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生活習慣病

糖尿病患者のためのおやつ!市販のお菓子を選ぶコツ!

 

◆糖尿病のおやつ

一般的に、糖尿病になってしまうと間食をしないように指導されることが多いようです。その理由は、糖尿病患者は血糖値が一度上がると、下がるのに普通より時間がかかってしまうからです。間食をすることによって、食事と食事の間隔が狭くなると、それだけ血糖値が高い状態が長く続いてしまい、治療に支障がでてしまうのです。

では糖尿病患者は間食をまったくしてはいけないのでしょうか?

それは、その人の治療がどれだけうまくいっているかや病気の進行具合によるのではないでしょうか。ある2型糖尿病患者に対する研究結果によると、15時半ごろにおやつを食べると 、昼食後すぐに食べるときと比べて血糖値の上昇が30%抑えられたというのです。間食をする際は必ず主治医の許可を得てしなければいけませんが、15時半ごろをねらって間食するのがよいかもしれません。

 

◆糖尿病のおやつに果物はよい?

糖尿病のおやつとして理想的なのは、血糖値の上昇が少なく、糖質や炭水化物の含有率が低いことです。果物は一般的に糖質が多く、糖尿病の食事には向かないと思われているかもしれませんが、糖尿病のための「食品交換表」では1日1単位(80kcal)の果物の摂取を推奨しています。果物は果糖やペクチンなどの食物繊維含有量が多く、大切なビタミンも含まれており、実は血糖値の上昇は比較的おだやかなのです。 果物のなかでも特に糖質が低いのはイチゴやブルーベリーなどのベリー系、キウイフルーツ、グレープフルーツ、もも、青りんごなどで、りんごやぶどう、みかんなども適量であればおすすめです。注意しなくてはいけないのは、果物ジュースで、食物繊維がほとんど含まれておらず、血糖値を急上昇させてしまうのでお勧めできません。

 

◆糖尿病の市販のおやつはどんなものがよい?

市販のおやつについても、糖質の含有量や食べる量や時間を考慮すれば、取り入れてもよいでしょう。おすすめのものは煮干しやナッツなど、低糖質でなおかつビタミンなども摂取できるものです。また、大豆を加工した低GIバーや血糖値をあげにくい特別なお菓子なども薬局やスーパーなどで販売していますので、そういうものを試してみてもよいでしょう。市販の低糖質なおいしいおやつが見つけられない場合は、自分で手作りするのもいいのではないでしょうか?その際はできるだけ、未精製の穀物を使用したり、ナッツを混ぜて血糖値の上昇を抑えたり、低GIの甘味料(アガベシロップやステビアなど)を使用するのがよいでしょう。

 

市販のおやつでも果物でも、糖尿病治療中に間食をする場合は必ず主治医と相談してください。間食をすることによって治療の効果が下がってしまったり、一日の総摂取カロリーが変わってしまうので、自己判断で間食を取り入れるのはやめましょう。どうしても間食をしないとつらい場合などは、まず主治医と相談しましょう。

 

糖尿病のおやつ~市販のお菓子と手作りのお菓子

◆なぜ間食を避けるべきか

糖尿病治療にとって、治療がうまくいくか否かは血糖コントロールにかかっています。間食をすると、どうしても血糖値が上がるため、そのあとにつづく食事後の血糖値がさらに高くなりがちです。 特に肥満で減量中の方は、間食をすることで1日の総摂取カロリーが高くなってしまい、減量がなかなかうまくいかないなどの原因となることがあります。しかし、今まで自由に食べていたおやつが、いきなり全くなくなってしてしまうことは、治療にとってはいいかもしれませんが、楽しみを奪われた患者さんにとって、精神的につらいものではと思います。まずはおやつの量を減らす、または回数を一回にするなどして、自分の病状を見ながら、主治医と共に調節して行くようにしたらいかがでしょうか。

 

◆市販のお菓子vs手作りお菓子

糖尿病の理想のおやつといえば、果物やナッツ、ふかし芋など、バリエーションや食べごたえの面ではなかなか満足しにくい物が多いです。ですが、昨今の健康志向に合わせ、市販のおやつでもさまざまな種類の低GI食品やカロリーコントロールのアイス、お菓子などが増えてきています。そのような市販のお菓子は、自分でカロリーや糖質を計算しなくてもいいのでその面ではとても便利です。

一方で、手作りのお菓子は、使う材料を自分でこだわったり、糖分や塩分、油分もすべて好みで変えられるので、自分に合った自分だけのおやつを作れるという面では優れていると言えます。また、市販のお菓子にはどうしても添加物や合成甘味料などの好ましくないものも含まれていることが多いのも事実です。全体的なヘルシーさでいえば、やはり手作りお菓子の方が勝っていると言えるでしょう。ですが、すべて手作りにしなくては、と固くならず、許可された範囲内のおやつであれば、なるべく自由に楽しむのがストレスを溜めないでよいかもしれません。

 

◆糖尿病の間食の仕方について

糖尿病の治療でも、一概に間食を禁じているわけではないようで、医師によってどうしても間食をやめられない方などには食べ方や食べる種類を工夫することで、間食を許可していることもあるようです。以下に間食をする際の注意点をあげてみます。

 

・間食をした後は血糖値を上げないように運動をする

・特に夕食後のおやつをやめる。

・ながら食べをしない。

・3食の食事でできるだけ満足感を得られるように、噛みごたえのあるものを増やす、ゆっくり味わって食べる、汁物を具だくさんにする。

・ジュースを水やお茶にする。

・パンにジャムのかわりにチーズを乗せる。

・コーヒーに砂糖ではなくミルクや豆乳を入れる。

・砂糖を低GI甘味料に変える。

・クリーム系のおやつを避ける。

 

糖尿病の方にとって、食事管理はきちんと長く続けられるものでないと意味がありません。主治医の指示に従うことも大切ですが、治療を成功させるには自分なりに知識を得ることがとても大切で、どのような食事内容や食事の仕方がどのような影響を与えるのかなどをしっかり把握し、息の抜きどころや頑張らなければいけない時などの見極めができるようになると、食事療法に対してより余裕をもって取り組めるのではないでしょうか。

 

市販のお菓子を選ぶコツ!糖尿病患者のためのおやつ

糖尿病患者の食事管理についてみていきたいと思います。とくにおやつはどのようなものを選び、何を気を付ければいいのでしょうか。

 

◆2型糖尿病と食事管理

糖尿病患者の90%以上をしめるのが2型糖尿病です。発症は中高年に多く、遺伝的資質に肥満や運動不足などの生活習慣が原因となって発症します。治療の基本は食事療法、運動、場合によっては薬物療法やインスリン注射を併用します。2型糖尿病患者には肥満の人が多く、治療をうまく進めるには肥満を解消することが大前提となります。その人の体重や運動量などから1日の総摂取カロリーを計算し、その範囲内でバランスのよい食事を行います。肥満がある場合は、原則間食を禁じられることが多く、治療の進行具合や担当の医師によっては果物や糖質の少ない間食を認められる場合もあるようです。

 

◆1型糖尿病と食事管理

1型糖尿病とは子どもや若い人に突然発症する糖尿病で、すい臓のβ細胞が自己免疫反応を起こして破壊されることが原因であると言われています。すい臓の機能が壊れているので、インスリンが分泌されず、インスリンが不足した結果、糖尿病が起こるのです。1型糖尿病の治療方法は1日のインスリンの昇降に合わせて、インスリン注射をし、インスリンの血糖下降作用がうまく働くようにするというものです。ですので、食事やおやつは基本的には糖尿病発症前と同じで大丈夫なようです。もちろん過食や、血糖値の上昇を起こす間食を何度も、または大量にするなどは勧められません。特にお子さんが糖尿病を発症してしまった場合は、あまり厳しく食事制限をせずに、子供の不安やストレスをうまく和らげてあげることが大切だと思われます。

 

◆市販のおやつ選びのコツ

糖尿病のための食品交換表では1日80kcalの果物の摂取をすすめています。果物はたくさん食べなければ、ビタミンや食物繊維を摂取できるため、糖尿病患者のおやつには理想的です。しかし、毎日果物がおやつでは徐々に飽きてしまい、他のものが食べたいというストレスになってしまうこともあるでしょう。現在では市販のおやつでもカロリーコントロールされたものや糖質制限、低GIをうたったお菓子が増えています。そのようなお菓子を利用するのも手です。そこで、市販のお菓子を食べる場合は果物の代わりと考えて80kcal~100kcalで抑えるのがよいでしょう。選ぶものはなるべく低GIのもの、カロリーが記載してあるものを100kcal以内で摂取するようにしましょう。

 

◆避けるべき市販のお菓子

避けるべきお菓子は菓子パンやチョコレート、アイスクリームなど少量で高カロリーのお菓子です。量が少ないと満足感も得られにくいものです。同じカロリーならなるべく見た目や量で満足感が得られるものを選びたいですね。また、クリームを使用したお菓子もカロリーが高いものが多いです。市販のお菓子を選ぶときは必ず成分表でカロリーや脂質、炭水化物の量をチェックする癖をつけましょう。

 

昨今では健康志向の方が増えてきているため、ネット上で実に多彩なヘルシーおやつが購入できます。糖尿病患者数は徐々に増えてきているものの、昔と比べ、ヘルシーなおやつを購入する際の選択の幅が大きく広がっているのも事実でしょう。間食は息抜きや楽しみとして、生活のなかではとても大切な要素です。主治医とよく相談し、自分にあった間食を楽しみましょう。

 

(Photo by: [http://www.irasutoya.com/2013/09/blog-post_1476.html])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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