カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. アレルギー >
  3. 色々なアレルギー >
  4. もしかして寒冷アレルギー?と思ったときにすること

アレルギー

もしかして寒冷アレルギー?と思ったときにすること

 

最近、どうもじんましんがよく出る気がする。冬になったし、もしかしてこれが寒冷じんましんなのかな・・・?

 

そう思ったとき、どんなところをチェックしてみると良いのでしょうか。

 

どんなときに症状が出るかをチェック

寒冷じんましんは、皮膚温が低下したことにより生じます。寒冷刺激によるじんましんかどうかを確認するためには、水を入れたビニール袋やビンなどを皮膚に触れさせます。皮膚の温度が下がってくるとともにじんましんが現れるようなら寒冷じんましんの可能性があります。

 

冬の寒い日に外の冷たい空気を吸ったとたん、あるいは朝起きてすぐに室内の冷たい空気を吸い込んだとたんに咳や鼻水が止まらなくなるという場合も、寒冷アレルギーの可能性があります。

 

寒冷アレルギーと似ている症状

じんましんが出る場合は、寒冷アレルギーのほかにもさまざまな要因が考えられます。

・食べ物によるじんましん

・薬物によるじんましん

・運動、温熱刺激によるじんましん

・精神的緊張によるじんましん

・固いものでこすることによって起こるじんましん

 

とくに、「機械性じんましん」と呼ばれるじんましんは、強くこすったり、ベルトやかばん、下着などで圧迫された際に起こるじんましんですが、精神的な緊張や感情のたかぶりによっても起こることがあります。

 

大人に多い「内因性アレルギー」

バラの花粉で喘息を起こす人が、造花のバラをみて喘息発作が起きたという話があります。このように、原因とは独立して、精神の活動のみで臓器の反応性がひとり歩きすることがあります。

 

大人のアレルギーと子どものアレルギーを比較した際に、子どもの場合はアレルゲンの侵入とそれに対する免疫応答というアレルギー反応がはっきりしているのに対し、大人ではアレルゲンが特定できず、むしろ精神的ストレスの影響が大きいといわれています。

 

アレルゲンが特定できるものを「外因性アレルギー」、ストレスや気持ちの問題など心因性のものを「内因性アレルギー」と呼んでおり、大人では「内因性アレルギー」の要素が多いといわれます。

 

「アレルギー」と呼ばれる症状は、じんましんや鼻水・鼻づまり、咳など、似たような症状であることが多いもの。自分の体に起こっている症状の原因は何だろう?とよくチェックしてみるのも良いかも知れません。

 

寒冷アレルギーの検査方法とは?

寒い日に家に入るとかゆみを感じる、じんましんが発生する。お風呂あがりに薄着でいると同様に体がかゆくなり、皮膚が赤くなる。こういった場合に、寒冷じんましんだとすぐに特定できる人はなかなかいないのではないでしょうか。まずはしもやけを疑ったり、入浴中・入浴後に利用したシャンプーや化粧水などが自分の肌に合わないのではないか、と疑うところからはじめる方が多いと思います。

 

寒冷アレルギーは急激な気温差を原因として発症するアレルギーの一種で、なかなかすぐにこれが原因だと気付きにくいアレルギーの一つです。

 

皮膚科に行けば、様々な検査を通じて原因を特定化でき、それらの検査には以下のようなものがあります。

 

アレルギー検査の種類

            免疫学的検査

            血液検査

            皮膚パッチテスト

            皮膚スクラッチテスト

            皮内反応テスト

            スクリーニング検査

            試験食法検査

            皮膚描記法

            食品選択法検査

 

これらは他のアレルギーの原因特定には有効ですが、寒冷アレルギーの場合は、そうはいきません。寒冷アレルギーの場合に有効なのは、寒冷負荷検査と呼ばれる検査です。

 

寒冷負荷検査とは?

寒冷負荷検査とは、寒冷アレルギー(寒冷じんましん)を調べるための検査で、通常氷の入った冷たい水をビニール袋にいれ、それを10分間皮膚にあてます。そして、その反応を確認するのですが、あてている部分が赤くなり、鳥肌のような小さな発疹が見られる場合は寒冷アレルギーだと診断されます。

 

まとめ

アレルギーの原因は多岐に渡るため、どんなに皮膚に症状が現れた状態で皮膚科のお医者さんにその症状を見せたとしても、それだけで原因を特定させることはほぼ困難です。アレルギー以外の原因でも皮膚にじんましんができ、かゆみが生じることもあり、お医者さんは慎重に原因を特定しようとしてくれるはずですので、できるだけ正直にお医者さんの質問には答えて必要な情報を提供しましょう。

 

「寒冷アレルギー」と「アレルギー」の違いとは?

冬になると、「寒冷アレルギー」という言葉を耳にすることがあります。寒冷アレルギーといわれているのは、冷たい空気や水への接触によって、じんましんやくしゃみ、鼻水などのアレルギー症状と同じ症状が現れること。しかし、この「寒冷アレルギー」、花粉症やダニなどのアレルギーとはちょっと違います。いったいどんなものなのでしょうか?

 

「アレルギー」は「抗原」に対する免疫反応

おたふくかぜを例にあげてみましょう。

 

おたふくかぜはムンプスウイルスというウイルスに感染して発症する病気で、いちどかかると二度と発症することはありません。これは、ムンプスウイルスという「抗原」に対して、体内に「抗体」が作られるため。ふたたびムンプスウイルスが体内に入ってきたときには、この「抗体」が一気に活性化し、ウイルスを集中的にやっつけるので、発症にいたらないという仕組みです。こうした防御機構を「免疫反応」と言います。

 

アレルギーも免疫反応のひとつ。花粉やダニなどの「抗原」に対し、体内から速やかに排除するために「抗体」が作られるところは、ウイルスに対する免疫反応と同じです。

 

ただし、ウイルスに対する抗体はウイルスを直接退治する方向にはたらくのに対し、花粉やダニなどに対する抗体は、ヒスタミンなどの化学物質を放出し臓器に何らかの反応を起こすことによって、体内から抗原を排除する方向に働きます。その過程が、アレルギー症状として体に不快感を与えます。

 

ヒスタミンによる反応の例

・細い血管を拡張させる→皮膚が赤くなる

・細い血管の壁から水分が外へ漏れやすくなる→粘膜がむくみ鼻づまりになったり、咳が出る。皮膚がふくれる

・神経を刺激する→かゆみが起きる

・気管や内臓の筋肉を収縮させる→呼吸が苦しくなる

・粘膜の粘液腺から粘液を分泌させる→鼻水がたくさん出る

 

ヒスタミンによって引き起こされた反応により、皮膚が赤く腫れてかゆみをともなうじんましんが起こったり、鼻の粘膜が腫れて粘液が分泌されるため鼻水鼻づまりがひどくなったり、気管支の粘膜が腫れて筋肉も収縮したうえに粘液が分泌されるために喘息発作が起こったりします。

 

基準温度は人それぞれ!寒冷アレルギーの予防法とは?

アレルギーの一般的な予防法は、アレルゲンから遠ざかることにあります。

寒冷アレルギーの場合もそれは同じです。

 

寒冷アレルギーのアレルゲン

寒冷アレルギーにとっての原因、つまりアレルゲンは寒さです。周囲の温度が低いことによって、寒冷アレルギーの症状であるじんましんなどが出てきます。しかし、「温度が低い」といっても、それが何℃であるかというのは人によって違います。冷たいというよりはぬるいという範疇に入る水でも、寒冷アレルギーを起こす人もいます。

 

季節柄、冬に寒冷アレルギーが起こす人が多くいます。

 

寒さから身を守る

寒冷アレルギーの症状を出にくくするためには、寒さから身を守ることが大切です。

気温が下がり始めた秋口になったら、基本的に室内を裸足で歩くのはやめましょう。靴下を履く、更にスリッパを履くと言ったように、床から寒さが伝わらないように注意してください。

 

また、食事においても体の内側を冷やさないように注意することも大切です。アイスクリームやかき氷などの冷たい食べ物は、体の内側を冷やし、寒冷アレルギーを引き起こす可能性があります。身体を温める食事を摂るように心がけましょう。

 

運動後の注意

運動をすると体が温まる上、ストレス解消にもなるのでお勧めです。しかし、寒冷アレルギーを持っている方は、運動後にはすぐに汗をきれいに拭くようにしてください。

 

汗が蒸発した際に異常に冷えてしまい、寒冷アレルギーの症状が出てしまいます。運動するときには大きめのタオルを持っていくようにした方がよいでしょう。

具体的な治療法は見つかっていないため、自分の症状や温度を知っておき、合せて対処できるようにしましょう。

 

photo by:http://www.ashinari.com/2013/01/22-375224.php

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

色々なアレルギーに関する記事

水アレルギーとは?原因、症状、治療法は?

    水アレルギーの治療法とは アレルギーとはひとくちに言っても、数多く...

冷たい水や空気に触れてじんましん!じつは怖い寒冷アレルギーの症状や治療法について

冷たい水や空気に触れるとじんましんがでたり、鼻やのどの調子が悪くなるという寒...


薬アレルギーのメカニズムや症状とは?

  気をつけて!ステロイド投与により現れる精神症状 ステロイド剤は皮膚科...

シックハウス症候群の原因「ホルムアルデヒド」とは?

ホルムアルデヒドが引き起こす中毒症状を知ろう 「シックハウス症候群」と...

カラダノートひろば

色々なアレルギーの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る