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育児・子供の病気

胃腸炎で嘔吐!ホームケアで一番大切なことはなに?

 

こどもが吐き気と嘔吐を繰り返したため受診。胃腸炎とのことで、薬は処方されなかったけれど、自宅ではどんなケアをしたら良いのでしょうか?ここでは嘔吐のホームケアについてまとめてみました。

 

■嘔吐は生体の防御反応

嘔吐は、体の防御反応のひとつ。とくに子どもによく見られる症状で、急性胃腸炎などの消化器疾患だけでなく、髄膜炎や頭部打撲などの中枢疾患、下気道炎などの呼吸器疾患から心因性のものや中毒症状、泣きすぎて吐いただけの場合もあります。

いずれにしても「吐く」という行為自体は防御反応なので、止めようと焦る必要はありません。
消化管の負担を減らすために、食事は控えます。吐き気のあるときには無理に食事を取る必要はありません。

 

■大切なのは「脱水予防」

ウイルス感染による胃腸炎を発症した場合、最も大切なのは「脱水予防」です。

 

子どもは成人に比べて体が必要とする水分量が多いため、脱水に陥りやすい傾向があります。嘔吐がある場合、脱水にならないよう気をつけることが最も重要なケアとなります。

 

●「脱水」ってなに?

子どもの脱水症状は軽度~高度まで3段階に分類されます。
・軽度:不機嫌、おしっこが減る
・中等度:眠りがち、皮膚がやわらかい、手足が冷たい、大泉門やまぶたの上がくぼんでいる
・高度:眠ってばかり、呼吸が多い、粘膜が乾燥し皮膚の緊張が低下、大泉門やまぶたの上が陥没してくる

 

口が渇いていたり、おしっこの量が極めて減っている、嘔吐や下痢の回数が減らない、ぐったりして動かない、といったときは脱水傾向のサインである場合があります。

 

●脱水予防に必要な「経口補水」

嘔吐によって水分と電解質を一度に失ため、脱水にならないよう補うことが大切です。麦茶や水などの水分だけでは脱水症状がさらに悪化する場合もあるため、イオン飲料のような電解質を含むものを与えます。


・経口補水液
OS-1、ORS(アクアライト)といった経口補水液が薬局で市販されています。経口補水液は小腸からの吸収が良く、下痢の改善を早め嘔吐を減らすはたらきがあります。薬剤師に相談した上で購入すると安心です。


・母乳
乳児の場合は母乳でも大丈夫。母乳には粘膜保護成分が含まれるだけでなく、消化吸収もしやすいので、下痢を悪化させることもありません。母乳育児中の子どもには母乳を与えていれば安心です。

 

 

吐いてしまってイオン飲料も摂れない、母乳も飲めないというときはすぐに受診を。医療機関で点滴による補液を行い、脱水を防ぐことが必要になります。

 

Photo by://www.ashinari.com/2012/07/22-365861.php

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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