カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 感染症 >
  4. 鳥インフルエンザ >
  5. 鳥インフルエンザの怖さとは?~超早期発見・治療の必要性~

気になる病気・症状

鳥インフルエンザの怖さとは?~超早期発見・治療の必要性~

   
   

ここ10年の間に、地球規模での家禽(ニワトリやダチョウなど)のH5N1高病原性鳥インフルエンザウイルスが大規模発生し、家禽類から直接感染したと考えられるヒトへの感染例も多数報告されるようになりました。

 

さらにこれが、パンデミック新型インフルエンザにつながるのではないかという重大な懸念がますます増大してきています。世界保健機構(WHO)の報告によると、2003年~2009年にかけて387件の感染例が確認され、その死亡率は63.1%に上ります。

 

トリH5N1ウイルス感染がヒトに起こった場合、ウイルスが強力な毒素を体内で発生させるため、短期間に重篤な肺炎を引きこし、多くは急性呼吸促迫症候群(ARDS)、そして時には多臓器障害(MOF)に陥り、高率に死に至ります。


そのうえ、本症にはまだ効果的な治療薬が確立されておらず、既存のA型、B型両方に効果のあるオセルタミブル(タミフル)を24時間以内に服用すれば、服用しないよりも延命効果が得られるという報告もありますが、それすらまだ未知数です。

 

重篤な急性感染症に対して当然のこととして、患者の早期受信、医療側の早期診断、早期治療が重要で、将来起こりウルであろうパンデミックに向けて、早急な対応策が検討されなければなりません。

 

現在は、既存のインフルエンザ迅速検査キットよりも早期に判定が可能なキットの開発や、海外からの搬入を水際で防止するためのサーモグラフィーの導入、またN5N1ウイルスに効果的な抗ウイルス薬の開発研究など、様々な試みがされています。


症状として
1.38.0℃以上の発熱。
2.悪寒、
3.頭痛
4.筋肉痛
5.下痢・嘔気・嘔吐


発症から退院までの平均日数は6.9日という研究データが出ています。


治療
1.オセルタミブル(タミフル)
2.アマンタジン
3.ステロイド療法(敗血症におけるARDS治療と同様の低容量の治療が推奨)
4.抗炎症薬の使用

 

抗インフルエンザウイルス薬の使用は発症後24時間以内が望まれるため、家禽類に接触した後症状が発症した方や東南アジアの旅行に行かれた方などは特に注意が必要です。


マスクなどでの予防は、N95マスクなどの微粒子用マスクの着用が推奨されます。


どちらにしても家禽やその死骸には絶対に触れないようにし、危険地域への渡航を避けること、手洗い・うがいを励行し、過労を避け、室内の定期的な換気と加湿を心がけましょう

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/10/19-351888.php)

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

鳥インフルエンザに関する記事

なかには死亡率が60%のものも?鳥インフルエンザの死亡率

  鳥インフルエンザというと怖い病気という印象を持つ方も多いはずです。その理由...

良く聞く「鳥インフルエンザ」とは?

 数年前からニュースなどで良く聞く鳥インフルエンザ。今一つピンとこない方も多い...


2013年に流行?鳥インフルエンザH7N9について その症状と対策

  鳥インフルエンザはニュースなどで見たことのある方も多い病名です。一時は新聞...

パンデミックが起こったときどうすれば良い?強毒性の新型インフルエンザ『H5N1型』

新型インフルエンザとは、これまでヒトが感染したことのないタイプのインフルエンザ...

カラダノートひろば

鳥インフルエンザの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る