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生活習慣病

血糖値やコレステロールを正すために~糖尿病食のカロリー計算~

 

 

◆2型糖尿病と肥満

 

糖尿病の大半を占める2型糖尿病。2型糖尿病の発症原因はさまざまで、主に運動不足、心身のストレス、遺伝、食べ過ぎ、肥満が原因と考えられています。遺伝的な要因については、家族や親戚に糖尿病の人がいる場合、糖尿病を発症するリスクが高くなりますので、普段から生活習慣を特に気をつける必要があります。そして糖尿病を発症する要因でもっとも多いのは肥満です。脂肪には皮下脂肪内臓脂肪がありますが、特に注意したいのは後者の方で、脂肪細胞が肥大すると、そこからインスリンの効きを悪くする「アディポサイトカイン」と呼ばれる物質が分泌されることがわかっています。

  

◆糖尿病と摂取カロリー

 

糖尿病といえば、血糖値やコレステロールをなるべく正常に保つことが治療の第一目標です。ですので、食事はなるべく血糖値を上げすぎない、糖質を制限した食事を行う必要があります。日本糖尿病学会によれば、一日の炭水化物摂取を全体の50~60%、たんぱく質を20%以下そして残りを脂質とするように推奨しています。そして、糖質制限よりもカロリー摂取を制限することで肥満を解消することを重視しているようです。確かに極端に炭水化物を制限した食事では、糖質に含まれる食物繊維や炭水化物を多く含む食品に含まれるビタミン・ミネラル類も不足してしまいます。糖質制限食をするときは自己判断でおこなわず、必ず主治医と相談してください。

 

◆適正カロリー内でバランスのよい食事を

 

摂取カロリーを適正範囲内におさえることも大切ですが、カロリーだけを見て食物繊維やビタミン・ミネラルが不足してしまっては治療がうまく進みません。適正カロリー内であっても食後にデザートを必ず食べていたり、血糖値の上がりやすいごはん類を最初に食べたりしていては、食後の血糖値の上昇を効果的に制御することができません。ビタミンやミネラルは糖質をエネルギーに変換したり、さまざまな組織が正常に機能するための潤滑油のような役割りをします。油についても、脂質は身体にとって大切な栄養素のひとつですので、むやみに避けず、質をよく吟味したり、青魚や亜麻仁油などのオメガ3系の脂質を多く摂るなどして工夫しましょう。

 

糖尿病の治療や予防のためには、肥満を解消することも、高カロリー食を見直すことも、とても大切です。ですが、摂取カロリーだけを重視せず、食物繊維や各種ビタミン・ミネラルをたくさん摂取することを常に念頭において食事をしましょう。

 

※参考

片山隆司・貴堂明世(2012)「図解でわかる糖尿病」主婦の友社

(Photo by: [//www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_7850.html])

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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