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関節痛・腰痛

リウマチの治療費負担を軽減できるかも!高額療養費制度や医療費控除などが受けられます

関節リウマチのリハビリにおいて作業療法とは、早期だけではなく進行期に至るまでといった全ての病気に対応する様々な役割を担っています。

 

また、進行性の疾患であるリウマチでは、病勢や関節の状態だけではなく、服用している薬や患者さんの生活状況や住宅環境なども含めた全体像を把握することで、時と場合に応じた訓練と指導を細やかに行う必要があります。

 

基本的には過度な負担を避けながら動作を行うことで、ADL(日常生活を送る上で普通に行う、食事や排泄、移動、入浴といった基本的な動作である日常生活動作をさす)を維持し、患者さん自身による生活の質を低下させないことが目標になります。

 

こちらではADLを維持するために必要な対応や注意点などについてご紹介します。

 

◆関節保護が基本

リウマチが進行する経過において、その症状は良くなったり悪くなったりしますが、関節破壊やそれによる変形は一度起こってしまえば治らず、関節機能障害として残り、ADLを低下させてしまいます。

 

ですから、リウマチの活動性に関わらず、常に関節への負担を最小限に留めるような動作を行うことで、痛みを抑えるという関節保護に注意する必要があります。

 

◆早期治療と具体的指導が大切に

関節リウマチでは、関節や骨の破壊や変形がまだ目立たない早期の段階での関節保護が必要になってきますが、早期の患者さんには関節保護と言っても理解されにくいだけではなく、受け入れられにくい場合も稀ではありません。ですから、その人の生活の流れに沿った具体的な方法を提示する必要が出てきます。

 

また、リウマチの患者さんの層は30~50歳代の女性に多いことからわかるように、家庭の家事を担っている方が多いですから、家事動作についてもADLと同様に注意が必要となってきます。家事の場面での負担のかかりにくい手の使い方や、包丁などの道具のアドバイスを行うといいかもしれませんね。

 

◆対処法を身につけてもらう

はやり患者さん自身が考え、対応できるように配慮することも必要になります。痛みに様々な種類があるように、その対処法もそれぞれで異なってきます。

自発痛の場合だとリウマチが原因であるが高く、関節の固定や医師による薬の調整が必要となります。

筋肉痛の場合だと、運動による負担が大きすぎることが原因と考えられますので、負担を減らすといった対応が重要になります。これらを一緒に考え、対処法を身につけてもらうと良いでしょう。

 

以上が関節リウマチにおける関節保護でのADLの維持の仕方になります。この他にも様々な方法がありますので、どういった方法をとるかは医師とよく相談して決めるようにしましょう。

 

関節リウマチのリハビリどんな種類がある?

関節リウマチのリハビリでは、さまざまな方法で身体状況の向上を図ります。主なリハビリの方法を紹介します。

 

理学療法

◆物理療法:

電気や温熱の力で血行を促進し、筋肉のこわばりをほぐします。関節リウマチには、ホットパックやパラフィン浴を用いた温熱療法が主流です。

 

◆運動療法:

運動によって身体能力を維持、向上させます。関節を保護するための筋力トレーニング、関節の可動域を広げるためのストレッチが主な方法です。

 

作業療法

具体的な生活動作の訓練をして、日常生活をスムーズに送るための工夫を学びます。関節リウマチでは、今までできていた動作が難しくなるケースもあります。残存機能を最大限生かし、関節に負担をかけない動きを身に付けるのがリハビリの目的です。衣服の着脱、痛みを伴わない物の持ち運び、家事全般などの訓練をします。

いかに体に負担をかけず、疲労感を軽減するかという「エネルギー節約法」を体得する、大切なリハビリです。

 

装具療法

関節リウマチを発症すると関節が不安定になり、著しい変形を伴うことがあります。装具によって変形を防ぎ、関節への負担を軽くする目的で行うリハビリです。

関節リウマチは手から症状が現れるケースが多く、手首サポーター、手指の装具(スプリント)が多く使われます。膝用サポーター、足底板(インソール)は、下半身の一般的な装具です。

 

 

リハビリは、症状と身体機能に合わせて段階的に、まんべんなく行う必要があります。多様なアプローチで、機能の回復と保持に努めてください。

 

肩などに症状が出た関節リウマチでのリハビリ方法とは?

◆関節リウマチの急性期と慢性期って?

まずはじめに、関節リウマチでは急性期と慢性期があることをご存知でしょうか?

急性期は、炎症により関節が腫れて痛みが激しい時期のことを指し、また慢性期とは急激な症状の変化はないものの、症状が長引く状態のことをいいます。

 

この急性期と慢性期では、ぞれぞれリハビリでの訓練に対する考え方や内容が異なります。

 

◆関節リウマチの急性期

関節リウマチの急性期では、出来る限り炎症症状が見られる関節を動かさずに安静に保つことが大切になります。しかし、安静を保ち運動しないでいると、炎症は収まるものの関節の運動能力は低下してしまいます。

 

それを防ぐためにも、急性期の時期には姿勢と関節に負担をかけずに関節を動かす「関節可動域運動」と、筋力を維持するための「筋力トレーニング」を行うことが重要になってきます。

この際、どの程度運動療法をするのかは、個々の患者さんによって異なりますが、一般的には翌日までに痛みや疲れが残らない程度にするのが適切だとされています。

 

◆関節リウマチの慢性期

そして、関節リウマチの慢性期を迎え炎症などが治まってきたら、関節の動きをよくする運動と、筋力の維持・増強を試みる筋力トレーニングを積極的に行います。ただし、痛みが生じた関節には負担をかけ過ぎないように注意する必要があります。関節に大きな負担のかかる運動をすると、病気のために弱っている軟骨や骨を痛めることがあるからです。

 

どんなリウマチの患者さんにも、筋力を付けることは日常生活を送りやすくします。しかし、急性期と慢性期とでリハビリの方法が異なりますから、その時々に応じたリハビリを心がけるように気をつけるようにしてくださいね。

 

「リウマチ体操」を知っていますか?

関節リウマチのリハビリでは、身体機能の向上と関節の保護のため、運動療法が欠かせません。お勧めの運動に、効率よく筋肉トレーニングやストレッチができる「リハビリ体操」があります。リハビリ体操と、そのポイントを紹介します。

 

どんな体操?

手指・足・膝・肩を中心に、全身の関節を動かす体操です。関節リウマチの症状が出やすい関節に重点をおき、ストレッチで可動域を広げ、筋肉トレーニングで関節の損傷を予防します。道具は要らず、空いた時間で取り組める簡単なものなので、日常生活に取り入れやすいメリットがあります。

 

リウマチ体操のポイント

コツを押さえ、効率的・効果的に運動しましょう。

・ゆっくり、深く呼吸をしましょう。特に、次の運動に取り掛かる前に深呼吸をしてリラックスを心がけてください。深く呼吸をすると筋肉の緊張がほどけ、痛みが生じにくくなります。

 

・関節を動かすときは、可動域いっぱいに曲げ伸ばしをします(痛みが無い範囲で)。

 

・1つ1つの動作をしっかり確認して、丁寧に行いましょう。流すような動きでは、体操の効果がありません。

 

・少しずつでも、毎日の継続が大切です。

 

注意点

・反動をつけない。勢いがついて関節や筋肉を損傷する危険があります。

 

・無理な動きをしない。まだ炎症がある部位は、医師に許可をとってから体操をします。

 

・疲労を溜めない。関節リウマチを発症すると、ささいな動作でも疲労を感じることがあります。翌日に響くような運動量は逆効果です。

 

 

負荷をかけ過ぎず、適度な運動量になるよう調整しながら取り組んでください。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2013/02/04-375996.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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