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介護・認知症

トイレでの突然死を防ぐために…

 

冬場になると、特に寒冷な気候の地域では浴槽やトイレでの高齢者の突然死が報じられることが多くなります。これはヒートショックという現象による突然死であることが多いようです。

 

 

ヒートショックによる突然死

ヒートショックとは暖房の効いた温かい部屋と、そうでない寒い部屋を行き来することによって、血管が短い時間の間に収縮・拡張することによって脳卒中や心筋梗塞などの障害を発症する病気です。このヒートショック現象が原因となって家庭内で心疾患や脳疾患を引き起こして死亡した数は年間で1万人以上に上るという数字があり、高齢者、特に75歳以上の高齢者であれば誰でも注意が必要になります。特に近年はまれにみる寒波がやってきたり、震災後の節電の意識が続いていたりと、ヒートショックが起こりやすい環境になっているとも言えます。

 

住環境

新しく建てられた家では断熱材が十分に使用されていたり、各部屋の温度差について考えられた構造になっていたりしますが、昔からの日本家屋は注意が必要です。昔からの日本家屋は木造住宅が多く、特にトイレまで行くのに外に面した廊下を歩かなければならなかったり、トイレが暖房をきかせた部屋から最も遠くにあったりといった構造になっていることが多くあります。その環境はヒートショックを起こしやすい環境であり、注意が必要です。

 

健常者が大丈夫でもダメ

介護が必要な場合、トイレまで一緒に歩いていくこともあると思います。その時に自分がこのくらいの温度差なら大丈夫だろうと思っても高齢者には大丈夫ではない場合が多分にあります。ですからトイレまで行くときは介護者が織物を一枚持っていてあげるだとか、トイレには小さな暖房機を入れておいてあげるだとか、そういった予防策が必要です。

 

 

トイレで脳卒中や心筋梗塞を引き起こす割合は、突然死の約5%を占めています。ほんのちょっとの時間だからと言って軽視してはいけません。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/05/09-004387.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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