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育児・子供の病気

一次吃、二次吃・・・吃音の様々なとらえ方

 

伝統的な吃音の治療は、吃症状にのみ目を向けてきました。しかし、実際には見られる症状にのみ集中することによって、吃音の子にとって最大の問題でもある不安や恐れをますます強めることになると考えられ、今は吃音者に共通する不安や恐れといった感情が吃音問題を複雑にしていくとされています。

 

 

一次吃と二次吃

吃音者はまだ本人が小さいときには、自分がどもっているという自覚がなく、それゆえに筋肉の緊張もない音の繰り返しや引き延ばしで始まる吃音が見られます。しかしこのような、自分では何の違和感もなく話している子どもに対して「ゆっくり話してごらん」「落ち着いて」などと周りの人が注意することによって、子ども自身が「もっとうまく話そう」「うまく話せないかもしれない」といった不安を感じ、示すようになってきます。最初の純粋な吃症状を一次吃というのに対して、こうした不安などを伴う吃症状を二次吃と言うことがあります。

 

周囲の人によっておこる二次吃

一次吃と二次吃の考え方を提唱した学者は、一次吃は健常児の発する言葉の中で、なめらかではない話し方のそれと変わらないものであると考えました。そうすると、症状が悪化していくように二次吃の症状が見られるようになっていくのは、子どもの吃音自体が単純に悪化したものではなく、親御さんなど周囲の人間の子どもに対する(この場では)不適切な対応が問題であると考えられました。

 

心の葛藤が生む吃音

そうした考え方の流れを汲んで、心の中の発語への葛藤を吃音の原因だとする考えをする場合もあります。つまり話したいけど話したくない、黙っていたいけど黙っているのも怖いという心理が拮抗することによって吃音が起こるのだと考えることもできるのです。

 

 

こうした考えは吃音者全体を十分に包括して説明するものではなく、一部の吃音者の症状を説明しているにとどまります。しかし、そうした吃音が生じるまでの心の中を検討することはとても重要なことです。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2007/10/11-003306.php?category=53])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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