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育児・子供の病気

胃腸炎の原因!?なぜ赤ちゃんにはちみつを与えてはいけないの?

はちみつの容器をみると、「乳児には与えないでください」と書いてあります。甘くて食べやすそうなはちみつですが、赤ちゃんにとっては胃腸炎や下痢の原因となるようです。

 

■はちみつは胃腸炎の原因に

乳児がはちみつを食べたことによって起こす症状に、「乳児ボツリヌス症」があります。潜伏期間は3~30日程度。3日以上続く便秘、弱い鳴き声、弱い哺乳力、首のすわりが悪いなど、筋肉が弛緩することによって起こる麻痺症状が現れるとされます。

 

■はちみつのなかに含まれる「芽胞」が原因

乳児ボツリヌス症を引き起こしているのは、ボツリヌス菌という細菌です。

ボツリヌス菌は成人にもたびたび食中毒を起こす細菌で、普段は土の中や川など泥の中にいて、野菜や魚、肉と一緒に人間の口から体内に入ります。

 

ボツリヌス菌は毒素を産生することで食中毒を起こしますが、毒素自体は熱に弱く、100℃のお湯で1~2分程度加熱すれば毒性がなくなります。

しかしボツリヌス菌のすごいところは、細菌の生存が難しい環境になると「芽胞」と呼ばれる状態を作り出して、100℃でも数時間耐えることができるようになるところです。

 

はちみつにはこの「芽胞」が含まれていることが多く、大腸のなかで増殖して毒素を産生し、ボツリヌス症を引き起こします。

 

■はちみつ以外も要注意

はちみつそのものを与えていなくても、野菜ジュースに芽胞が含まれていたり、お菓子にはちみつが含まれていることがあります。また、乳児はおもちゃをなめますが、なめたことでおもちゃに芽胞が付着することによっても感染します。

 

毒素そのものが食中毒の原因になることもあります。

ボツリヌス菌は嫌気状態(酸素のない状態)になると毒素を産生しますので、空気が遮断されるような食品(レトルト食品、缶詰、瓶詰、からしレンコン、いずしなど)で食中毒を引き起こす例がたびたびあります。

また、自家製ハムやソーセージは加熱処理が不十分となりやすいので、注意が必要です。

 

■まとめ

ボツリヌス菌による胃腸炎を避けるためには、生後6か月未満の赤ちゃんはもちろん、1歳くらいまでの乳児にははちみつを与えないことです。

また、自家製のジャムや自家製の瓶詰、自家製ハムやソーセージにも注意し、怪しいな…と感じたら120℃以上で20分以上加熱してから与えると安心です。

 

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(Photo by:足成 )

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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