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メンタル

~過食症対する家族療法~五段階の症状とポイント

 

思春期に多い過食症。家族に頼って生きなければならない子供の治療は、家族でカウンセリングを受ける「家族療法」が効果を上げています。

 

 

▼家族療法でカウンセラーが大切にしていること

 

・家族全員で、病気を理解しシェアしてもらう。

・家族全員が一丸となって行う良さを知る。

・患者だけでなく、家族の不安もとりのぞく。

・家族が患者の治癒に有効な対応を学ぶ。

家族の在り方を見直す機会にし、病気が出る前よりも家族全員にとって過ごしやすい家族になる。

 

 

▼過食症治癒までのよくある五段階

 

STEP1 発病前

患者さん・・・親の思う通り行動してきた。 

家族・・・いい子だと思っている。

 

STEP2 発病

患者さん・・・親の思う通りが苦しい。わがままを聞いてほしい、攻撃したい、甘えたい。 

家族・・・ あの子がなぜ?

対応策・・・受容し、「待つ」態度。怒りに対して怒りで応戦せず、そうか、わかったと聞く。

 

STEP3 治療開始

患者さん・・・自分の主張を最後まで話す訓練をする。

家族・・・子供の自己主張に悩む。受け入れの限界にも悩む。

→対応策・・・患者さんの意見を無視せずきく。意見が言えたことを喜ぶ。親も子も過去は変えられないことを悟り合う。できる範囲でいうことをきき、聞けない時は理由をさとす。

 

STEP4 家庭内訓練

患者さん・・・親が受け入れてくれることに希望を感じはじめる。

家族・・・どこまで本音をだしていいかわからない。ほめたり認めたりが難しい。上向きなのをみると、がんばれと言ってしまう。

→家族の対応策・・・信頼関係と成長に合わせて、少しずつ親の本音をだす。将来について話さない。武骨な父親や母親、兄弟がいる場合、温和な家族が肯定的に翻訳してそっと伝える。

 

STEP5 社会での訓練

患者さん・・・登校やアルバイト、友達との交流を再開し、社会で受けるストレスの吐きだし方、バランスのとれた摂食について、試行錯誤し実践していく。

家族・・・社会参加をやめないように励ましてしまう。

→対応策・・・家族が心の支えになるようにする。愚痴きき、成長をみとめ、成果を共感する。こちらから根掘り葉掘りきかない。指示しない。食事と体重の管理は本人にまかせて、こちらから触れない。

 

 

 

以上が、家族療法で行われる典型的な、治癒段階です。今までのやり方を変えることはたくさん勇気がいりますが、その勇気の先には、発病前より、もっと素敵な家族関係が待っています。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E9%9A%8E%E6%AE%B5-%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88-%E4%BA%BA%E9%96%93-%E4%B8%8A%E6%96%B9-%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3-%E5%80%8B%E6%80%A7-%E6%80%A5-%E9%99%8D%E4%B8%8B-%E5%80%8B%E3%80%85-70509/)

著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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