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子どもが吐いた…どんな原因が考えられるの?

 

子どもが吐くと「胃腸炎?」とびっくりしますが、嘔吐を引き起こす疾患は急性胃腸炎のほかにもさまざまな原因があります。ここでは子どもの嘔吐の原因について見ていきたいと思います。

 

■嘔吐ってなに?

嘔吐は、なんらかの原因で脳(延髄)の嘔吐中枢が刺激され、自分の意思とは関係ない「反射」によって胃の中身を体外に排出する、からだの防御反応です。

 

小児期(0~15歳)には頻繁にみられる症状のひとつで、急性胃腸炎などの消化器の疾患、頭部の打撲や髄膜炎などの中枢性の疾患、風邪やアレルギーによる下気道炎などの呼吸器疾患、心因性によるもの、中毒症状など、さまざまな原因があります。

 

●嘔吐を引き起こす疾患の例


・嘔吐に加えて腹痛、下痢、発熱がある→急性胃腸炎
・嘔吐に加えて腹痛、下痢、発熱、だんだん悪化する右腹部痛がある→急性虫垂炎
・空腹時の嘔吐や、みぞおち付近の痛みがある→十二指腸潰瘍
・食後に嘔吐する→胃炎、胃潰瘍など
そのほか、心因性嘔吐激しい咳に伴う嘔吐発熱に伴う嘔吐薬物中毒などがあります。

 

■急性胃腸炎

吐くことがある病気として最も頻度の高い急性胃腸炎は、ウイルスの感染で起こることが多く、鼻水や咳、発熱といった風邪とおなじような症状を伴うことが多くあります。

 

ウイルスの代表的なものが、ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルスなどです。
また、細菌による急性胃腸炎もあり、キャンピロバクター腸炎が最も子どもに多い細菌性胃腸炎です。病原性大腸菌による胃腸炎も多く発生しています。

 

■十二指腸潰瘍

成人ではストレスやピロリ菌の感染が原因で発症することの多い胃・十二指腸潰瘍。子どもでも乳幼児は少ないものの、学童期からは頻繁に見られることのある疾患です。子どもはピロリ菌の感染率が低く、ストレスが大きな要因となっているようです。

 

■まとめ

子どもが吐く病気の中心は急性胃腸炎などの感染性の胃腸炎ですが、風邪や咳、熱によって嘔吐が引き起こされているだけの場合や心因性の場合もあります。

 

子どもの胃腸は大人に比べてデリケート。子どもが吐いても慌てずに、嘔吐以外の症状や普段との違いをよく観察して、落ち着いて対処したいものですね。

 

Photo by:http://www.ashinari.com/2009/04/17-017204.php

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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