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育児・子供の病気

感染性胃腸炎の最近の流行はどんな傾向?

 

冬場になると感染性胃腸炎が流行しますが、子どもの胃腸炎では、どのような原因によるものが、どの程度流行しているのでしょうか。最近の動向についてまとめました。

 

■感染のピークは12月

感染性胃腸炎は11月頃から増え始め、12月に1度目のピークをむかえます。その後いったん終息に向かうように見えるものの、1~2月にかけて再び山場を迎えます。食中毒や感染性胃腸炎自体は年間を通して見られる症状ですが、日本では例年、晩秋から冬にかけて流行が拡大します。

 

■流行は安定傾向

冬場になるとノロウイルスなどの感染性胃腸炎のニュースや話題を耳にすることが多くなったため、流行が年々拡大しているようにも感じますが、東京都で見た場合、2006~2007年の流行期に過去最多となった以降は、過去5年間の平均とほぼ同様の数値になっています。2008~2009年流行期は、2006~2007 年流行期と比べて、全体では43.5%減少しています。

 

■多いのはノロウイルス

通常、病院では感染性胃腸炎の原因病原体を特定する検査は行いませんが、小児科病原体定点医療機関に指定されている、医療機関から送られた検体により検査が行われています。

 

その検査によれば、もっとも頻度が高いのはノロウイルスによる胃腸炎で、約80%を占めます。ノロウイルスの感染が多いのは、晩秋から冬にかけての冬期前半です。冬季後半になるとロタウイルスが多くなってきます。

 

■保育所・幼稚園が流行の中心

同一施設で10人以上の患者が発生し、かつ病原体が検査で確認された事例の件数では、これまで高齢者施設が最も多くて半数近くを占め、次いで医療機関、保育所または幼稚園と続いていました。しかし近年、予防の取り組みが功を奏したためか、高齢者施設や病院での集団感染は減少しています。一方で保育所や幼稚園での集団感染は増加しており、現在は保育所・幼稚園が多く、東京都では報告のあった80施設のうち、62施設が保育所または幼稚園となっています。

 

■まとめ

ウイルス性の感染性胃腸炎は、基本的には1~2日で症状は落ち着き、後遺症もありませんが、学校や保育所の出席停止の基準がないため、子どもが集団生活を送る施設で感染が拡大する傾向にあります。家庭では、「あやしい」と思ったら欠席させること、トイレや食事の際には石鹸でしっかりと手を洗うよう言い聞かせることが大切になりそうです。

また、家族への感染を防ぐために、この時期はタオルやコップの共有は避けたほうが安心です。

 

Photo by://www.ashinari.com/2010/11/23-342920.php

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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