カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. >
  4. 胃下垂・胃アトニー >
  5. 胃拡張は腹部膨満と嘔吐を繰り返す危険な病!

気になる病気・症状

胃拡張は腹部膨満と嘔吐を繰り返す危険な病!

       

本来、胃の内容量は1.2~1.6リットルですが、食べ物が入ると約2リットルまで膨張します。しかし、何らかの原因により、胃壁の緊張の消失が生じると、胃に極端な拡張が起こります。これを急性胃拡張と言い、胃の内容量が通常の2倍の2~4リットルに達することがあります。

 

また、胃には噴門部(胃の入り口)と幽門部(小腸へと続く出口)がありますが、この幽門部が狭窄を起こし胃の内容物が十二指腸へ排出できなくなった場合も胃拡張を生じます。


急性胃拡張症では手術後や急性感染症、薬物中毒や電解質異常、尿毒症などの重い全身疾患が原因となり、胃壁の緊張が失われ、収縮力がなくなることで胃が拡張を起こすものです。


器質的な疾患の代表としては胃がんや糖尿病性神経症などがありますが、それらの疾患により胃運動の低下が起こります。
結果、胃の中の食べ物を腸に押し出すことができずに、胃の中に食べ物が溜まってしまう極めて危険な状態となってしまいます。腸に流れていたものが胃に逆流してくることさえあります。


症状として
1. 強い腹部膨満感
2. 嘔気・嘔吐
3. 食物停留・ガス貯留
4. 消化不良による胃痛・腹痛


…などがありますが、注意しなくてはいけないものが、腹部膨満感や繰り返す嘔吐により脱水を起こすことでのショック症状です。


食物の消化と吸収が上手くできず体内に残留してしまうため、嘔吐も頻発に、かつ少しずつ溢れるようになるため、容易には止まりません。
急性胃拡張は腹部単純X線検査で簡単に診断できますが、腹部超音波検査でも拡張した胃の様子がしっかりとわかります。


まずは急性胃拡張の原因を検査し、治療することが重要なため、胃X線造影検査や胃内視鏡検査のほか、一般の血液検査や尿検査が必要となります。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/11/26-384002.php?category=2 )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

胃下垂・胃アトニーに関する記事

胃下垂から胃アトニーにならないように!胃アトニーの治療法

胃下垂は知っている方も多いと思いますが、胃アトニーは知らない方が多いのではない...

胃下垂に多い過食と消化不良 どんな症状があるの?

胃下垂は、胃が正常な位置よりも下まで垂れ下がっている状態のことを言います。症状...


胃下垂の症状を改善するために気を付けることって?

          胃下垂は、胃が正常な位置よりも下まで垂れ下がっている状態...

胃アトニーは胃無力症で、胃下垂と同じ症状になる!?

        胃下垂は、胃が正常な位置よりも下まで垂れ下がっている状態のこ...

カラダノートひろば

胃下垂・胃アトニーの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る