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生活習慣病

糖尿病合併症を防ぐ!注意が必要な疲れやすい、だるいなどの症状

糖尿病は、血糖値を調節するインスリンの分泌が何らかの理由で停止したり、減少したりすることで起こる高血糖の状態をいいます。

 

2型糖尿病の場合は、肥満や食べ過ぎなどの食生活の乱れが主な原因となり、1型糖尿病の場合は、インスリンを作るすい臓のβ細胞の機能がもともと低いか、何らかの理由で壊れてしまうことが原因となります。

 

それでは高血糖の状態が長く続くとどうなるのでしょうか? 

 

◆高血糖が続くとどうなるか

慢性的な高血糖状態が続くと、いくつかの自覚症状が現れます。

 

まず、インスリンのはたらきが悪くなっているのでブドウ糖をエネルギーに変えることができず、慢性的にだるい、疲れやすいといった症状がみられます。

 

また、血液中にブドウ糖が多くなると、尿が多くなり、水分が排出されてしまうので喉が渇きやすくなります。そして ブドウ糖がエネルギーに変換されない代わりに、脂質や筋肉が分解されて使用されるため、糖質をいくら食べても痩せてしまうという症状がでることがあります。

 

◆糖化と糖尿病

近年アンチエイジングの分野などで「糖化」という言葉がよく使われるようになりました。糖化は糖尿病の合併症と深く関係しています。

 

糖化とは、糖がたんぱく質や脂質と結合し、変性することで、砂糖を煮詰めると茶褐色のカラメルになる反応や、肉を焼くと色が変わり固くなる反応も糖化と呼ばれるものです。

 

糖尿病では、生体内で起こるさまざまなたんぱく質の糖化反応と糖化反応生成物(AGEs)が蓄積することが、合併症の発症と進行に関係していることが明らかになっています。

 

糖化を進行させる高血糖の状態をいかにコントロールするかが、糖尿病の進行と合併症の予防には不可欠な治療になります。

 

◆糖尿病の治療方法

1型糖尿病の場合はインスリン注射、肥満や生活習慣が原因の2型糖尿病の場合は、まず食生活の改善と運動療法がおこなわれます。

 

それでも効果がみられない場合は、薬物療法やインスリンの注射を取り入れた治療が行われます。

 

健康診断などで糖尿病の危険性があると指摘された糖尿病予備軍の人は、合併症に発展したり、薬物治療が必要になる前に、ただちに生活習慣を見直しましょう。血液中にたまったブドウ糖は徐々に血管や神経をむしばんでいきます。

 

糖尿病は「合併症の病気」と呼ばれるほど、高血糖や高血圧による血管障害により、さまざまな病気を引き起こしやすいのです。

 

糖尿病を進行させないためには血糖値のコントロールが不可欠です。これは健康な人にもいえることですが、暴飲暴食や不規則な食生活は身体に負担をあたえ、糖尿病をはじめ、さまざまな生活習慣病の引き金になります。

 

また、糖化という現象は老化ともかかわっているため、美容のためにも、そしていつまでも若々しくいるためにも、慢性的な高血糖にならないように食事の見直しや運動の習慣化を心がけましょう。

 

※参考

片山隆司・貴堂明世(2012)「図解でわかる糖尿病」主婦の友社

(Photo by: [//www.ashinari.com/])

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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