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女性のカラダの悩み

女性のからだの悩み「月経前症候群(PMS)」とは?

■不快症状はむくみが原因?

からだのトラブルの多くはむくみによるものです。

排卵後に急激に増える黄体ホルモンはからだに水分をため込む性質があるため、むくみが起こりやすくなります。

体温を上昇させ、腸の働きを抑える働きもあるため、便秘にもなりがちに。

 

やる気、活力など元気をコントロールする脳内物質(セロトニン)が不足するため、無気力や憂うつな気分になるという説も。

その一方で、イライラし、怒りっぽくなるという攻撃性が現れる一面もあり、精神的に不安定になるのが特徴です。

 

■出産経験のある30代、几帳面な人に多い傾向に

20代から40代の女性のほとんどが何かしら感じているPMSの症状。

なかでも出産を経験し、子育て期にあたる20代後半~30代の女性は精神的なトラブルが起こりがちで、出産未経験者はからだの不快感が多いなど、出産経験の有無や、年齢、体質によってそれぞれの症状は異なっています。

 

さらに悩みを抱えている人、仕事が忙しい、あるいはストレスになっている人、几帳面で完璧主義といった性格の人なども、比較的PMSの症状が出やすいことがわかっています。

 

 

■症状が似ている病気

PMSに似た症状で、より精神的な症状が重く、イライラが募って自分や家族を傷つけてしまうようなケースなどは、月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれます。

 

PMDDは月経が始まると解消されますが、憂うつな気持ちや不安感、涙もろいなどPMSによく似た症状が、月経前以外のときも起こるときは、うつ病も疑います。

うつ病はPMS同様セロトニンの不足で起こると考えられていますが、うつ病の場合、自殺企図が強く、自傷行為に繋がることがあるので、精神科の受診をおすすめします。

 

 

■甲状腺機能の異常からPMSと同じような症状が

心身の不調は、首の前側のつけねあたりにある甲状腺の異常から起こることも考えられます。

甲状腺は、基礎代謝を高め、体温や脈拍を調整する働きをもちますが、甲状腺ホルモンが過剰分泌になった状態がバセドウ病。

初期の症状にイライラや疲れやすいといったPMSに似たものがあります。

逆に甲状腺ホルモンの分泌が低下する病気が橋本病。

症状には手足の冷えやむくみ、便秘、眠気、無気力があります。

 

高プロラクチン血症になると卵胞ホルモンが減り、PMSの症状が強くなることもあります。プロラクチンは乳腺を発育させ乳汁を作る物質ですが、甲状腺機能が低下するとプロラクチンが多く出され、高プロラクチン血症を発症することがあります。

 

 

(Photo by //www.ashinari.com/2010/10/29-037012.php)

著者: くまさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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