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仕事が原因で喘息(気管支喘息)に!職業性喘息の原因や症状

       

職業性喘息とは、職業に関連した粒子や気体などを吸い込んだために、それらが刺激となってアレルギー反応を引き起こしたり、気道が狭くなることを言います。


喘息(気管支喘息)は、可逆性の気道閉塞と気道過敏性の亢進に加え、慢性の気道炎症が特徴的な閉塞性呼吸疾患です。
喘息による気道の炎症が続くと、気道の損傷を引き起こし、身体がそれを再構築しようとすることで(リモデリング)、喘息が難治化することも最近の研究で明らかになっています。

 

喘息の患者数は年々増加傾向にあり、成人患者では人口の約4%前後とされ、国内に400万人から500万人はいるとされています。そのうちの何割かは職業性の喘息だと言われていますが、意外にその事実に気付かず、漫然と経過したり、職業性のものと気付かず治療を行っている方も多いようです。

 

喘息の症状
1. 喘鳴
2. 咳嗽
3. 呼吸困難(息切れ)
4. 胸苦しさ
5. 喀痰
6. 努力性呼吸

 

症状が見られない場合も、努力性呼吸時に背部で高音の持続性ラ音である喘鳴が聴診器で聴取可能なため、単なる風邪が長引いているだけ、もしくは喫煙のせいだと思っていて受診すると、実は喘息だったということもあるようです。


職場にある物質の多くが、気道の狭窄を引き起こし、呼吸を困難にさせる可能性がある場合は、問診時にその経緯を話し、アレルゲンと思われる物質のアレルギー検査を行うことで、その方の喘息が職業性喘息かどうかわかります。

 

空気中に浮遊するアレルゲンに感受性が高くて発症する人、アレルギーがなくても空気中に浮遊する刺激物がきわめて多いために発症する人、ビル関連疾患を発症する人が多くいると言われています。


時にビル関連疾患は、現代的な密閉されたビル内にある物質に曝されることで、体の他の部分と同様に、肺にも損傷を与えるものです。


その他、アレルゲンにさらされているために職業性喘息が起きやすい職業としては、パン職人動物園での飼育などが挙げられています。


本来はアレルゲンに暴露されることを避けるのが一番ですが、職業上どうしてもそうできないという方は、アレルゲンを減らすための対策や、喘息が起きにくくする対策などを専門家に相談することが望まれます。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/07/19-005481.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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