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健康診断・健康管理

注射の痛みは血管ではなく痛点のせい?

 

注射は痛い、と思っている人もいますが、たいしたことないと思う人もいます。注射が痛いのは、針を刺すところの痛点を刺激しているからです。

 

 

痛いのは血管壁ではない

 

血管そのものには神経が通っているわけではないので、注射での痛みはありません。痛いのは、皮膚に走っている神経につながっている、痛みを感じる「痛点」に針が触れているからです。そのため、痛点をできるだけ避けたいものですが、なかなかそうもいきません。痛点に触れる確率を下げるためには、垂直に近い角度で針を刺すことが考えられますが、血管へスムーズに針を刺すには、30°から50°のある程度の角度をつけた方がよいとされています。

 

「血管を吸った」とは

 

よく採血時に「血管を吸った」といわれることがあります。これは、注射針をやや斜めにさしたときに、血管の壁を突き抜けて血管内部に完全に針先が入っていない状態で、血液を吸い始めてしまったときに起こります。血管の壁が塊となって針の内部を塞いでしまうため、血液が十分に採取できません。また、血管の傷が大きくなるため、内出血する可能性が高くなります。こうしたリスクを下げるためには、注射のときにはけして動かないことが大切です。

 

「血管痛」とは

 

ときどき耳にする「血管痛」とは、注射で入れた薬剤と身体の反応として、注射した部位に痛みがある場合をいいます。抗がん剤などの場には、血管痛が起きやすく、静脈炎なども併発することがありますので、注射前にホットパックなどで血管を柔かくしたり、同じ部位に続けて注射しないなどの工夫がなされます。

 

現代の医療では、採血や注射での薬剤投与は必要不可欠なものとなっています。注射は痛みを伴い、また針刺しのような医療事故も起きるため、少しずつですが針を使用しない医療技術が開発されてきています。しかしまだ、注射でないとできないこともたくさんあります。少しでも痛みをさけるためにも、十分な知識を持ち、リラックスして注射をうけるようにしましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/12/07-373880.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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