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生活習慣病

妊娠糖尿病~羊水が多いと危ない!?

 

 

糖尿病は、発生原因により、1型糖尿病、2型糖尿病、その他糖尿病、妊娠糖尿病の4種類に分けられます。2010年に妊娠糖尿病に世界基準が適用され、「妊娠糖尿病とは妊娠してから発見された、もしくは妊娠中に発症した、まだ糖尿病に至っていない糖代謝異常のこと」をいいます。ですので、妊娠中に発症した明らかな糖尿病は含まれません。妊娠中の糖代謝異常は多くの場合、一時的なもので、出産後に血糖値は正常に戻ることがほとんどです。ですが、一部の人は数年後に本当の糖尿病を発症したり、年をとってから糖尿病になったりすることもあります。

 

◆妊娠糖尿病と羊水過多

 

羊水過多とは羊水が妊娠の段階に関わらず800ml以上になる状態をいいます。羊水の産生が吸収を上回った状態とも言うことができます。羊水過多に陥る要因は、母体、胎盤、胎児の順番で3つ考えられます。羊水過多の原因は多岐にわたりますが、まずは妊娠糖尿病を疑われることが多いようです。母体が妊娠糖尿病になると、胎児の先天異常の確率が高まるだけでなく、羊水過多、巨大児(4000g以上)などが多く見られるようになります。妊娠糖尿病の場合も、通常の糖尿病と同じく、食事管理による血糖コントロールが必要不可欠ですが、胎児と母体の両方が健康に妊娠生活を送るためには、必要以上のエネルギーカットは危険ですので、入院した病院で適切な治療を受けましょう。

 

◆妊娠糖尿病が胎児に与える影響

 

妊娠糖尿病になると、母体だけでなく胎児へのさまざまなリスクが発生します。管理入院をし、血糖コントロールをしっかりおこなうことで、できるだけそのリスクを減少させましょう。 胎児への影響は以下のようなものが考えられます。

 

・奇形

・巨大児

・発育不全

・未熟児

・出生時の胎児の低血糖や呼吸障害など

・子宮内胎児死亡

 

特に問題となる奇形については、胎児の基本的な器官の形成が受胎から数週間のうちでおこなわれるため、妊娠に気が付くころにはすでに高血糖のまま数週間が過ぎている場合があります。ですので、妊娠糖尿病発症リスクの高い、親族に糖尿病患者がいる人や高齢出産を予定している人は、できるだけ計画的な妊娠と妊娠前から食事管理をおこなうことがおすすめです。

 

(Photo by: [//www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_1032.html])

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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