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関節痛・腰痛

ステロイドの関節注射で痛みが緩和された!

 

痛みが強い時の救世主?!ステロイド関節注射 

 

数年前まで、関節注射を行う医療機関は少なかったのですが、最近では比較的受けやすくなりました。

 

このステロイド注射の利点は、即効性が期待できることが挙げられます。

 

またポイントとしては打つタイミングです。それは、痛みが強い時にだけ打つことです。

 

リウマチ患者さんで、特に関節注射を希望される部位は、膝です。

 

膝は痛みが強い=炎症が強いと歩くのも困難で、見た目には膝が腫れてきます。そして、触ると熱を持っており、柔らかい感触があるので、関節液が溜まっているのが分かります。

 

その対処法は...

整形外科にて関節液を注射で抜くことです。もしくは氷水で冷やして、膝を曲げるなどストレッチで関節液を逃がす方法もあります。

 

しかし後者は、重度の方には間に合わない状態と言えます。実際には予防法として用いられることが多いです。

 

さて、関節液を抜くと、リウマチ液とも呼ばれる黄色味のある関節液が見られます。炎症が強いほど白血球が混じるので黄色く濁り、多い人は60ml以上溜っている場合もあります。

 

医師は、膝の周りを押さえつつ、絞りだすように抜きますが、注射針が太いので痛みが続きます。炎症が強い人は、続いてステロイドを注射します。これによって、痛みは治まり、歩きやすくなります。

 

私の体験談

私の場合、ステロイド注射は、手首、手の指、肘、肩、股関節、膝、足の指に打った経験があります。

 

その効果はまちまちで、即効性があり腫れや痣のような色がすぐになくなったこともありましたが、全く効果が感じられない時もありました。

 

ただし、効果があったからと言って、安静を忘れてはいけません。実際には、痛みから解放されると動いてしまう人が多いそうです。

 

ステロイドの関節注射は、感染症や軟骨を痛めるリスクがある為、同じ部位に短期間に複数打つことが出来ません。ですので、安静を第一の治療と考え、痛みの強い時だけ、医師との相談の上で関節注射に頼ることをオススメします。

 

 

膝関節症の2つの治療法「保存療法」と「手術療法」について

膝関節症の治療方法は主に2つあります。

保存療法と手術療法です。

 

●保存療法とは

保存療法とは出血を伴わない治療方法です。

膝関節症の保存療法には薬物療法や装具療法などがありますが、目的はすべて症状の緩和です。

 

出血を伴う手術療法に比べると、長いスパンでの治療が必要となる場合が多いですが、体への負担、精神的な負担が少ないです。

初期から中期の膝関節症の場合は保存療法でしばらく様子を見る、症状の進行が止まるようにできるだけ保存療法で工夫しながら治療するという場合が多いようです。

 

疼痛管理はもちろんとして、関節の中にヒアルロン酸を注入することもあります。

ちなみに疼痛管理に用いられるのは内服薬や座薬もありますが、湿布などの貼り薬もあります。

 

●手術療法とは

保存療法とは違い、出血を伴うタイプの治療法のことです。

膝関節症の手術療法には人工関節置換術や骨切り術などがあります。

 

保存療法では症状の進行が食い止められなかった場合、すでに症状がかなり進行している状態で受診したときなどには手術療法が進められることもあります。

 

合併症の危険やリハビリの必要性など、保存療法に比べるとやや精神的・体力的負担が大きいというデメリットがあります。

一方で、関節の機能の維持、回復には効果が高いというメリットも持っています。

 

 

ステロイド剤治療と副作用

膝関節症の治療に使われることもあるのがステロイド剤です。

 

●ステロイド剤とは

アレルギーなどの治療にも使われるステロイド剤はホルモンの一種です。

副腎皮質ホルモンと呼ばれるもので、もともと人間の体内でも作られているのが特徴です。

 

ステロイド剤の効果のひとつが炎症を鎮静化させるというもので、膝関節症で起きる関節の炎症も沈静化させることが可能です。

 

●ステロイド剤はどんなふうに使われるの?

ステロイド剤はさまざまな形で使われています。

例えば内服薬としてステロイド剤を使う方もいます。

 

一方で、膝関節症の治療の場合は関節内に直接注射するという方法が一般的です。

 

ステロイド剤を注射することで痛みが少なくなる、腫れが緩和するというメリットがあります。

 

ステロイド剤の場合はほかの薬と比べると効果の発現が早いので、症状がひどくて即効性が必要な患者には適切な薬と言えるでしょう。

 

●ステロイド剤の副作用

ステロイド剤は強めの薬で、副作用があるのがデメリットです。

気分が悪くなる、だるくなるといった副作用が一般的です。

 

また、膝関節症の場合は軟骨破壊を引き起こすことがあるので注意が必要です。

元々軟骨が減っていることによって起きる痛みを緩和するためにステロイド剤を注射していたら軟骨が破壊された、という元も子もない状態になる可能性もあります。

 

このことから、ステロイド剤は中心的に治療に使うのではなく補助的役割を持った薬剤として使うのがよいとされています。

 

 

その膝の痛みの理由はなんですか?きちんと判明させましょう!

「膝」が痛む、時として誰にでも起こる症状かもしれません。

理由は膝関節の過労から、怪我、関節症まで様々です。

しかし、適切な処置をしなければ将来歩けなくなる可能性もある怖い症状とも考えられます。

痛みを感じた時に、適切な検査を受けましょう。

 

膝の痛みから考えられる病気

・変形性関節症

膝関節の軟骨が加齢によって弾力を失い、擦り減ることで関節を構成する骨同士が直接ぶつかり変形することで痛みが生じます。

 

加齢の他、肥満や遺伝が関係している場合もある他、骨折、靭帯損傷、半月板損傷などの怪我や関節炎の後遺症として発症する場合もあります。

 

特に女性に多く見られる症状で、放置していると正座が出来ない、簡単な曲げ伸ばしでも激痛を伴うなどの症状が出ることもあり日常生活に大きな支障を生む可能性があります。

 

・半月板損傷

半月板とは、膝関節の大腿骨と脛骨の間にある軟骨のような組織で、膝への負担を軽減するクッションのような役割を果たしている部分です。この半月板が損傷すると、膝に痛みが発生します。

 

スポーツなどでの怪我から発症する場合と、加齢によってもろくなった半月板が結果的に変形するといった場合が考えられています。

 

40歳以上になると、ちょっとした怪我でも半月板変形が起こる可能性が高いようです。

 

・スポーツなどによる膝の慢性生涯

スポーツの中でも、ランニングやジャンプを長時間繰り返しおこなう動作は膝に痛みが発生しやすいと言われています。

 

一般的にその痛みの理由は、筋力不足や筋力のアンバランス、骨の成長と筋や腱の成長がアンバランスな場合と考えられています。

 

その他では、身体や関節の柔軟性不足も理由として挙げられます。

 

プロアスリートの場合は、オーバートレーニングの他、硬すぎる又は軟らかすぎる不適切な練習場、選手の身体や技術に合わないトレーニングを行う、身体に合わない靴を使用していることが痛みの原因と考えられます。

 

ただ「膝が痛い」と言っても、少なくともこれくらいの理由が考えられます。

 

自分の「痛み」がどこから発生しているものなのか、きちんと検査を受け見極めることが完治への近道であることは間違いありません。

(photo by http://www.ashinari.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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