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育児・子供の病気

胃腸炎にともなう下痢、ホームケアで気をつけることとは?

 

子どもが下痢をしたため受診したら、胃腸炎とのこと。下痢のホームケアではどんなことに気をつけたらいいの?また、してはいけないことはなに?ここでは下痢のホームケアについてまとめてみました。

 

■下痢は生体の防御反応

下痢は、腸の粘膜からの水分の吸収率が低下し、腸からの分泌物の量が増え、腸の蠕動運動が活発になることによって起こります。ウイルス性の胃腸炎の場合は、体内に入ったウイルスを速やかに対外に排出するために、腸が自ら水の吸収をストップし、腸管を蠕動運動させて一気に出そうとしています

●下痢止めはNG

下痢止めなどの薬を用いて下痢をストップさせるのは、からだの防御反応を止めてしまい逆効果。ウイルスを早く排泄するためにも、下痢があってもあわてずに、症状をラクにするケアを心がけましょう。

 

■下痢に対するホームケア

●食事で気をつけること

下痢をしているときは、固いものや脂肪分の多い食事は控えます。お粥や葛湯といった昔からの「おなかに優しい食べ物」を少しずつ食べ、胃や腸を休ませるようにしましょう。
母乳には粘膜を保護する成分が含まれており、牛乳やほかの乳脂肪分のように下痢を悪化させることもないので、安心して母乳育児を継続します。

●経口補水

嘔吐や下痢の症状があるときには、水分と一緒に電解質が失われてしまうため、脱水症状を起こしやすくなります。脱水症状は軽いものから重度のものまでありますが、重度の脱水が放置されると痙攣や脳への影響など、生命に危険が及ぶこともあります。脱水症状を起こさないようケアすることが大切です。


・自家製の経口補水液
経口補水液は、自宅で作ることもできます。
1リットルの飲料水に砂糖40gと食塩3gを混ぜたものは、体内の浸透圧と同じ電解脂質になります。これに柑橘類の果汁などを加えるとカリウムの補充と風味付けにもなります。


・市販の経口補水液
WHO(世界保健機構)では、経口補水法を早期から行うことにより、脱水の重症化を防げるとしており、日本国内ではOS-1、アクアライトORSが経口補水液としてドラッグストアなどで市販されています。


・経口補水液の与え方
乳幼児にはスプーン1杯程度の量からはじめて、様子を見ながら1~5分おきにこまめに与えます。年長児には1回50mL程度を20~30分おきに飲ませ、最初の3~4時間で50~100mLを飲ませるようにします。

●避けたほうが良い水分

脱水予防のために水分補給が肝心ですが、ココアや牛乳などの脂肪分の多い飲料は、下痢症状を悪化させることがあるので避けます。また、100%果汁などの糖分が多い飲み物も浸透圧が高いため、下痢を悪化させることがあります。

●スキンケア

頻繁に下痢を繰り返すと、お尻の皮膚が腸液に接する機会が増えるため、皮膚のバリアが低下してスキントラブルを起こすことが多くなります。
おむつ交換時にはおしりふきなどで皮膚をこするのを避け、ぬるま湯で洗い流してワセリンなどを塗るようにします。

 

 

ノロウイルスなどによる下痢の症状は、通常は1~2日で治まってきます。水分補給とスキンケアを心がけ、下痢が治ったらおなかに優しい食べ物を少しずつ食べて、回復につなげたいですね。

 

Photo by://www.ashinari.com/2008/12/13-011083.php

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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