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生活習慣病

糖尿病の食事療法~代替食材について

 

 

◆糖尿病と食事療法

 

糖尿病の食事療法のポイントは、1日3回決められた時間に、栄養バランスのとれた食事を摂ることです。日本糖尿病学会によると、3大栄養素の理想的な摂取割合は炭水化物が50~60%、たんぱく質が20%以下、その他が脂質となっており、糖尿病食とはいえ極端な糖質制限食は推奨していません。また、総エネルギー摂取量は、体格、運動量、年齢や肥満度などによって変わってきますので主治医とよく相談して、自分に合った献立を作成しましょう。いくつかの制限はありますが、このような「規則正しい食生活」は糖尿病の方だけでなく、健康体の人にも理想的と言えるでしょう。

 

◆代替食材でかしこく食事療法を実践しよう

 

糖尿病の治療のためにはカロリーや糖質だけを制限すればよいのではなく、体にとって大切な生命活動をスムーズに行うために、ビタミンやミネラル類は不可欠です。ご飯はできれば白米から玄米や発芽玄米などの、食物繊維とビタミン・ミネラルが多く含まれているものに変えてみましょう。

また、肥満などでカロリー制限が大きい人は、お米の代替品として蒟蒻でできたお米を混ぜて使用するのもよいかもしれません。また、精製された穀物は血糖値を急に上昇させやすいので、できれば未精製の穀物を選ぶようにしましょう。小麦粉であれば全粒粉、お米であれば玄米や発芽玄米といった感じです。お砂糖については、糖尿病の程度にもよると思いますが、最も血糖値を上げやすいため、どのような種類であれ、なるべく控えるようにしたいものです。お砂糖の代替食材としては天然の甘味料のステビアなどがあります。ステビアは砂糖の300倍の甘さがあり、カロリーは100分の1となっています。

 

◆自分に合った食事をしよう

 

「糖尿病の人のための食事」と一口に言っても、肥満のある場合とない場合、運動量が多い場合と少ない場合など、さまざまな個人差があります。その中でも最も重要なのは合併症の有無でしょう。例えば、3大合併症のひとつである「糖尿病性腎症」によって腎臓の働きが衰えている場合は、腎臓の負担を減らすために高タンパクな食事と食塩の摂取を控えなければいけません。特に合併症を持っている方は医師とよく話し合って、自分に合った適切な食事を実践する必要があります。糖尿病と診断されたら、すぐに適切な食事療法を始め、未然に合併症を防ぎましょう。

 

糖尿病の方にとって食事管理はとても大切です。食生活を変えることで病気の進行を遅らせることができるだけでなく、さまざまな合併症やその他生活習慣病をも未然に防ぐことができます。病人食ではなく健康食と考え、なるべくストレスなく、長期的に継続できるように工夫しましょう。

 

※参考

片山隆司・貴堂明世(2012)「図解でわかる糖尿病」主婦の友社

(Photo by: [//www.irasutoya.com/2013/08/post_9342blog-.html])

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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