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綿や麻の原料を扱う仕事で多く起こる疾患!綿肺症の原因と予防

       

綿肺症は、綿、亜麻(あま)、麻などの布製品の粒子を長期間吸入することで気道が狭窄し、様々な呼吸器症状を引き起こす病気です。


特に綿などを扱う工場などで作業をする方に多く出現し、綿肺症になると、呼吸時の喘鳴(ヒューヒュー、ゼイゼイとした小さな呼吸時の雑音)や胸の圧迫感や息苦しさを感じるようになります。


この場合、普通の喘息とは異なり、原因となる綿や麻の吸入を繰り返しているうちに徐々に症状が治まる傾向が認められます。
そのため、一時的なものだと思い込み、放置したままで経過する方が多く認められますが、長年にわたって綿や麻を扱う作業を続けているうちに、今度は同様の症状が続くようになります


綿肺症を発症する方の場合、加工前の綿を扱う労働者の方が多く認められています。まれに亜麻や麻などを扱う労働者の方も、綿肺症を発症することがあるようです。


綿肺症かどうかを調べる簡単な方法としては、1日の労働始業前と、労働終了後の肺活量の低下を調べることで、その可能性があるかどうかがわかります。

 

綿肺症の予防には、綿の粉塵対策が最も良い方法です。喘鳴や呼吸苦など、何らかの症状がある方は、できるだけ早期に粉塵を吸入する環境から離れるべきです

 

自覚症状があっても、そのまま長期にわたって綿の粉塵にさらされ続けると、喘鳴や胸の圧迫感などの症状が現れる頻度が増え、本格的な肺機能疾患になる可能性がかなり高くなります。喘息を発症し、重篤な発作を繰り返して呼吸困難になります。

 

治療通常の喘息に対する治療で症状は治まりますが、喘息発作は高度以上になると場合によっては死に至る怖い病でもあります。


昨今の就職事情で仕事重視になってしまうのは理解できますが、健康あっての生活です。手遅れになってしまう前に、早めに対策を考えることをお勧めします。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/07/03-364599.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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