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気になる病気・症状

目の腫れを引き起こす病気って何?~流行性角結膜炎、ものもらい、眼瞼炎、涙嚢炎~

 

気になる目の症状には様々なものがあります。こちらでは、「目の腫れ」を引き起こす病気の一部をご紹介いたしますので、興味のある方は是非ご覧になって下さいね。

 

◆流行性角結膜炎(はやり目)

はやり目こと流行性角結膜炎は、アデノウイルスによる感染症です。感染すると、5日~2週間の潜伏期間の後に、まぶたの腫れの他にも、サラサラした目やにが出る、涙が出る、まぶしいといった症状が現れ、結膜はむくみ、充血が見られるようになります。

 

そして発症して1週間ほどが経ちますと、角膜に点状の濁りが現れることがあり、耳前リンパ節の腫れ・圧痛といった目以外の症状が現れるのも特徴的です。

 

発症は夏に多く、1~5歳が中心の小児に多いとされていますが、成人の方でもなることがありますので、幅広い年齢の方がかかる病気の1つです。

 

◆麦粒腫(ものもらい)

目の縁に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌と言った細菌が感染することで生じる病気がものもらい(麦粒腫)になります。まぶたの一部が赤く腫れ、ズキズキする痛みを伴ったり、抑えると痛むのが特徴です。

 

ものもらいができると、最初はまぶたに部分的な赤みが見られ、この時点では痛みは少なく、軽い痒みを伴う程度のことが多いです。しかし、症状が進行するにつれて、炎症の症状(赤み、腫れ、痛み…など)が強く現れるようになりますが、その後膿んだ部分が自然に破裂し膿が出さえすれば、症状が治まり自然と回復に向かいます。

 

◆眼瞼炎(がんけんえん)

まつ毛の根元の部分(まぶたの縁)の炎症を眼瞼炎といいますが、広義では、まぶた全体の炎症や皮膚炎も眼瞼炎に含まれることがあります。細菌やウイルスが原因の感染性のものと、アレルギー反応などによる感染が原因でないものがあり、前者の感染性眼瞼炎の代表例として先程述べました麦粒腫(ものもらい)が挙げられます。

 

◆涙嚢炎(るいのうえん)

鼻への涙の流れが滞り、細菌などが涙の通り道である涙嚢の中で繁殖し、炎症が起こる病気のことを涙嚢炎といいます。涙や目やには多くなり、涙嚢を押すと涙点から膿が出てくるのが特徴で、症状が悪化すると涙嚢の周囲まで炎症が広がり、涙嚢の部分の皮膚が赤く腫れ、痛みを伴うようになります。

 

炎症が涙嚢の周囲まで広がってしまった場合は、内服や注射の抗菌薬を全身投与したり、針を刺して膿を出してしまうこともあります。

 

以上が目が腫れるという症状を伴う目の病気の一部です。これらの他にも目が腫れる病気は様々ありますから、自己判断での治療を行うのではなく、まずは眼科を受診し、正しい診断を受けることが大切です。

 

 

目にできもの?もしかして霰粒腫(さんりゅうしゅ)かも!~ものもらいには種類がある~

目にできものができれば、「もしかして"ものもらい"?」と判断される方はきっと多いはずです。しかし、この「ものもらい」には麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と霰粒腫(さんりゅうしゅ)の2種類があることをご存知でしょうか?

 

こちらではそのうちの霰粒腫についてご紹介します。

 

◆原因は何?

目の脂や汗を出すマイボーム腺と呼ばれるものの開口部がまつげの生え際近くにあり、その開口部が炎症などにより詰まることで、霰粒腫は引き起こされます。

 

◆症状

まぶたにドーム状のしこりが出来ますが、普通痛みを伴いません。

 

しかし放置すると徐々に大きくなり、外から触るとコリコリとしたしこりができていることが分かりはじめ、最後にはまぶたの皮膚側や内側に破れてしこりの内容物が出てしまうことがあります。

 

ただし麦粒腫とは違い、このように内容物が出たからといって完治することがないのが霰粒腫です。また、時には腫瘤(しゅりゅう)に細菌感染を併発することがあり、痛みや赤みが生じます。

 

◆検査と診断

霰粒腫は症状と無痛性のしこりの存在から、比較的判断は容易にできます。しかし、高齢者の方で同じ箇所に再発を繰り返す場合だと、がんの可能性も考えられますので、手術で摘出した組織を顕微鏡で調べなければなりません。

 

◆治療法

局所麻酔を施し、切開して摘出します。小児の場合は全身麻酔が必要となります。

 

また、原則は手術ですが、どうしても手術を避けたいという場合には、ステロイド薬を腫瘤に注射します。それでも治らなければ、やはり手術が必要になってきます。

 

まぶたにできたしこりに気がついたとしても、通常は痛みを伴いませんから眼科受診が遅れがちになるこの霰粒腫ですが、傾向としては次第に大きくなっていくので、早めに眼科を受診しましょう。 

 

 

ものもらいには眼帯は必要なの?

ものもらいになるとまぶたや周囲の皮膚にポツポツができたり、赤く腫れたりしてどうしても見た目が気になってしまいますよね。

 

そういう時は「眼帯でものもらいを隠し、眼を保護した方が早く治るかも?」、「眼が気になってついつい触ってしまうので、それを避けるためにも眼帯をしよう」と思っている人はたくさんいると思います。

 

今回はものもらいに眼帯は必要か調べてみました。

 

眼帯って何?

眼帯とは、眼病の方の眼を覆うために使用するものです。眼に清潔なガーゼや布などをあてて固定します。最近では、アイパッチという貼るタイプの眼帯があります。アイパッチはガーゼや布の眼帯と違って、ずれる心配がなく、使用しやすいのが特徴です。

 

眼帯はしないほうがいい?

ものもらいにかかったら眼帯で眼の保護をすれば早く治ると思っている人がいますが、実は一番やってはいけないものもらいの治療のひとつです。なぜなら眼帯をすると眼帯のガーゼなどで目の周りがこもるため、細菌の繁殖が活発になります。

 

また、眼帯を利用するということは、完全に片方の視界が奪われることになり、物の距離感を上手く取れないなど生活に影響を及ぼします。

 

ものもらいは目が見えなくなるわけではないので、治療する場合は、何かで覆う必要はありません。眼を覆う必要があるのは、角膜に傷がついて目を開けると痛む場合等だけです。

 

子どもには眼帯をさせないで!

視力の発育過程にある乳幼児から10歳くらいまでのお子さんの場合、眼帯をつけることで短期間でも弱視を引き起こす可能性があります。医師から眼帯の指示をされるような重度の外傷の治療を除き、子どもに安易に眼帯をさせないようにしましょう

 

ものもらいで腫れた目を見られるのはどうしても嫌だという人は、誰かと会うときだけ薄いサングラスや眼帯を装着するように工夫しましょう。

 

 

ものもらいってうつるの?うつる目の病気は何?はやり目とは?

子どもの頃「ものもらい」になると、「人にうつしてしまうから外で遊んじゃだめよ?」と言われた事はありませんか?本当に「ものもらい」は風邪などのように人にうつるのでしょうか?

 

ものもらいってうつるの? 

結論から言うと、ものもらい(麦粒腫、霰粒腫)は感染しません。 なぜならば、ものもらいはウィルスではなく黄色ブドウ球菌という雑菌が原因なので、基本的に人から人へうつることはありません。 

 

ものもらいは、人の皮膚に存在する黄色ブドウ球菌がきっかけで起こるものなので、家族や友人がものもらいになったからといって接触を避けなくても大丈夫です。 

 

ただし、霰粒腫の一種である急性霰粒腫はしこりが細菌感染を起こしてしまっているものもらいです。 これは元から発症している霰粒腫に対して細菌感染し、炎症が発生したものなので、ものもらいそのものが感染したというわけではありません。 

 

霰粒腫のしこりを気にして、不清潔な手で触ってしまうことが原因で起こります。まぶたの中にしこりが気になっても触らないようにしましょう。

 

うつる目の病気って何?

人にうつる可能性が高いのは、「はやり目」と呼ばれる目の病気です。 流行性角結膜炎、咽頭結膜熱(プール熱)、急性出血性結膜炎の3つがはやり目と呼ばれるものです。 

 

はやり目に感染した場合には、職場・学校は医師の許可がでるまで休む必要があります。 タオル・洗面器具などは家族のものとは別にします。

 

予防方法

ものもらいとはやり目の共通している予防法は、

1:手を流水や石鹸でよく洗い清潔にする

2:休養をとって体力を落とさない

 

ことです。ぜひ心がけてみてください。

 

ものもらいはうつりませんが、乳幼児がはやり目にかかった場合は炎症が急激に悪化することがあるので特に注意が必要です。病院受診は当然のこと、早期に治療を行いましょう。

 

 

はやり目はプールでもうつってしまう感染性の高い病気   

はやり目はウイルス性の感染症で、とにかく感染力が強いことが特徴です。ウイルス性のはやり目には、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎、咽頭結膜炎がありますが、発症率の多さで言うと流行性角結膜炎の頻度が高いように思われます。流行性出血性結膜炎は、爆発的に流行することで有名です。

 

流行性角結膜炎(epidemic karatoconjunctivitis:EKC)は原因菌としてアデノウイルスD群の8・19・37型に加え、E群の4型、B群の3・11型などがあります。家庭内、職場、病院内などの閉ざされた場所で流行することが知られています。流行は全国的にみられますが、沖縄で最も発生報告が多く、時期的には夏季に多発することが多くみられます。夏季に流行する原因の一つとして、プールや浴場などでの感染が多いとされています。

 

EKCの場合は、感染から発症するまでの潜伏期間が1~2週間と比較的長く、発症後10日間は接触感染を起こすため、注意が必要です。

 

症状としては次のようなものがあります。

1. 眼脂(めやに)

2. 流涙

3. 結膜充血

4. 眼瞼腫脹

5. 結膜濾胞

6. 角膜点状上皮下混濁

7. 耳前リンパ節腫脹

 

涙や目やにで汚染された指やタオル類からの接触感染が主な感染経路です。その他、プールのシャワーの取っ手や、眼洗器などからの感染も多いと言われています。症状は急激に発症し、眼脂(めやに)、流涙を自覚します。眼瞼結膜(しろめ)の強い充血と濾胞(分泌液が溜まる)がみられ眼瞼の腫脹(まぶたの腫れ)を伴います。症状の強い例では結膜下の小出血、結膜浮腫、偽膜を認めることもあります。

 

乳幼児では偽膜性結膜炎を起こします。片眼性に発症し、数日を経てもう片方の目にもうつることが多いようです。結膜炎発症後、1週間を過ぎると角膜点状上皮下混濁を起こします。

 

痛痒い感覚が強いため、どうしても触ったり擦ったりしてしまいがちですが、直接手で触れると症状を悪化させ、また周りに感染させる機会も増えるため、直接触れないようにしましょう。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2007/04/28-001850.php?category=50])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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