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育児・子供の病気

吃音に逃げてしまう、吃音者の心

 

吃音症の場合、見られる症状としては言葉を発するときの困難のみですが、小学校や中学校と集団生活をしていく中では、本人にとっては単純な発語困難という問題だけではなく、心の問題に大きく関係します。

 

 

吃音である自分が嫌い

年齢が上がるにつれ特に思春期を迎えると、吃音が周囲にどのように見られるか、吃音である自分は吃音でない人たちとうまくやっていけるのかという不安が大きくなっていきます。もしかしたら吃音をバカにされた体験や、吃音があることによっていじめられた体験をするかもしれません。そうすると本人は吃音が嫌い、さらには吃音である自分自身が嫌いという考えを持つようになりかねません。特に吃音の人は小さい頃は、ほとんど自分が吃音であることを気にしていなくても、明確なきっかけを境に吃音であることを急に意識し始めることがあるようです。それが劣等感になったり、自分の恥ずべき部分になったりするのはそれぞれですが、自分にネガティブなイメージを持つ原因にはなります。

 

全て吃音のせいという考え方

人が生きていくうえで壁や悩みにぶつかるのは当然のことで、そうした悩みの苦しさを経験し、解決していくことによって人は精神的に大きくなっていきます。しかし、一方で悩み方によっては人を成長させてくれない悩み方というものもあります。吃音の人は、吃音とは本来関係のない失敗であっても、吃音が原因で失敗したんだと悩んでしまうことがあります。例えば失恋や、合否など、本当は吃音とは関係がなく他のところに原因があるのにもかかわらず、「自分が吃音だからだ」と吃音に逃げてしまうのです。これは誰にでも起こりうる一種の防御反応で、自分自身の魅力や実力を否定するのが怖いために、ちょうど理由になりそうな吃音に頼ってしまうのです。しかし心のどこか、無意識の底でそれに気づいている自分もおり、葛藤が起きるのです。

 

 

吃音症というと、発語にばかり目を向けられますが、実際それよりも大きな負担が心にのしかかることがありますので、親御さんをはじめ、周囲の人はそれを十分に理解しておく必要があります。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/01/06-344589.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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