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アレルギー

冷たい水や空気に触れてじんましん!じつは怖い寒冷アレルギーの症状や治療法について

冷たい水や空気に触れるとじんましんがでたり、鼻やのどの調子が悪くなるという寒冷アレルギー。中には怖い症状に発展する場合もあるようです。

 

寒冷アレルギーの症状

寒冷アレルギーの症状には、じんましんから食欲不振まで、さまざまなものが挙げられるようです。

 

寒冷じんましん

皮膚温が低下することによって赤みやかゆみをともなうじんましんが発生します。

 

鼻水、鼻づまり

気温が下がってくると常に鼻がつまり、鼻水が出るようになります。

 

喉の腫れ、咳

冷たい空気を吸ったり、冷たい飲み物を飲んだりすると喉の腫れや咳が起こります。

 

おなかの症状

外気温の低下や、冷たいものを食べたり飲んだりすることで胃腸の調子が悪くなり、食欲が減退します。

 

血圧低下などの全身症状

冬場の寒中水泳などは要注意。普段経験していないような冷たい水の刺激によって血圧が一気に低下することがあります。寒冷アレルギーを自覚している人は、水泳は避けたほうが懸命です。

 

寒冷アレルギーの治療

寒冷刺激がきっかけとなって症状が起こる人には、以下のような治療が行われます。

 

日常生活の心がけ

・マスクをして、粘膜への寒冷刺激を抑える

・水泳は寒冷刺激が大きいため、行わない

・寒い日には暖かい服を着る

 

外用薬

抗ヒスタミン薬やステロイドの配合された軟膏を塗ることで、かゆみを沈めます。

 

薬の内服

アレルギーの薬として一般的な抗ヒスタミン薬を内服すると、寒冷刺激で冷やされてからじんましんが誘発されるまでの時間が長くなり、症状が起こりにくくなります。抗アレルギー薬も有効。ただし、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬で治癒できるわけではありません。

 

寒冷脱感作

冷たいシャワーを体の一部に繰り返しかけ、じんましんがでなくなったら徐々にその範囲を広げていくという治療方法です。

 

寒冷アレルギーは一般的なアレルギーとは異なり、アレルゲンに対して反応しているわけではなく、寒冷刺激という物理的な刺激に対し神経が反応してしまっている状態。メンタル面や体調などによっても症状が変わってくるため、気長に付き合っていくことが必要になるようです。

 

物理性アレルギーの一つ「寒冷アレルギー」の様々な原因

寒冷アレルギーは、食物アレルギーやダニ・ノミのアレルギー、花粉症などといった免疫系のアレルギーと異なり、物理性アレルギーで、日光アレルギー、温熱アレルギー、機械的アレルギーの一種に含まれます。

 

寒冷アレルギーの原因は様々ですが、以下のような場合に出やすいとされています。

冷たいコップや缶を手に持った場合

冷水で食器類を洗った場合

冷たい飲み物・食べ物(アイスクリームやカキ氷など)を口にした場合

ジョギングの後で体が冷えた場合

今年一番の冷え込みの日に、朝一番で外に出たとき

 

このように寒冷アレルギーの原因は、身体が冷えたとき、冷たいものに触れたとき、冷たいものを摂取したときなど多岐に渡りますが、共通して言えることは、これらの原因によって体温が急激に下がったとき、寒冷アレルギーが発症するということです。

 

また、最近では畳よりも、フローリングの床という住居が増えてきました。フローリングの床ですと特に冬場は非常に冷えているので、そのような時期にフローリングを素足で歩いていると足にかゆみが生じる場合もあります。できるだけ、靴下を履くなどして対応することが必要です。

 

寒冷アレルギーの発症のメカニズムとしては、このような物理的な刺激によってアレルギーを引き起こす物質であるアレルゲンが皮膚に侵入することで、それに反応しヒスタミンと呼ばれる化学物質が過剰に生成されるため、かゆみといったアレルギー症状が発生するといわれています。

 

また血液中にクリオフィブリノーゲンやクリオグロブリンとよばれるたんぱく質がみられる人が、しばしば寒冷アレルギーを発症するともいわれています。

 

寒冷アレルギーの原因は様々ですが、一つ一つの原因は単純ですので、症状がひどくなる前に何らかの対応をしましょう。

 

知らなかった!寒冷アレルギーを防ぐ上で知っておくべき注意点

寒冷アレルギーの特徴は、自身の体温よりも極度に低いものに触れる、または、摂取することで発症する非免疫系のアレルギーの一種です。

 

しかしながら、これ以外の場合でも、寒冷アレルギーが発生してしまうケースが散見されるようになってきました。どのような場合があるのでしょうか。

 

体温上昇の後の低下に要注意

例えば、運動することによって体温が上昇し、その後通常の体温に低下する際に寒冷アレルギーが発症する場合があります。夏場であったとしても、暑いからといって、日陰やエアコンの効いた室内など、身体を急激に冷やす場所に行くことで、発症する可能性があるので、大変ですが、できるだけ運動後のクールダウンは温度差があまりない場所で行うのが良いでしょう。

 

特に運動する時期が、冬場やエアコンの強く効いたジムなどでは、運動後急激に身体が冷えますので、汗をかいていて不快であっても、運動後は身体を冷やさぬよう、厚着をすることが重要です。

 

お風呂上りも要注意

入浴により、体温は上昇しますが、入浴後身体の水分を十分にふき取らないままでいると、水分が蒸発する際に体の熱を奪い急速に体温を下げる作用があります。そのような場合でも寒冷アレルギーを発症する可能性があるので、注意が必要です。入浴後はまずタオルで体の表面の水分を十分ふき取った上で、すぐにパジャマなど服を着て、体温の急激な低下を防ぐことが非常に重要です。

 

これも運動時と同様、冬場やエアコンの強く効いた夏場のように一年中、体温を下げうる環境は身近にありますので、常に体温を急激に下げない工夫が必要です。

 

このように寒冷アレルギーは一年を通じて、起こりうるアレルギーの一種であり、冷たいものを摂取したり、冷たいものに触れたりしなくても発症することがありますので注意が必要です。

 

ポイントは首と腰!寒冷アレルギーを防ぐ服装と注意点

寒冷アレルギーの人にとって、寒さは大敵です。体を冷やしてしまうと、じんましんやかゆみが出てきます。

まずはアレルゲンである寒さを防ぎましょう。そのための服装についての注意点を紹介します。

 

太い血管がある首と腰を温める

人間の体の中でも、首と腰は太い血管があることで知られています。

首は太い血管が身体の外側のほうにあるため、血液も温められやすいです。

 

首や腰を温めることによって全身の血行がよくなり、体を効果的に温めることが出来るので、首と腰の保温がお勧めです。

 

カイロを貼るのであれば首や腰に貼りましょう。マフラーやスカーフ、ネックウォーマーなどを活用するのもお勧めです。

 

着込むよりも隙間を作る

温かくする、というと何枚も着こんでしまう方がいます。体にフィットするものを何枚も着こむよりも、少し余裕のあるものを2枚程度着た方が温かくなることが多いです。

 

空気を含み、熱の出来る隙間を作るように意識しながら服装を考えてみると良いです。

一枚目は体にフィットするものを、二枚目は少し余裕のある厚めの素材のものを着るのがお勧めです。最近は発熱・保温効果などを持った繊維素材も多く出ていることから、そういいた衣類を着てみるのもお勧めです。

 

日常生活では汗に注意

温かくするとはいっても、普段の生活で必要以上に汗はかかないように注意してください。汗をかくと汗の蒸発によって体が冷え、外気温はそれほど低くなくても寒冷アレルギーが出る場合があります。

 

屋内に入ったらカイロを外す、マフラーを取って首元から熱を放出するなど、こまめに温度調節し、汗をかかないための工夫も必要です。

こまめに温度調節をし、寒い季節を乗りきっていきたいですね。

(photo by 写真AC) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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