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メンタル

アルコール依存症の治療に役立つ報告

 

 

アメリカにはFBS(家族を保護しながら、在宅治療をするサービス)があります。そこでは50%~80%がアルコール乱用のケースを扱っています。

 

FBSから報告されてるアルコール依存症治療に関する報告をまとめました。

 

 

▼完全な治療 VS 生活の質向上

 

アルコール依存症治療先進国のアメリカでも、完治させることはなかなかむずかしい。しかしブリーフセラピー(原因ではなく解決に焦点をあてたカウンセリング)を中心にし、自助グループなど各施設が連携した治療を行うと、完治しないまでも、生活の質を向上させることには成功している。 

 

酒をやめようやめようとしながら、年に1,2回再発することは常であっても、治療前よりも、きっちり仕事ができたり、落ち着いた子育てができるなど、生活の質が向上していれば、目標達成とみる治療者もいる。

 

 

▼患者が心から叶えたい目標をもつ

 

体に悪いからと言って、アルコールを単にやめさせようとするよりも、まずは、患者が心から叶えたい目標をもつことが大切。

アルコールという脳が覚えてしまった誘惑に打ち勝ち続けるためには、患者の話をよくきいて、本人が心からアルコール依存症を治したいと思う目標設定が大切。たとえば「アルコール依存症で入院の不自由を二度と味わわないために」「子供に愛されるために」など。

 

 

▼自助グループへの参加の効果

 

仲間がいるということで、やる気を維持しやすかったり、しらふでいることの大切さを忘れないで済む。アルコール依存症者はこれまでの人間関係を整理して、アルコールがなくても、自分のことをわかってくれる仲間がいる新しいライフスタイルを準備できる。

 

 

▼再発対策は重要

 

本人も周囲も『再発=失敗』と思わないことが大切。年に数回の再発は当たり前であり、再発しても最初からやり直しだと思うのはもったいない。『回復中である』と考える。再発した理由を次の対策へ追加するのに、必要なできごとであったと考え、生活をよりよくしていくために、利用する。

 

再発した患者に対して周囲はこれまで本人がやってきた小さな成功をねぎらい、対策を追加した上で、「また成功を増やそう」と声かけをすると良い。

 

 

以上のような、現場の声をいかし、長い道のりであるアルコール依存症治療が少しでも、短くすむようお祈りしています。

 

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E8%99%AB%E7%9C%BC%E9%8F%A1-%E5%80%8D%E7%8E%87-%E6%89%8B-%E8%A6%AA%E6%8C%87-%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82-%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89-64267/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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