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食物アレルギー、小麦!小麦を除去した食事法と生活のポイント・代用食品

小麦アレルギーは、アレルゲンを摂取した後に運動をするとアナフィラキシーショックを起こす「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」と深い関わりのあるアレルギーです。

 

小麦を除去する時のポイントと、代用となる食品などを紹介します。

 

原因タンパク質

小麦アレルギーの原因となるのは、グルテンと食塩水可溶性たんぱく質の2種類です。グルテンは、グリアジンとグアニンの二つが網の目状に結合して出来ています。

 

小麦粉

小麦粉ではグルテンの含有量が多い順に、強力粉(タンパク含有量12%以上)、中力粉(タンパク含有量9%前後)、薄力粉(タンパク含有量8.5%以下)となります。

 

●強力粉で作る料理

パン、中華めん、餃子の皮、ピザなどに使われます。焼くと固いしっかりとした食感になります。

 

●中力粉で作る料理

うどん、お好み焼き、たこ焼きなどに使われます。

 

●薄力粉で作る料理

ケーキなどのお菓子や天ぷらなどに使われます。

 

●デュラムセモリナ

スパゲティに使われます。タンパク含有量は多いのですがグルテンが少ないので抗原性は低くなります。

 

代用食

アレルゲンと共通の成分が多く含まれると違う食べ物でもアレルギーがでることがあり、これを交叉抗原性があると言います。

 

●小麦と大麦やイムギ

交叉抗原性が高いので食べれない事があります。

 

●オーツ麦、ヒエ、アワ

人によって違います。

 

●キビ

イネ科でグルテンが含まれていないので、食べられる方が多くいます。

 

●米

小麦に含まれるたんぱく質は米よりもかなり低いので米を代わりに食べていれば問題はないでしょう。

 

解除の仕方

他の食物アレルギーと同様に、少量の抗原性の弱いものから徐々に抗原性の強いものを大量に与えていきます。

 

スパゲッティ→うどん→パン→お菓子→小麦を使った料理といった順で、少しずつ解除していくのがいいようです。

 

小麦はさまざまな食品に含まれており、小麦アレルギーだと大変でしょう。代用食を上手く利用して、徐々に慣れることを目指しましょう。

 

小麦を除去した食事方法!

アレルギーの治療方法の1つに、アレルギーの原因食材を除いた食事をする除去食があります。しかし小麦アレルギーの場合、小麦は様々な食品に含まれるため除去食は難しいです。

 

炭水化物の摂取の仕方

小麦自体の摂取を止めるためには、炭水化物を他の食品から摂取しなくてはなりません。

 

小麦は様々な製品に含まれるため、パンはもちろん麺類全般を食べることが難しくなります。

 

そこで、炭水化物は米やイモ類で補うようにしましょう。小麦を除去するために、米中心の和食にするのも手です。

 

また、雑穀や米などでできたパンや麺類も活用できるでしょう。

 

加工品の注意

小麦はケーキやビスケットなどの菓子類、また餃子の皮や天ぷらの衣にも使われています。

 

また、下記のような調味料にも含まれています。

・穀物酢

・油

・味噌(麦味噌、金山寺味噌)

・醤油

・シチューのルー

・カレーのルー

・コンソメ

思わぬところに小麦は潜んでいます。間違って摂取をしないようにしましょう。

 

その他の注意

小麦の除去食を徹底するように心がけていても、アレルギーを起こす可能性は存在します。

 

それは、食器や調理器具に小麦粉が残っていて混入した場合です。洗浄が不十分な、皿や包丁、まな板などをしようした場合、体の中に入ってきます。

 

小麦アレルギーが重度の人は、ほんのわずかな小麦粉でも発症する場合があります。

 

除去食を行うためには、栄養面において除去した食品を補うような献立を考える必要があります。一人で勝手な除去食を行うのではなく、主治医などにも相談しましょう。

 

小麦アレルギーの方向けの食事法

小麦アレルギーになったら、食事も満足に安心して食べられなくなると思ってはいませんでしょうか。

もちろん、小麦粉を全く食べられないことは非常に大きなハンデとなります。

ですが、パンが主食の国とは違い、日本人は本来米食であり、和食も小麦粉を使わずに済むメニューが山のようにあります。

 

■小麦アレルギーの食事対処法

●小麦アレルギー食事の基本は「和食」

小麦アレルギーで摂取できなくなる炭水化物などのエネルギー源を、和食では主食の「米」で簡単に補うことができます。

 

●小麦粉を必要としない

和食には、洋食や中華にある小麦粉を付けて揚げる料理や、小麦粉をつなぎに使う料理などが非常に少なく、通常の和食のメニューで小麦粉を除去することが容易なのです。

 

●本来の和食のバランスを崩さない

本来の食事メニューに手を加えることが少ないので、栄養のバランスも崩す事無く健康的な食生活を贈ることができます。

 

●上新粉などで代用可能

また、小麦粉を必要とする和食などでも、小麦粉の代わりになる上新粉やコーンスターチなどで代用することで、アレルギーを発生させない料理とすることができます。

 

●手作りを基本に

小麦アレルギーは、食品の主成分として小麦粉が使われているだけで無く、飛散した小麦粉の粒子が混じるだけで発症しかねない非常に敏感な疾患です。

料理店の調理場や、食品工場の生産ラインなどいつそうした小麦粉が付着するかわかりません。

できることなら料理の工程を最初から最後まで確認できる手作りが望ましいのです。

 

小麦粉をメリケン粉と呼ぶことをご存じでしょうか。

メリケンとはアメリカのことで、要は小麦粉が外国からの粉であると言っているのです。

つまり、小麦アレルギーの人の食事は、メインを和食にするだけで充分有効な対処となるでしょう。

 

小麦アレルギーの生活のためのポイント

小麦アレルギーなどアレルギー体質となった人は、アレルゲンに触れなければ普段通りの生活ができるのですが、少しでもアレルゲンに触れてしまうと途端に急激に体調を崩してしまい、生活リズムが大幅に乱れてしまいます。

 

いついかなる時にアレルゲンに触れてしまうか、それはアレルゲンの種類によってさまざまですが、小麦は常に注意が必要な種類のアレルゲンです。

 

小麦を避け、できる限り普段通りの生活を送るためにしなければいけない生活の注意点があります。

 

■小麦アレルギーのためのポイント

●小麦を一切摂取しない

アレルギー対策の基本はアレルゲンの一切を摂取しないことに限ります。

特に小麦アレルギーは、小麦が様々な形で食品に利用されているので、食品表示などに注意が必要です。

特に加工食品など見た目ではわからなくても小麦を使用していることが多々あります。

 

●アレルギー発症時の準備

小麦アレルギーは食事で小麦を摂取するだけが原因で発症するとは限りません。

空気中に飛散した小麦粉、石けんなどに使用された小麦が肌に触れるなどでも発症しうるのです。

突発的なアレルギー発症のために服用薬や簡易注射キットなどを携帯しておくことが求められます。

 

●アナフィラキシーショックの備え

小麦アレルギーで最も注意しなければいけないポイントこそ、このアナフィラキシーショックです。

アナフィラキシーショックを発症してしまえば、そのまま死に至ることも考えられます。

アナフィラキシーショックを抑えるエピペンというアドレナリン簡易注射キットもありますが、ショック症状が出たときに自分で処置がそうそうできるものではありません。

そこで、家族や友人など周囲の人にそうした応急処置を周知しておくことが、突然のアナフィラキシーショックへの備えとなります。

 

まず基本はアレルゲンである小麦に触れないよう常に注意すること、そしてそれでももし小麦アレルギーが発症し、最悪の場合アナフィラキシーショックを誘発してしまった場合に備えて、その準備を整えておくことが必要なのです。

(Photo by: http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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