行していくことになるのです。

 

 指先を酷使することで発症する腱鞘炎や、手首を酷使する手根管症候群などは、突き指同様比較的身近な指の関節痛の疾患と言えるでしょう。

これらを予防する為には手先の作業中は正しい姿勢で、作業の合間に適度な休憩を入れるなどの、簡単で当たり前の対策をすることが大切です。

 

 

梅雨時期の関節痛の症状とは?季節の変わり目の心身に及ぼす影響

冬から春に掛けては体の調子が良くなると言うのを良く耳にしますが、反対に梅雨時には体は不調を訴えるとおっしゃる方が多いのも事実です。

 

日本は季節の代わりが楽しい反面、季節の変わり目が心身に及ぼす影響も大きいことを念頭に暮らしていきましょう。

梅雨時の関節痛が起きる症状を紹介させていただきます。

 

◆関節痛

関節痛には2つの種類があります

・慢性の非炎症性

・急性の炎症性

 

また特定の部分の痛み、もしくは全身の関節の痛みの2種類が有ります。

古い傷・ひじ・ひざ・肩・くるぶし・首・腰・股関節など、あらゆる部分の関節が対象となります。

 

関節炎の原因は、

・細菌が入って起きるもの

・外傷性で、激しい運動をし特定の部分に痛みを感じるもの

 

◆梅雨時の関節炎の症状

雨が降る前に気圧や温度が下がると、じわじわと痛みを感じるといわれています。

体に不調を覚え、鬱屈とした感じが有り、昔の傷が痛くなったり、肩こりや腰痛を感じるといわれています。

 

◆どんな人が梅雨時の不調を感じるのだろうか

この不調を感じるのは全員かといえば、ある人は良く感じ、ある人は全くその季節の変わり目にも変調を来たさず、普通に暮らしている場合もあります。

性別で差が有るとははっきりとしたデータは無く、年齢が高ければ梅雨時の不調をかんじるのかは、個人によって大きく変わります。

雨がじとじと降り、心が晴れないことから来る気分的な影響も大きく、余計肉体的な敏感さを増し、痛みが感じられるのではないかと察せられます。

 

痛みは数値では測ることができず、痛いと感じる程度も個人で変わってきます。

梅雨で体が不調だと、一度入力された経験の情報は、次の年も梅雨が来ると想像することで、成就してしまうこともあるようです。

 

 

その関節痛はもしかして後遺症?軽い骨折でも内部損傷の可能性

外科手術が必要ない全治2週間程度の、言わば軽めの骨折した経験がある方はご存知かと思いますが、病院での治療は、レントゲンの後、血液検査、問診触診、湿布やギプスなどを当て、痛み止めを処方されるというような流れで家に帰されると思います。

 

軽く済んでよかった…と思ったのも束の間、折れたところ以外がなんだか痛む…、しばらく前の骨折で、骨はくっついたけど、いまだにその周辺が痛むなどといった経験はありませんでしたか?

 

骨以外にも沢山の場所が傷ついている

骨の折れ方軽くだとしても、骨が折れるほどの強い衝撃を受けているので、内部の筋肉や腱、神経などが傷ついている可能性が大いにあります。

 

私もつい最近、転んだ拍子に右手をついてしまい、肘頭骨折をした人の整体への付き添いをしていました。そこの先生の見立てでは、折れた所は肘だけど、転んで手をついた際に筋肉や筋が損傷している、特に手の筋を痛めていて、小指がばね指になってしまっている、ということでした。

 

レントゲンに映らない部分も治療が必要

外科ではレントゲンを撮って骨の処置や鎮痛・消炎剤の処方はするが、その周辺の内部組織についてはレントゲンにも映らないこともあって、あまり処置されない。

 

また、痛み止めは炎症などがあれば効果があるが、骨が直った後の痛みについては根本的な解決にならない。

 

放置した結果、後遺症の原因になってしまうことが多いということでした。

 

その時はケガをして次の日だったこともあり、調整するような治療とキネシオテープでの筋肉のサポートでしたが、指がだいぶ動かせるようになっていました。

 

ケガや痛みのある部分をかばって動くことによって、身体の色々な場所に負担がかかり、思わぬところに痛みが現れることもあります。

 

後遺症は仕方ない場合もありますが、こういった東洋医学の治療も並行していくことで、後遺症を残さない、もしくは軽くすることができるようです。

 

軽い骨折と侮らず、内部の組織についても診てもらうようにしていくことが大事です。

 

 

更年期障害と通常の関節痛を混同しないためには?

更年期障害は、男女ともに中高年になれば発症する可能性があり、その障害によって肩こりなどの関節痛も発生させることがあります。しかしだからといって、全ての中高年の関節痛を更年期障害と関連づけることはできません。更年期障害による関節痛と、通常の関節痛は明確に区別し混同しないようにしなければならないでしょう。

 

●更年期障害の関節痛は血行悪化によるもの

更年期障害の症状に含まれる関節痛は、機能的な損傷が原因ではなく、関節に血液を届ける血行が悪化することが原因です。

 更年期障害を引き起すホルモンバランスの崩壊が、血行を司る自律神経を乱し、血行を悪化させ、その影響で関節痛を引き起します。

 

●通常の関節痛は関節の損傷によるもの

通常の関節痛も、血行の状態が悪化することによって起こることもありますが、大抵は関節への負担が蓄積して、関節の軟骨や腱が損傷して発症することが多いです。

これらの損傷や疲労による関節痛は、炎症によって関節が腫れ上がることで関節に痛みを発生させているのです。 

 血行の悪化による関節痛と、関節の損傷による関節痛は症状が似ていても、対処法は異なってきます。

もちろん、湿布などの外用薬の効用は炎症を鎮静させると同時に血行も改善する効果があり、両方の関節痛に効果がありますが、だからといって混同して良いものではありません。

 関節痛の原因を特定し区別して対処することで、それぞれにもっと的確な対処を行なうことが可能となるでしょう。

 

(Photo by: http://www.photo-ac.com/main/detail/1700)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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