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育児・子供の病気

小児がんの子どもが復学してきたら?必要不可欠な周囲のサポート

 

 

小児がんを発症していた子どもが学校に復学する際、学校側には何が求められるのでしょうか?

 

 

注意点:感染症

小児がんの子どもは化学療法を受け続けたことによって、体の免疫力が低下しています。ただ、多くは退院の頃には免疫力が多少回復していたり、治療を受けながらであっても免疫力の低下がさほど大きくないことも多くあります。しかし、医学的な観点から見れば化学療法を受けたあと、半年から1年くらいまでは、健常児よりも免疫力が低下していると考えます。そのため、給食で生ものは食べられなかったり園芸で土いじりをすることはできなかったりしますしインフルエンザなどの感染にも気をつけなければなりません。特に骨髄移植の後はちょっとした体調のこじれが命にかかわることになります。

 

注意点:倦怠感

子ども自身も自覚がないことがありますが、病院で長期間入院していると活動範囲が狭くなり、日常での身体活動が著しく少なくなります。そのため筋力がかなり低下してしまい、本人が思っている以上に体力がありません。それに加え化学療法で貧血傾向になっていたり、吐き気がしたりして、それが倦怠感につながっていることもあります。そうした点は本人もうまく言葉で伝えられませんから、先生は察してあげる必要があります。

教育上、必要以上に甘やかすことは本人の精神的な成長になりませんが、それ以上に子どもの体の状態を正しく把握し配慮してあげることは非常に重要です。

 

注意点:機能低下

脳腫瘍の子どもに多いのですが、がんが完全に治ったとしても、あるいは脳腫瘍が少し残っているなどすると、身体活動に後遺症が残る場合があります。その場合はリハビリを行いますが、それでも運動障害が残って、歩くときに少し困難があったり、字を書くのが難しくなったり、発語がゆっくりになったりします。この後遺症が体温調節機能に出ると、汗をかくことができず体温がどんどん上がってしまうということにもなります。

 

 

子どもによって状態は違いますから、上記の症状のすべてが復学した子に認められるわけではありません。そのため復学前に親御さんにしっかりと状態を聞き、その子に適した配慮をするのが重要になります。

  

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/09/17-340804.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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