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原因不明の歯痛・顔面痛…もしかして非定型歯痛・非定型顔面痛?~症状と治療法

 

はっきりした原因が自分でもわからないにも関わらず、歯痛や顔面痛に年単位でお悩みの方はいらっしゃいませんか?

 

実はその症状、非定型歯痛・非定型顔面痛と呼ばれるものかもしれません。

 

◆非定型歯痛・非定型顔面痛とは

非定型歯痛・非定型顔面痛は女性に多い疾患です。歯科治療や何かしらの凄まじいストレスが蓄積したことをきっかけに、突然歯や顔面に痛みが生じることが知られています。

 

CTやMRIなどの検査を繰り返しても異常が見られないことが多いこの疾患ですが、それだけではなく、痛みをコントロールしようとして様々な歯科治療や手術が行われることも珍しくはありません。

 

痛みが月もしくは年単位で持続するため、患者さんはその間痛みを和らげようと様々な医療機関を転々とします。そして非定型歯痛・非定型顔面痛の専門医に辿り着くわけですが、それまでに要する期間としては平均して5~6年かかっているというデータもあるくらいです。

 

それほど珍しい病気ではないこの非定型歯痛・非定型顔面痛。というのも、各国の口腔顔面痛専門科から「患者の30~40%、この疾患である」という報告がされているからです。

 

これらの疾患は、脳のセロトニン系神経のネットワークの機能が上手く働かなくなり、痛みの感覚が上手く調節できないという状態に陥ることで生じます。ですが、患者さんの大多数が三叉神経痛や骨髄炎、歯髄炎などの診断を受けるため、テグレトールなどの薬物療法や、神経あるいは歯自体を抜くなどといった様々な手術を受けることになるのですが、「体」に対する治療では治らないのが現状です。

 

むしろ外科的な処置を行うほど、痛みが悪化したり、またその症状がみられる部位が拡大したりするので、この疾患では外科処置は避けたほうが良いといえるでしょう。

 

◆治療法

原因はよく分かっていないですが、治療法は分かっています。

セロトニン神経を調節する抗うつ薬をある程度の量服用することで、7~9割でほぼ痛みがなくなります。鬱病ではありませんが、抗うつ剤はセロトニン神経を調整する薬ですから、非定型歯痛・非定型顔面痛に転用するとよく効くのです。

 

しかし、他の要因が関わっている場合には、痛みは難治になりますのでお気を付け下さい。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/03-381499.php])

著者: みの痔さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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