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気になる病気・症状

歯の着色を取り除ける?!歯の着色の原因や除去法、ホワイトニングについて

歯の色をもしも選べるとしたら真っ白な歯、そうではなくてもなるべく白い歯を選ぶという方が多いかもしれません。笑った時に見える白い歯は好印象ですし、歯の黄ばみは実年齢よりも年に見える気がして気になるという方もいるのです。

そんな歯の着色・変色の除去方法のひとつにエアーフローと呼ばれる方法があります。エアーフローとはどんなことをする治療なのでしょうか。

 

●ジェット噴射で汚れを飛ばすエアーフロー

エアーフローもしくはエアフローと呼ばれる歯の着色・変色除去の方法は簡単に言えば液体を歯にジェット噴射して歯の汚れを飛ばすという方法です。

窓掃除の器具もしくは車を洗うための器具で流す水の圧力を高めることで汚れを落とす機械を見たことがあるという方もいるかもしれません。その機械のジェット噴射のイメージそのままなのがエアーフローです。

エアーフローに含まれる成分は炭酸水素ナトリウムかグリシン(アミノ酸の一種)で、スプレーによって吹きかけることでコーヒーなどによってついた着色汚れも除去できます。

 

●痛みがほとんどないというメリット

エアーフローのメリットは一般的なホワイトニングとは違って痛みがあまりないということです。ホワイトニングをすると知覚過敏の方などは歯に痛みを訴えることがあります。

ですがエアーフローの場合は痛みなく着色汚れ、変色した部分を上手に除去するので施術中もその後も痛みなく自然な色合いに歯を変えられるのです。

 

●審美治療なので保険適用外

エアーフローは医療ではなく歯の美容、つまり審美治療の一環となっているので保険適用外であるという点には注意してください。病院によって違いがあるものの、一般的なエアーフローは1回3000-5000円程度で行えます。

 

エアーフローとは炭酸水素ナトリウムやグリシンを含んだスプレーをジェット噴射することで歯の着色汚れや変色汚れを落とす方法です。保険適用外ではありますが1回3000-5000円の料金で行える病院が多いです。

 

歯に色がつく原因は「食べ物からの着色」だけではない!歯が黄ばむ原因を知ろう!

歯の色が黄ばむのは、食べ物が原因だと思っていませんか?実際には他にも、色々な原因があるのを知っているでしょうか?もちろんタバコを吸っていると歯が黄ばみます。それ以外にも歯に色がつく原因はいろいろとあるのです。

 

歯の色は人によって異なる

そもそも歯の色というのは、肌の色と同様に、人によって異なるものです。

さらに色調の違い、濃度などは、年齢生活環境、習慣、特に食習慣によって大きく異なります。

 

歯の色の変化の原因は大きく二つにわけられる

歯の色の変化の原因には、「歯表面の沈着物、着色物によるもの」と、「歯の色自体が変化するもの」とのふたつに大きく分けて考えられます。

歯の表面の着色によって起こっている色の変化は、普段行っている歯磨きである程度改善出来たり、歯を白くする効果のある歯磨き粉を使用することで改善できます。

 

これに対して、歯の色自体が変化しているものは、歯磨きではどうにもなりません。これを改善するためには、歯の色自体を変化させる、歯科医院でのホワイトニングを行う必要があります。

また、これはさらに「体の外に原因があるもの」と「体の中に原因があるもの」と分けてもいいかもしれません。

 

◆歯の色の変化が「体の外の原因」で起こるもの

体の外に原因がある着色には以下のようなものがあります。

●歯表面の着色(歯垢・歯石・飲食物・タバコなど)

●虫歯

●歯科治療に伴って生じた変色(溶出金属による変化・修復物自体の変色など)

 

この中で最も多いのが、歯表面の着色、特に飲食物による歯表面の着色です。

これは日々の口腔ケアによって予防することができますが、定期的に歯医者さんでメンテナンスを受けることも薦められています。

 

◆歯の色の変化が「体の中の原因」で起こるもの

体の中に原因がある着色には以下のようなものがあります。

●加齢に伴う歯の変化

●歯髄(歯の神経)の病変

●薬物による変色

●歯の形成不全(フッ素症・熱性疾患・代謝異常・栄養障害など)

 

加齢に伴う変化というのは、歯の再石灰化や、有機質成分の化学反応など、歯が自分で自分を健康に保とうとする機能が衰えていくことに問題があるとされています。

 

歯の変色というと、飲食物の色素成分やタバコのヤニといった印象が大きいと思います。ですが、実際にはいろいろと原因には種類があるということを知り、それに即した解決方法が必要です。

 

歯が「黄色く・先端が透明に・角が丸く」なっている人は要注意?!酸がエナメル質を溶かす

酸性度の高い食品や飲み物(酢・柑橘類・乳製品・ワインなど)は、一般的に健康増進効果が高いことが多いものですが、これらを摂取した後すぐに歯磨きを行うと、歯のエナメル質が溶解され(脱灰)、象牙質が露出し知覚過敏などに繋がる可能性があることが指摘されています。

 

この脱灰に関して気が付きにくい症状に「歯の黄ばみ」があります。食事や喫煙由来のステインが歯を黄色く着色している場合もありますが、エナメル質が溶けて内部が露出することによる黄ばみというもの存在します。

 

酸によって、エナメル質は溶解(酸蝕歯)する?

歯の表面はエナメル質に覆われており、非常に耐性がある物質だと言われていますが、酸に対しては脆弱性があり、食事による酸の摂取によって溶解してしまうといわれています。

 

この状態を「酸蝕歯」といい、エナメル質下層にある象牙質が露出(黄色又は白色)したり、歯牙の角が丸みを帯びるなどの症状が出る場合があります。

 

特に、pH5.5~5.7以下の酸性溶液でエナメル質は溶解(=リン酸/カルシウムのイオン化)するため、長時間・頻回に酸を摂取している場合には注意が必要です。

 

<エナメル質が溶けている兆候は?>

■軽度

・歯の角が取れて丸みを帯びている。

・酸によって、ステインが溶かされているため、色は白い。

 

■中等度

・前歯の切端や臼歯の咬合面が黄色く見え陥凹している(象牙質が露出している)。

 

<酸蝕歯の原因となる食品・薬は?>

・食品(柑橘類・酒類・酢・清涼飲料水など)

・薬(ビタミンC・アスピリンなど)

 

⇒この他にも、「胃液(胃食道逆流症)」が原因となる場合もあります。

 

ワインはどの程度、エナメル質を溶かす?

酢は食品の中で非常に酸度が高いですが、ワインもまたpH2.3~3.8程度と酸度が高いため、注意が必要です。

 

■ワインを10分間口に含むと、歯のエナメル質が軟化した(アデレード大学歯学部の研究グループ:Austrarian Dental Journal 2015年)

「【試験内容】ワインを短時間口に含んで、それを複数回繰り返してもらう実験を行った。

「【結果】

ワインを1分間口に含む試飲を10回繰り返すと、歯のエナメル質が軟らかくなった。

 

最後に

このように、酢やワインを飲んだ直後や糖を摂取して長時間放置したあとなどは、エナメル質が溶解している可能性があるため、それぞれ1)摂取前にカルシウム補給を行う/30分後に歯磨きを行う、2)水で口をゆすいでから、指でまず磨くなどの工夫が必要となりそうです。

 

歯に害はない?歯のホワイトニングの種類とメリット・デメリット

歯の色を白くできるホワイトニングが気になるけど、ホワイトニングっていったいなに?どういう仕組みなの?歯に害はないの?そんな気になる歯のホワイトニング関するあれこれをまとめました。

 

ホワイトニングは、歯の審美性を追求する意識の高いアメリカで生まれた技術。歯の表面に付着した色素を落とすだけでなく、歯の中にある色素を分解して、歯の明るさを上げて歯自体を白くしていくもので、以前は「ブリーチ(漂白)」と呼ばれていました。

 

こうしたホワイトニングは、歯科医院で行うものと自宅で行うものとに分けられます。

 

●オフィスホワイトニング

歯科医院などのクリニックで行うホワイトニングです。ホワイトニング剤を塗布した後、熱や光を当てて歯の色素を分解していきます。通常数回に分けて行って行きますが、施術した日から白さを実感できるほどの即効性が期待できます。

【メリット】

・即効性が高い

・短時間で歯を白くできる

【デメリット】

・持続期間が短く、約3~6ヶ月間程度が目安

・施術できる歯の範囲が限られ、前歯の6~8本、上下で12~16本が対象

・歯の表側のみのホワイトニングで、裏側は行わない

 

●ホームホワイトニング

歯科医の診断を受けたあとで、自宅で自ら行うホワイトニングです。まずは歯科医院でホワイトニングに適した歯の状態かチェックしたうえで、歯を掃除し、マウスピースを作成します。マウスピースが出来上がったらホームホワイトニングの方法のレクチャーを受け、薬剤を出してもらいます。

 

ホームホワイトニングで使用する薬剤は、オフィスホワイトニングで使う強い薬剤ではなく、ごく低濃度の薬剤を使います。夕食後に毎日1~2時間の装着を2、3週間続ける、毎晩寝る前に装着して寝ている間装着するなど、自分のペースで行うことができます。

【メリット】

・通院の必要がない

・徐々に白くなっていくため、周囲に気付かれにくい

・オフィスホワイトニングではできない歯の裏側や奥歯のホワイトニングもできる

・自分の求める色までホワイトニングを行うことができる

・1~2年ほどの持続性がある

【デメリット】

・効果を実感できるまでに時間がかかる。通常2週間以上継続しないと効果を実感できない。

・手間暇がかかり、毎日続けていくには根気が必要

また、近年取り入れられるようになった、日本独自のホワイトニング技術があります。

 

●FAPホワイトニング

フッ化アパタイトを歯のエナメル質の表面に塗付していくことで、歯の表面でアパタイトが結晶となって歯を白く見せる効果があがります。歯を丈夫にする効果があり、歯の健康に良いとして注目されています。

歯科医院で行え、4~5回の施術で効果を実感できるとされています。

【メリット】

・歯の表面を滑らかにする効果があるため、施術後の着色が起こりにくく、白さが持続する

・歯のエナメル質の表面をアパタイトの結晶が覆うため、歯が丈夫になる

・黄ばみや着色がしにくい歯になる

・真っ白にはならないが、自然な白さを求める場合に適している

【デメリット】

・効果には個人差があり、もともとの歯の色や質、年齢などによっては効果が出ない場合がある

・技術が新しく、どの歯科医院でも行えるわけではない

 

いかがでしょうか?歯を痛めるとして怖いイメージもあったホワイトニングも、実用化から20年以上が経過し、安全性が確立されてきているようです。ただし、いずれの方法も一長一短。何を求めるかによって、取られる方法は変わってきます。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2011/08/29-349543.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-14掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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