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女性のカラダの悩み

無月経は放置しないで!骨粗しょう症との怖い関係

 

閉経後の女性は、骨密度が減少し、骨粗しょう症になりやすくなります。しかし近年、若い女性のダイエットや摂食障害による体重減少性無月経が増えているなかで、若いうちからの骨粗しょう症のリスクが問題視されています。

 

■骨密度と女性ホルモンの関係

骨は体が熟成されるとしっかりと形成され、そのまま変わることがないよう感じます。しかし実際は、常に古くなった骨は壊して新しく造りなおすという、骨代謝という新陳代謝が行わることによって骨の強度は維持されています。

 

しかし、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが減少すると、古い骨を破壊するスピードが上昇し、新しい骨を形成する骨形成が追いつかなくなります。そのため、エストロゲンが減少すると骨の中がスカスカになっていきます。

 

■エストロゲンが減少するのはどんなとき?

エストロゲンは女性ホルモンのひとつ。エストロゲンとプロゲステロンという2種類のホルモンが分泌されることにより、乳腺の発達や生理、妊娠が起こります。また、女性の健康を維持するうえで、重要な役割を担っています。


こうした女性ホルモンは、40代後半~50代の閉経頃になると、卵巣の機能が停止し、分泌量が一気に低下していきます。それにより、女性のからだに様々な不調をきたす更年期障害が現れます。


無月経の女性も卵巣が正常に機能しないため、女性ホルモンを正常に分泌することができません。

 

■ダイエットが招く無月経

無月経には、はじめから生理が来ない原発性無月経症や、下垂体腫瘍や手術、外傷、放射線治療などによって下垂体に障害が起こった下垂体性無月経、乳汁を分泌するホルモン「プロラクチン」が高値になり、排卵を邪魔する高プロラクチン血症、繰り返しの人工中絶や流産手術によって、子宮内膜に癒着が起こり無月経になった子宮性無月経などいくつかの種類がありますが、なかでも近年問題視されているのが体重減少性無月経


ダイエットや摂食障害により体重、体脂肪率が減ってしまったことで、視床下部が卵巣に対しホルモン分泌の指令を出せなくなったり、女性ホルモンの材料となる脂質が足りないためにホルモンを分泌できなくなった状態です。

 

こうした原因で卵巣機能が低下したことにより、若年女性でも骨粗しょう症となるリスクが増えています。

 

■骨粗しょう症の先にあるのは…

エストロゲンの減少は、骨量が低下し骨折しやすくなるだけでなく、手足の関節やひざの関節などに変形を起こし、関節症を引き起こす可能性があります。また、膝関節にある軟骨が削れてすり減ることによって、自分のからだを支えられなくなり、歩行障害が起こる場合もあります。


閉経後の60歳~70歳代の多くの女性が変形性ひざ関節症に悩まされていますが、そうした症状がまだまだ働き盛りのうちからあらわれてしまうかも知れません。


また、寝たきりの原因として多くを占める「大腿骨頸部骨折」も、骨粗しょう症が背景にあります。

 

 

まだ若いうちから、自分の足で歩くのが困難になったり、寝たきりになってしまったり…そんなことにもつながりかねない無月経。「生理が来なくていいわ」と安易にとらえず、早めに婦人科を受診することが大切です。

 

photo by://www.ashinari.com/2012/01/23-356219.php?category=265 

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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