妊娠・出産
妊娠中の偏食?ついつい食べたくなるもの
妊娠すると味覚が変化して食べ物の好みがガラリと変わってしまい、それまで見向きもしなかった食べ物や飲物が欲しくなることがあります。とくに酸っぱい食べ物が欲しくなるというのはよく聞く話ですね。
妊娠中の間食におすすめは?
妊娠するとビタミンやミネラルを欲するようになるというのが理由らしいですが、トマトやレモンが好きになる人が多いです。
また、グレープフルーツやキウイなども妊婦さんに人気が高いようですし、日本の伝統的な保存食である梅干しもビタミンやミネラルが豊富。さらに、酢などもクエン酸が豊富に含まれているから疲労を取ってくれ、水分と酸味がつわりの吐き気を緩和してくれるのでオススメです。
妊娠中は甘いモノが欲しくなる…?
女性は妊娠すると母体の糖代謝が変化するというのが理由らしいですが、妊娠による味覚の変化で甘いモノが欲しくなるケースは、妊娠初期よりも妊娠後期に比較的よく見られるケースだそうです。
胎盤の中で胎児の身体を作るのはブドウ糖の働きなので、母体は赤ちゃんを育てるために自分の糖分を大量に胎児に送ります。そのため、不足した自らの糖分補うために甘いモノが欲しくなるんですね。
食べすぎには十分注意を!
ただし、甘い物を食べ過ぎると一気に太ってしまうだけではなく、口の中が酸性化して虫歯菌(ミュースタント菌)も繁殖してしまいます。虫歯にかかりやすくなるだけでなく、口臭の原因になるので気をつけましょう。
それまで特別好きではなかったものを急に食べたくなる…こうしたことも、妊娠を改めて実感する時です。だからといって偏食と虫歯には気をつけ、バランスよく栄養を摂ることを意識しましょう。
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著者: カラダノート編集部