カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 頭痛 >
  3. 片頭痛(偏頭痛) >
  4. 前兆・予兆 >
  5. 頭痛の前に目が見えなくなる!?片頭痛とその治療方法

頭痛

頭痛の前に目が見えなくなる!?片頭痛とその治療方法

 

 

2004年、国際頭痛学会により、片頭痛は前兆のある頭痛「migraine with aura」前兆のない頭痛「migraine without aura」に分類されました。前兆とは頭痛の前に出現する大脳皮質の機能障害がもとで起きるさまざまな症状で、代表的なものでは閃輝暗点と呼ばれる、目の前にギザギザやチカチカした光が現れたり、目が見えにくくなる症状があります。閃輝暗点は前兆症状の80~90%を占めます。視覚的な症状の他にも、感覚症状、特殊なタイプとして言葉が出にくくなる失語の症状などが現れる場合があります。

 

◆片頭痛の診断基準

 

国際頭痛学会による片頭痛の診断基準は以下のようになっています。

 

前兆のない片頭痛の診断基準(国際頭痛分類第2版、2004年)

A. B~D を満たす頭痛発作が5 回以上ある
B. 頭痛の持続時間は4~72 時間(未治療もしくは治療が無効の場合)
C. 頭痛は以下の特徴の少なくとも2 項目を満たす
1.片側性
2.拍動性
3.中等度~重度の頭痛
4.日常的な動作(歩行や階段昇降などの)により頭痛が増悪する、あるいは頭痛のために日常的な動作を避ける
D. 頭痛発作中に少なくとも以下の1 項目を満たす
1.悪心または嘔吐(あるいはその両方)
2.光過敏および音過敏
E. その他の疾患によらない

 

(出典:日本頭痛学会[//www.jhsnet.org/ippan_zutu_kaisetu_02.html#01])

 

◆薬物による治療方法

 

片頭痛の薬を使った治療方法は2種類あります。片頭痛が起こったときや前兆があった時に薬を服用する頓挫療法と、予防療法として頭痛がない日も毎日薬を服用する方法です。頭痛の発生頻度が高い場合や頭痛がひどく、日常生活に大きな支障をきたす場合などは、2つの治療方法を組み合わせて対処します。急性期の頓挫治療は、市販もされている鎮痛薬の他に、2000年より日本でもトリプタン系製剤が使われるようになったことで、効果的に片頭痛の治療が可能となりました。トリプタン製剤は痛みの元に作用するため頭痛の初期に服用することで特に大きな効果が得られるお薬です。

 

このように頭痛には鎮痛薬はじめトリプタン製剤など効果的な薬剤が存在しますが、頻繁に薬を服用することで逆に頭痛を悪化させる「薬物乱用頭痛」になる可能性があります。月に10日以上薬を服用している人は要注意です。頭痛が頻繁に発生する場合はむやみに薬にたよらず、専門医にかかることが大切です。

 

※参考

日本頭痛協会:[//www.zutsuu-kyoukai.jp/%E9%A0%AD%E7%97%9B%E8%AC%9B%E5%BA%A7-%E7%89%87%E9%A0%AD%E7%97%9B%E7%B7%A8/]

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/07/31-348684.php])

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

前兆・予兆に関する記事

目がチカチカする…これって偏頭痛の前兆??

  立ち上がったときや、朝起きて立ちくらみになったとき… 目がチカチカし...

疲れ目と片頭痛そして食物アレルギーの影響について

    遅発型フードアレルギーをご存知ですか? 一般的によく知られているア...


片頭痛の前触れである首・肩コリはどれくらい持続するの?

  片頭痛には予兆、前触れと言われる症状が存在します。予兆・前触れは片頭痛の1...

なぜか視界がチカチカ、星が飛ぶ?!・・・それは片頭痛の前触れかもしれません!

  頭痛はとても日常的な疾患です。成人であれば、一度は経験したことがあるのでは...

カラダノートひろば

前兆・予兆の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る