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美容・ダイエット

「尿素」って乾燥肌にいいの?それとも悪いの?

 

「乾燥が気になる肌や、からだの皮膚のケアには尿素配合のクリームが良い」と言われていますが、尿素ってどのようなはたらきをするのでしょうか。また、どのような点に気を付けて使う必要があるのでしょうか?

 

■尿素の優れた点

尿素は、もともと角質層のなかに天然保湿成分として含まれている成分です。 ただし、自然な肌に含まれる尿素の量は極めて微量です。汗にも微量に含まれており、古くから角化を防ぎ肌を軟化させるものとして、市販薬や病院での治療に広く使用されいます。

 

また、尿素には保湿効果のほかにもうひとつ、たんぱく質を分解するはたらきがあります。硬くなった角質もたんぱく質の一種なので、尿素が角質を分解することにより、角化して固くなった肌がやわらなくなるというわけです。

 

このはたらきにより、角質が厚くなって固くなり、通常の保湿化粧品や保護クリームでは改善しなくなってしまったような肌で、角質層が厚く重なったままゴソッと剥がれ落ちるのを防ぎ、あまりまとまった状態で剥がれずに、少しずつ安定して剥がれ落ちるようになる効果が期待できます。

 

■使い過ぎの注意点

尿素のたんぱく質分解作用により、角質が分解されてはがれやすくなるため、尿素を使い始めてしばらくは誰もが「肌がやわらかくなった!」と感じます。

 

しかしここから先は、もともとそれほど角質層の厚みが増していない、ある程度のターンオーバーを行えていた肌には要注意となります。それは、尿素の作用によって、ターンオーバーが早められてしまうためです。

 

尿素のはたらきによって角質層が軟化してしまうため、肌はバリア機能を維持するために新しい角質層を肌の表面に送り出そうと、ターンオーバーを早めます。しかしある程度まで早まると、それ以上早めることができないため、未熟な角質層が増えて来ます。これによりバリア機能が崩れ、肌荒れしがちになってきてしまいます。

 

つまり、尿素配合のクリームは、
●角質層が厚く角化してしまった肌には効果的
●角質層に多少の乱れはあるが、肌自体は安定している肌には不向き
●肌はそれなりの状態だが、もっとうるおいが欲しい肌にも不向き
といえます。

 

■若者の肌には不要な尿素

尿素には保湿効果がありますが、それ以上に角質溶解作用が高いため、角質が分厚く堆積した高齢者の肌などでガサガサになった角質層を溶かして削りとるのには適しています。

しかし若い人の乾燥肌の場合は、ただでさえ不足している角質をさらに削ぎとることになってしまうため、かえって逆効果となります。


尿素配合の保湿クリームの箱には、「幼児には使用しない」といった注意書きがされている場合もあります。知らずに使用することで、むしろ乾燥やかゆみがひどくなる場合もあるので、注意する必要があります。

 


冬場の肌の乾燥は、年齢を問わず子どもからお年寄りまで悩むもの。しかし、年齢や肌の状態によって、最適な成分やケアの方法は変わって来ます。数ある商品のなかから、自分の肌の状態に適したものを選んでいきたいですね。

 

photo by://www.ashinari.com/2012/11/08-372540.php?category=266

著者: seasideさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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