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神経芽腫の治療はまず悪性度を知ることから

 

小児がんの中で多く見られる神経芽腫という悪性固形腫瘍は、正常な神経細胞になるはずの芽である細胞、神経芽腫が成長過程で異常に増えてできる疾患です。

 

 

神経芽腫は近くにあるリンパに転移しやすく、リンパ節に転移すると、最初にできた元々のがん細胞の塊と一緒になって大きくなり、かたい塊を作ります。そこから体の中の重要な血管、大動脈やそこから派生する腎臓、腸管、肝臓などを栄養する大事な血管をとりまくようにして大きくなっていきます。

 

手術と抗がん剤

遠くのリンパ節や骨、骨髄などに移転する遠隔転移のない場合は、神経芽腫の治療方法としてはまず手術が選ばれます。そして遠隔転移のある場合には転移したところを抗がん剤によって小さくしてからでなければ手術の効果があまりありません。従来は神経芽腫に効く抗がん剤がなかったので、遠隔転移のある場合でも早めに外科的手術をすることが基本でしたが、この場合、手術のときに出血がしやすく、大事な血管は全て残す必要があるので手術の難度が高く長時間を要する手術で舌。しかし、これでは治らないことが多く、骨に転移をしてしまうとほとんど助かりませんでした。しかし、最近は抗がん剤の治療の進歩によって手術との組み合わせによって良い手術成績が得られるようになってきています。

 

手術前に悪性度を知る

神経芽腫の中にはがん細胞の性質によってその悪性度が大きく異なります。そのためこの悪性度やがんの広がり具合に応じた治療が選択され、手術方法や手術時期が決定されることになります。そのため、手術の選択をする前にがんの悪性度を知ることがとても大切で、手術によって容易に原発の腫瘍が切除できる場合を除いて、治療前に生検などを行ってがん細胞の性質を見極めます。

 

 

基本的に手術は抗がん剤など他の治療と組み合わせて行われることが多いようです。

 

 

 

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2010/05/23-337002.php?category=51])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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