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生活習慣病

そのめまい、立ちくらみ、糖尿病かも?性別特有の症状とは?糖尿病の3大合併症ってどんな症状?

 

めまいや立ちくらみは糖尿病のサインの一つです。

中高年になると「年のせい」「疲れたから」といった自己判断で治療の機会を逃してしまいがちですが、糖尿病によるめまいの特徴を知ることが治療への第一歩です。

 

【起立性低血圧】

座った姿勢から立ち上がったときに、めまいやふらつきを感じます。神経系の障害からくる症状で、糖尿病の合併症の一つでもあります。

高血糖によって自律神経系に支障をきたし、全身の血圧を一定に保てなくなるため、血液が下肢に集中していた状態から急に立ち上がると、血圧の調整が追いつかなくなり以下の症状が起きやすくなります。

 

<めまいの症状>

・目の前が真っ白になる

・目の前が真っ暗になる

・歩きはじめるとふらつく

・立っていられない

・失神する

 

【食後に注意】

起立性低血圧は食事のあと起こりやすくなります。

血圧の調整がとりづらいため、食後の消化のために腹部に血液が集中している時に立ちあがると、急に対応できずふらついてしまいます。

 

【めまいの対処法】

糖尿病により神経系の障害を発症している場合、急に身体を動かすと血圧調整の対応が遅れ、めまいやふらつきが起きます。もちろん糖尿病治療には血糖値コントロールが重要ですが、めまい防止のため、日常生活ではゆっくり身体を動かすように気をつけましょう。

 

<ゆっくりやろう>

・ベッドから起き上がるとき

・しゃがんだ姿勢から立ち上がるとき

・重いものを持ち上げるとき

・駅のホーム、階段などは危険に注意

 

 

~まずは血糖値コントロールを~

「高血圧?」「糖尿病?」と疑うような症状が出たら、病院へ相談してみましょう。めまいやふらつきは頭痛や吐き気を伴う場合もあります。血糖値が高くなると、血栓ができやすくなったり、脳内に酸素が届きにくいなどさまざまな身体への影響も考えられます。単なるめまいと自己判断せず、医師との連携で治療を始めることをおすすめします。

 

 

糖尿病と立ちくらみ~起立性低血圧や低血糖発作の可能性も!

糖尿病になると立ちくらみが起きるという方もいます。起立性低血圧と、糖尿病と自律神経の関係について紹介いたします。

 

起立性低血圧とは?

起立性低血圧は立ちくらみの正式名称で、ひどくなると視界が真っ暗になります。お店で下の方にある商品を見ていて、立ち上がった時にふらついてしまう場合なども起立性低血圧の可能性があります。起立性低血圧の原因は自律神経です。自律神経失調症など自律神経が上手く働かないタイプの病気にかかっている場合、起立性低血圧もみられやすいです。

 

糖尿病と自律神経

糖尿病と自律神経失調症は一見関係がなさそうに見えますがそんなことはありません。実は高血糖状態が自律神経失調症に悪影響を与えたり、自律神経失調症の発症を促したりする可能性があります。高血糖状態の血液は糖分と水分でいっぱいです。血液をサラサラ、ドロドロという言葉で表すなら糖尿病の方の血液はドロドロのことが多いです。ドロドロの血液では上手く自律神経まで栄養を運ぶことができない可能性も高いです。栄養が運ばれないと自律神経は上手に働かなくなり、結果として起立性低血圧が起きてしまいます。

 

低血糖発作の可能性も

糖尿病で薬物治療をしている場合は立ちくらみではなく低血糖発作の場合も考えられます。立ちくらみで目の前が暗くなるだけではなく手足の震えなどが見られた場合、低血糖発作と考えて間違いありません。まずブドウ糖を摂取してください。自律神経失調症の場合は血糖コントロールをするのが第一です。立ちくらみが起きた時はすぐに立ち上がらずにゆっくりとものなどにつかまって立ちあがるようにしてください。ベッドなどから急に起き上がるのも厳禁です。

 

糖尿病の方は特に立ちくらみを軽く考えず、起立性低血圧や低血糖発作の可能性も考慮していきましょう。

 

 

大きな声で言えないから知っておきたい!糖尿病で見られる「女性特有」「男性特有」の症状

血糖値が高めと言われたり、糖尿病予備軍と言われた方は、「初期症状」に気をつけていますか?糖尿病の初期症状なんてあるの?と思った方は、すでに糖尿病が進んでいるかもしれません。

 

糖尿病初期は、ほとんど症状が無い

糖尿病の多くを占める2型糖尿病では、初期の段階で自覚症状はほとんどありません。

そのため症状が出る頃にはある程度進行していることになります。

それでもその症状さえ見逃してしまうこともありますから、症状が出たのならそれに気づけるようにすることが重要です。

 

糖尿病でよく言われる初期症状としては、

 

喉が渇く

頻尿(一回の量が少なくても)

倦怠感・脱力感・疲労感

目がかすむ

食べるのに体重が減る

 

これらの症状があります。どれも糖尿病特有の症状ではないため、年齢や疲れのせいにして見過ごされがちです。

 

糖尿病の初期症状、こんな症状もある!

続いて、あまり知られていない女性特有、男性特有の糖尿病の初期症状についてご紹介します。

 

・デリケートゾーンのかゆみ(女性)

高血糖の状態では体の末端に栄養が運ばれにくくなり、その部分にかゆみが発生しやすくなります。

女性で糖尿病を発症しやすいとなると、更年期以降になりその場合、閉経による体の変化と思ってしまいがちです。

もちろんその可能性もありますが、血糖値が高くなっているシグナルかもしれません。

 

・月経異常(女性)

こちらは閉経前の女性の場合です。女性の生理周期を担う女性ホルモンは、血糖値を下げるインスリンと深く関係しています。

相互に関係するため、血糖値が高くなることで女性ホルモンの分泌が影響を受けることがあるのです。

 

生理前症候群や、生理不順、月経周期が長くなる、経血の量が多くなるなどの症状が長引くなら、糖尿病の可能性が高くなります。

 

・性欲減退(男性)

高血糖の状態が長く続くと、末梢の神経がダメージを受け、鈍感になります。

これによって起こるのが性欲の減退です。ただ、性欲の減退は年齢、ストレス、体調など他の要因によっても起こります。

 

しかも、性欲減退の原因である末梢神経のダメージは、おそらく糖尿病を発症してから10年ほど経過して起こっているでしょう。

そのため性欲減退と糖尿病を結び付けたから、糖尿病を早期に発見できるということでもないかもしれません。

 

意外な症状が糖尿病の症状かもしれない

女性特有の症状、男性特有の症状は、なかなか大きな声で症状として訴えにくいでしょう。

その分これらの症状があっても見逃されやすいのです。

糖尿病予備軍として診断されたり、高血糖と診断されたのなら、こうした症状も自分で抱え込まないことが必要ですね。

 

 

糖尿病の3大合併症「しびれ」ってどんな症状?

糖尿病にはさまざまなサインがあります。

初期症状に気付き、適切に対処することが、重症化を防ぐために大切です。しびれの症状は比較的初期に出やすい合併症です。糖尿病によるしびれの症状・原因などを知り、正しく治療しましょう。

 

【しびれの症状】

場所…手首・足首より先

特徴…両手、両足など左右対称の症状

間隔…一定の時間

 

【しびれの感覚】

・足の裏に皮を一枚貼ったような感覚

・裸足で砂の上を歩いているような感覚

・じっとしていると足の裏がムズムズする

・冷感や温感が鈍くなる

  

<痛みを伴う場合>

・焼けるような痛み

・チクチクと刺すような痛み

・何かに触れた時にズキッと痛むなど

 

高血糖の状態があまりに長いと、治療で血糖値を下げてもしびれが解消されない場合もあります。重症化すると靴下も履けないほどの痛みに苦しむ人もいます。早めの治療で症状を抑えることが大切です。

 

【原因】

糖尿病の合併症の一つに、末梢神経へのダメージがあります。

これにより身体の末端(手先・足先)の感覚が鈍り、それがしびれとなって現われやすくなります。末梢神経障害は3大合併症とも呼ばれ、糖尿病の人はしびれの症状が出やすいということになります。

 

~治療で良くなります~

しびれや痛みは、糖尿病の症状の中でも苦しいものですが、糖尿病治療の中で改善することができます。治療で神経の働きを戻すと、最初は症状が激しくなることもあります。糖尿病治療は血糖値をコントロールすることです。そのため食事や運動など生活を見なおしましょう。

 

 

糖尿病合併症を防ぐ!注意が必要な疲れやすい、だるいなどの症状

糖尿病は、血糖値を調節するインスリンの分泌が何らかの理由で停止したり、減少したりすることで起こる高血糖の状態をいいます。

 

2型糖尿病の場合は、肥満や食べ過ぎなどの食生活の乱れが主な原因となり、1型糖尿病の場合は、インスリンを作るすい臓のβ細胞の機能がもともと低いか、何らかの理由で壊れてしまうことが原因となります。

 

それでは高血糖の状態が長く続くとどうなるのでしょうか? 

 

◆高血糖が続くとどうなるか

慢性的な高血糖状態が続くと、いくつかの自覚症状が現れます。

 

まず、インスリンのはたらきが悪くなっているのでブドウ糖をエネルギーに変えることができず、慢性的にだるい、疲れやすいといった症状がみられます。

 

また、血液中にブドウ糖が多くなると、尿が多くなり、水分が排出されてしまうので喉が渇きやすくなります。そして ブドウ糖がエネルギーに変換されない代わりに、脂質や筋肉が分解されて使用されるため、糖質をいくら食べても痩せてしまうという症状がでることがあります。

 

◆糖化と糖尿病

近年アンチエイジングの分野などで「糖化」という言葉がよく使われるようになりました。糖化は糖尿病の合併症と深く関係しています。

 

糖化とは、糖がたんぱく質や脂質と結合し、変性することで、砂糖を煮詰めると茶褐色のカラメルになる反応や、肉を焼くと色が変わり固くなる反応も糖化と呼ばれるものです。

 

糖尿病では、生体内で起こるさまざまなたんぱく質の糖化反応と糖化反応生成物(AGEs)が蓄積することが、合併症の発症と進行に関係していることが明らかになっています。

 

糖化を進行させる高血糖の状態をいかにコントロールするかが、糖尿病の進行と合併症の予防には不可欠な治療になります。

 

 

◆糖尿病の治療方法

1型糖尿病の場合はインスリン注射、肥満や生活習慣が原因の2型糖尿病の場合は、まず食生活の改善と運動療法がおこなわれます。

 

それでも効果がみられない場合は、薬物療法やインスリンの注射を取り入れた治療が行われます。

 

健康診断などで糖尿病の危険性があると指摘された糖尿病予備軍の人は、合併症に発展したり、薬物治療が必要になる前に、ただちに生活習慣を見直しましょう。血液中にたまったブドウ糖は徐々に血管や神経をむしばんでいきます。

 

糖尿病は「合併症の病気」と呼ばれるほど、高血糖や高血圧による血管障害により、さまざまな病気を引き起こしやすいのです。

 

糖尿病を進行させないためには血糖値のコントロールが不可欠です。これは健康な人にもいえることですが、暴飲暴食や不規則な食生活は身体に負担をあたえ、糖尿病をはじめ、さまざまな生活習慣病の引き金になります。

 

また、糖化という現象は老化ともかかわっているため、美容のためにも、そしていつまでも若々しくいるためにも、慢性的な高血糖にならないように食事の見直しや運動の習慣化を心がけましょう。

 

※参考

片山隆司・貴堂明世(2012)「図解でわかる糖尿病」主婦の友社

 

 

糖尿病のリスクは寝たきりになる事

糖尿病になるということのリスクは、勿論脳卒中や心筋梗塞などになり命の危険があることでしょう。

ですが、今の医療体制からすると、脳卒中や心筋梗塞になれば必ず命を失ってしまうと言う事態も減少していることも事実です。

しかし、命が助かるから問題が無いというのが糖尿病の怖さでもあります。

脳卒中や心筋梗塞などになってしまうと、かなりの確率でその後の後遺症で寝たきりになってしまうと言うことが実生活上非常に大きな問題となってしまいます。

実際に寝たきり状態の要介護者の割合の中で、認知症と糖尿病は非常に大きな割合を占めています。

 

○糖尿病のリスクの変化

1.糖尿病による生命の危険

医療体制の充実により、確実に危険性は軽減。

2.脳卒中などの後遺症による寝たきり状態

実生活に大きな支障が生まれ、介護のコストなど非常に掛かるようになる。

 

糖尿病治療も、命の危険を守るだけでなく、脳卒中などの発作による後遺症にならないための治療が重要となってきています。

糖尿病患者から寝たきりの要介護者となってしまうことは、本人にも周囲にも非常に大きな問題です。

様々な要因から寝たきりの人が増えている世の中、これ以上増やさないためにも糖尿病患者を減らし、ひいては寝たきりになる人を減らしていかなければならないのです。

 

(photo by http://www.ashinari.com/2012/07/25-366058.php

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-10掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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