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メンタル

過食症治療を受ける前に知っておくとよいこと~病院と自助グループ、治療について

過食症をいざ治療しようと思うときに、役立つことをまとめてみました。まずは施設ですが、最寄りの保健所へ行って相談すると過食症治療に最適な病院や自助グループを紹介してもらえます。

 

病院のいろいろ

保険診療

3割負担だと初診およそ4000円~5000円 再診だとおよそ3000円~が目安になります。

 

・精神科

メンタルクリニック、心の診療所など。脳が適切に動かないことによって起こる、心の病を専門的に治療する。薬と精神治療の両方を使ってケアをします。自殺企図が強い場合の入院を望むときや、社会復帰支援を受けやすい施設です。

 

・小児科

小学生のお子さんに過食行動が見られたら、まずは小児科を受診するのもお勧めです。最近の小児科の医師は子供の心について勉強したり、トレーニングを受けている方が増えています。先生に過食症児対応経験の有無を率直に尋ねるといいでしょう。必要があれば、専門外来へつなげてくれます。

 

・摂食障害専門外来

ダントツにお勧めですが、人気で予約がとりにくい傾向にあります。過食症治療は長い期間を要するケースも多く、通うのに不便であれば不向きという決断もした方がよいです。

 

保険外診療

・カウンセリング専門施設

カウンセリングルーム、相談所、心理研究所と銘打っています。臨床心理士や心理カウンセラーが在籍し、通院による定期的な面談をおこなっています。来談者に薬や病院でのケアが必要となれば、医療機関につなげてくれます。一回の相談時間が長いのが特徴で、一回5000円~1万円かかります。

 

自助グループ

仲間に出会って心強くケアできるという意味でおすすめです。ケアが長く続くときの励みにもなります。ご本人だけでなく、不安を抱える家族にとっても有用です。

有名な自助グループとして、「Overeaters Anonymous」と「NABA(ナバ)」などがあげられるでしょう。

地域の福祉センター主催の患者会や家族会もあります。

病院独自のグループや、医師が主体となって活動するグループなど幅広く存在します。

 

治療について

利用する施設によりますが、カウンセリングと薬物療法を用いることが多く見られます。

治療は四段階に分けて考えることができます。

1.導入期

家族も含め、治療の必要性、方向性を知り、回復への決意をする。

 

2.解読期

患者さんの過食パターンや、将来なりたい姿などを考察し、最適な治療プランを作り上げていきます。

 

入院

混乱が強く自殺企図がある場合などは入院を勧められることもあります。入院は過食をなくすためではなく、落ち着いて自分を見つめなおすために用いられます。家族も本人も過食がなくなると期待するのは、症状を悪化させるので気をつけましょう。

3.リハビリ前期

自分の症状の全貌が見え、意欲をもって改善に向かう時期です。

 

4.リハビリ後期

生活を安定させる時期。再発体験や例外などを体験し、それでも過食をコントロールする意欲を絶やさないことが課題となります。この部分で長くかかる方もいます。

 

以上を念頭におき、10年ぐらいかかるつもりで、本人も家族も治療に挑みましょう。早く治るにこしたことはありませんが、焦ることは過食に火をつけてしまいます。

 

(Photo by://pixabay.com/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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