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育児・子供の病気

理想・失敗・無気力・・・吃音者の心

 

吃音症を発症している子は、人と関わる機会が増えていくにつれて、自分の発音が他の子と違うことを次第に強く意識するようになっていき、自分の吃音の症状について強く関心を持つようになっていきます。

 

 

高くなる基準

吃音を発症していると、何かに挑戦して失敗することを避けるようになり、次第に非現実的な理想の自分に心の安定を求めるようになっていくことがあります。これは心の安定を保つために決して悪いことではないのですが、現実のできごとにしっかりと向き合わなくなると言う点に関しては問題であると言えます。このように非現実的な自分の理想を持っていると、流ちょうにしゃべることのできる自分に強く憧れるようになっていきます。しかし、これは現実感のない思いですので、頭の中で「流ちょうにしゃべる」という基準はどんどん高くなっていってしまいます

 

失敗への恐怖

特に周囲の理解がないと、集団生活の中で発語することに恐怖を感じるようになります。小学生や中学生くらいの時期であれば、同級生から言葉を発することに対して何かを言われるかもしれませんし、もしかしたら先生から怒られることもあるかもしれません。それに加えて自分の発語への理想が高くなっていくと、吃音症状があまりなく話せたとしても、理想の自分と現実の自分の差に落ち込んでしまうこともあります。

 

恐怖から無気力

吃音をからかわれたり、叱られたり、思った通りに発語できなかったりすると、その状況になることを避けるように行動するようになります。そればかりか吃音に関係のない失敗や困難な状況も避けようとします。では失敗しないためにはどうするかというと、挑戦しないようになるのです。そこから何に対しても無気力になっていくのです。

 

 

結果的には周りの人は無気力な状態しか見えないかもしれませんが、段階的に悩みが深くなっていくのです。特にこれに思春期が重なりやすいですので、上手に悩みをほぐしてあげるようにしましょう。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/11/25-383885.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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