カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 関節痛・腰痛 >
  3. 関節リウマチ >
  4. 検査・治療 >
  5. 関節リウマチに聞く生物学的製剤の特徴

関節痛・腰痛

関節リウマチに聞く生物学的製剤の特徴

関節リウマチは、自己の免疫機能が暴走し関節部分を傷つける大変深刻な病気です。自己の免疫機能によって攻撃を受けた関節部分は炎症を生じます。体内で炎症が生ずると、サイトカインという物質が過剰に分泌されます。サイトカインはもともと身体を正常に機能させるために必要なたんぱく質の一つですですが、インターロイキン6ティーエヌエフ・アルファといったものに分かれますが、これらの物質こそが炎症をさらに悪化させる原因なのです。

もう少し詳しく見ていくと、関節リウマチ患者の関節の中では、このサイトカインの中でもインターロイキン6やティーエヌエフ・アルファが大量に増えています。これらが軟骨や骨の細胞と結合するとさらに炎症を悪化させようとする信号を出してしまうのです。そしてその結果さらに関節の痛みや腫れが生じてしまうのです。

関節リウマチ患者の治療には、様々な種類の薬がありますが、こうしたサイトカインの物質が骨の細胞に結合するのを妨げるために近年開発されたのが生物学的製剤と呼ばれるものです。生物学的製剤の特徴は以下の通りです。

生物学的製剤の特徴

一口で生物学的製剤といっても、サイトカインの種類(インターロイキン6やティーエヌエフ・アルファ)そして、Tリンパ球それぞれの働きを抑えるものに別れているので、お医者さんに検査をしてもらった後、自分の症状にあった薬が処方されます。

投与方法は、注射(点滴か皮下注射)によります。

投与頻度としては、薬の種類によって異なります。週に2回程度投与する薬もありますし、2ヶ月に1回投与する薬もあります。

まとめ

生物学的製剤はこのように画期的な薬ですが、現在のところ誰でもすぐに投与できるわけではありません。抗リウマチ薬を投与して、効果が不十分な患者に対して投与されます。また、重い感染症にかかっている患者には投与できないなどの制約があるので、投与できるかどうかはお医者さんと相談しましょう。

 

 (Photo by: //www.ashinari.com/2006/10/10-000321.php?category=19)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

検査・治療に関する記事

リウマチ症状の4つのステージ

    リウマチというと痛そう、というイメージがある方も多いかもしれません。...

アザルフィジンENやリマチル…よく使われる抗リウマチ薬

  リウマチの治療には、痛みを抑えるための消炎鎮痛剤と、関節破壊を抑制する抗リウ...


リウマチかどうか?検査方法~血液検査・尿検査・関節液検査・レントゲン検査

 リウマチかどうかはいくつかの検査と問診によってわかります。血液検査・尿検査...

おかしいと感じたらすぐ病院へ!抗リウマチ薬の自己注射の注意点

  抗リウマチ薬の生物学的製剤には、自己注射できるものがあります。自己注射にな...

カラダノートひろば

検査・治療の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る