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関節痛・腰痛

関節リウマチの炎症と骨の破壊に関係するメカニズム 悪質なタンパク質「TNFα」

 

関節リウマチとは、関節に炎症が持続して起こることで腫れや痛みを伴い、最終的には関節が破壊され変形してしまう病気です。

ですから、関節リウマチは「腫れや痛みといった炎症としての顔」と、「関節の骨破壊としての顔」の2つの面があるということが言えます。

 

◆炎症と骨の破壊に関係するTNFα

炎症が長期間にわたって続いて骨が壊れるのは、普段は血管の中にある様々な細胞やタンパク質が炎症によって関節滑膜にしみ出るからです。そうしてしみ出た細胞やタンパク質によって患者さんは「関節が腫れた」と感じます。

 

その細胞の中には、様々な種類のタンパク質を新たに作り出し細胞の外に出しますが、そのなかに痛みや熱を起こし、さらには骨を壊したりする悪質なタンパク質が含まれています。

多くの蛋白質の中で、関節リウマチに一番深い関係があるとされる悪いタンパク質が、TNFαで、関節リウマチに悩まされている患者さんの身体や関節の中には、異常なほど多く含まれています

 

◆骨を溶かす破骨細胞

とはいっても、TNFαが直接炎症を起こしたり、骨を壊すというわけではありません。身体の中で骨を壊すことが可能なのは破骨細胞だけだからです。

 

通常、破骨細胞は骨芽細胞と呼ばれる骨を作る細胞とのバランスがとれているのですが、関節リウマチの場合だと破骨細胞と骨芽細胞では破骨細胞のほうが優っています。この破骨細胞の働きを助長するのが先程ご紹介しましたTNFαです。

 

つまり、TNFαが破骨細胞の働きを異常なまでに促進することから、骨の破壊が進行してしまうというわけです。

 

以上が関節リウマチにおける炎症と骨破壊のメカニズムになります。それぞれに効果的な作用を持つ治療法は様々ありますから、医師とよく相談して決めるのが良いでしょう。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/12/24-374506.php])

著者: みの痔さん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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